第8期富士通グループ環境行動計画(2016‐2018年度)

 

富士通グループは、COP21パリ協定で合意された気候変動における気温上昇2℃未満抑制に真摯に取り組み、長期的なゼロエミッションを目指して行動します。第8期環境行動計画においては、事業を通じた社会への貢献と自らの事業活動の環境負荷低減の2軸で第7期活動を深化させ行動しました。

具体的には、ICTサービスおよび製品のエネルギー効率・資源効率の向上によりお客様・社会の持続可能性に貢献するとともに、バリューチェーン全体で自らの事業活動における温室効果ガスの削減・環境負荷の低減に取り組みました。富士通グループは第8期環境行動計画の着実な実行を通じて、2050年までの中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」の達成を目指します。

社会への貢献

目標項目 (2018年度末までの目標)2018年度実績結果
(注1)
ICTの提供による社会の持続可能性と生物多様性への貢献
ICTサービスの提供により、社会の持続可能な発展に貢献する。18件の事例を公開
環境課題の解決に向けた革新的技術を開発する。84件の重点グリーン技術(注2)の外部発表
製品のライフサイクルにおける環境価値の向上
新製品の50%以上をエネルギー効率トップレベルにする。67.9%達成
製品の省資源化・資源循環性向上を推進し、新製品の資源効率を15%以上向上する。
(2014年度比)
25%向上
事業系ICT製品の資源再利用率90%以上を維持する。91.7%達成

自らの事業活動

目標項目 (2018年度末までの目標)2018年度実績結果
(注1)
バリューチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減
事業拠点の温室効果ガス (GHG) 排出量を削減する。
 GHG排出量を2013年度比5%以上削減する。30.3%削減
データセンターのPUEを2013年度比で8%以上改善する。6.7%改善×
エネルギー消費原単位を年平均1%以上改善する。1.1%改善
再生可能エネルギーの利用割合を6%以上に拡大する。8.6%達成
サプライチェーンにおけるCO2排出量削減の取り組みを推進する。2次お取引先46,000社以上に、削減活動実施を依頼
輸送における売上高当たりのCO2排出量を年平均2%以上削減する。6.2%削減
環境負荷の抑制
水使用量を累計で1%削減する。
(12.8万m3)
2.6%削減
化学物質 (PRTR) 排出量を2012~2014年度の平均以下に抑制する。(20.7 t)9.3 t
廃棄物発生量を2012~2014年度の平均以下に抑制する。(25,568 t)19,056 t
  • (注1)
    ○:目標達成、×:目標未達
  • (注2)
    重点グリーン技術:電力・エネルギー削減、工数効率化、省資源、社会課題に関する技術
ページの先頭へ