トップメッセージ

富士通株式会社 代表取締役社長 時田 隆仁

産業革命以降、テクノロジーの進化とグローバリゼーションによって社会は飛躍的に発展しました。しかし、その急激な成長は、地球温暖化や急激な都市化、格差の拡大などの様々な歪みも生み出しました。またデジタル社会に目を向ければ、AI、IoT、5Gといった技術が、私たちの生活やビジネスに利便性をもたらす一方で、プライバシーやセキュリティ、雇用の減少といった新たな課題を顕在化させています。

私は、富士通がグローバルに持続的に成長していくためには、地球の持続可能性に貢献しなければならないと信じています。サステナビリティに配慮した経営に取り組む本質は、富士通や地球社会が将来にわたり繁栄できるよう、経済、社会、ビジネスへのインパクトを考慮して、企業の在り方を大きく変容していくことです。

富士通はこれまでも、ICTを活用し、お客様に寄り添うことで様々な価値を提供してきました。しかしこれからは、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)企業」として、富士通自身の変革を行い、お客様とその先にある社会の課題解決をデジタルテクノロジーによるイノベーションで実現し、お客様や社会の長期的な成長を支援していきます。

これらの基盤となる考えは、SDGs達成への貢献です。2030年を見据えたSDGsは人類社会が今後も持続的に発展するための重要なテーマであり、富士通も経営の中心に据えて取り組んでいます。企業活動を通じたFUJITSU Wayの実践にこの世界的な枠組みを反映させることは、私たちがお客様と長年にわたり培ってきた「信頼と創造」を更に育み、グローバル企業としての責任を果たしていくことに他なりません。

その一歩として、富士通グループの各地域で推進していたサステナビリティのマネジメント体制を「グローバルレスポンシブルビジネス(GRB)」として統合しました。環境負荷低減、人権尊重やダイバーシティ&インクルージョン促進、責任あるデリバリー体制拡充などの非財務側面を含むさまざまな変革に、富士通グループは一丸となって取り組んでいきます。そして、GRBのカテゴリーごとにKPIを設定し、達成に向けた道のりを皆様にも共有していきます。

最後に、富士通は国連グローバル・コンパクトの署名企業として「人権・労働・環境・腐敗防止」に関する10原則を支持し、人々や社会へのマイナスの影響を最小化するあらゆる努力と、不正を許容しない企業風土(ゼロトレランス)の浸透を推進することをお約束します。

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