マテリアリティ
富士通グループのマテリアリティ
2023年、富士通グループでは、中期経営計画の策定に伴いマテリアリティの改定を行いました。2018年に「CSR基本方針」の下、マテリアリティを特定しておりましたが、ビジネスを通じたお客様・社会への価値提供という観点をさらに取り入れた「経営におけるマテリアリティ」に更新しました。
中長期的な視点で2030年を見据え、「自社」および「ステークホルダー」の観点から評価を行い、持続的な成長に向けて解決すべき重要課題を、「必要不可欠な貢献分野」、「持続的な発展を可能にする土台」の2つのカテゴリーで6つのテーマと18項目を特定しました。必要不可欠な貢献分野について、Uvanceをはじめとする幅広い事業展開により、「地球環境問題の解決」、「デジタル社会の発展」、「人々のウェルビーイングの向上」に貢献する価値をお客様・社会に提供します。また、持続的な発展を可能にする土台について、富士通グループの価値創造の源泉として、「テクノロジー」、「経営基盤」、「人材」を強化し、新たなビジネスモデルやイノベーションの創出を支えます。
全社レベルでマテリアリティへの取り組みを推進し、経営における重要なリスクの低減・回避と事業機会の拡大を図り、富士通グループの企業価値向上と、地球環境問題、デジタル社会、人々のウェルビーイングにおいてネットポジティブの実現に貢献していきます。
マテリアリティ:6つのテーマ
マテリアリティ:18項目
必要不可欠な貢献分野(11項目)
地球環境問題の解決 Planet人と自然が共存・共栄し、
地球の未来を共に創る |
---|
気候変動(カーボンニュートラル) |
資源循環(サーキュラーエコノミー) |
自然共生(生物多様性の保全) |
デジタル社会の発展 Prosperity世界の繁栄と安定が両立する、
信頼性のあるデジタル社会を共に創る | |
---|---|
情報セキュリティ
確保 | デジタル格差の解消 |
情報・AI倫理の推進 | 働きやすい環境の推進と労働力不足解消 |
責任あるサプライチェーンの推進 |
人々のウェルビーイングの向上 Peopleあらゆる人々のウェルビーイングに向けた、
ヒューマンセントリックな生活基盤を構築する |
---|
QoL(生活の質)向上に向けた
医療ヘルスケアの推進 |
生涯教育・リスキリングの推進 |
顧客・生活者体験の向上 |
持続的な発展を可能にする土台(7項目)
テクノロジー Technology最先端デジタル技術を創出し、持続可能な
社会システムに変革していく機会を共創する |
---|
最先端技術の開発および
イノベーションの創出 |
経営基盤 Management Foundationビジネス環境に柔軟に対応し、高効率・迅速な意思決定を図るデータドリブン経営を行う |
---|
ガバナンス・コンプライアンス |
リスクマネジメント |
経済安全保障対応 |
デジタルトランスフォーメーション(DX) |
人材 Human Capital社内外の多才な人材が俊敏に集い、
社会の至るところでイノベーションを創出する |
---|
DE&I |
ウェルビーイング・人材育成 |