

富士通グループ中長期環境ビジョンFUJITSU Climate and Energy Vision
富士通グループでは、デジタル革新を支えるテクノロジーやサービスの提供を通じて、脱炭素社会の実現および気候変動への適応に貢献するとともに2050年に自らのCO2排出ゼロエミッションを目指す中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」を策定し、実現すべき未来の姿を示しました。
気候変動への対応の重要性
気候変動は国・地域を超えて長期間にわたり多大な影響を与える問題であり、グローバルに活動する当社にとって重要な課題です。
気候変動によりもたらされる災害は調達・物流・エネルギー供給網を寸断し、部品調達や事業所におけるエネルギー調達を困難にします。温室効果ガス(GHG)排出の規制強化は、当社操業に影響を及ぼすとともに、お客様に提供するICT製品・サービスも一層の省エネ化が必要とされます。規制や市場からの要求に対し、電力効率に優れた製品やサービスを提供できなければ、ビジネスの損失を招き、企業レピュテーションも低下する恐れがあります。その一方で、AI、IoTなどの先端技術による革新で、お客様や様々なステークホルダーとエコシステムを形成し、お客様・社会の電力使用の削減やグリーン電力の普及拡大など社会の脱炭素化に貢献し、気候変動の適応に資するサービス・ソリューションを提供することは、大きなビジネスの機会となります。
富士通グループでは、気候変動への対応を重要課題(マテリアリティ)と捉え、従来から環境行動計画の目標に掲げ積極的に取り組んできました。さらに、課題解決にリーディング企業として貢献するには、長期的なビジョンを持って、富士通グループが一丸となって取り組むことが必要であると認識し、外部有識者へのヒアリングや外部団体などの活動を通じての知見収集や様々なステークホルダーとの対話を行いました。これらを踏まえて、社長を委員長とする環境経営委員会*で、気候変動に関する中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」を策定し、2017年5月に発表しました。
*2017年当時。現在はサステナビリティ経営委員会。


Concept FUJITSU Climate and Energy Visionの基本コンセプトもっと見る +
デジタル革新を支えるテクノロジーやサービスにより「脱炭素社会への
貢献および気候変動の適応策への貢献」と「2050年の自らのCO2ゼロエミッション」に挑む。
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Vision1 自らのCO2ゼロエミッションの実現もっと見る +
2050年までに、自らのCO2排出量ゼロを目指すロードマップを策定しました。
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