Career & Growth Wellbeing

 

方針

「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」という当社のパーパス実現に向け、社内外の多彩な人材が俊敏に集い、社会のいたるところでイノベーションを創出する企業となることを目指して社員の成長機会拡充に取り組んでいます。サステナブルな世界を実現するために、これまで富士通が得意としていたテクノロジー領域を活かし、専門性や経験を有する多様な人材が集う組織づくりに力を注いでいます。また、会社から一律の研修を提供するのではなく社員一人ひとりの自律的な学びと成長を支援するために、グローバル共通の施策をベースとして学びやキャリアの選択肢を広く提供しています。当社で働く人材がそれぞれの想いをもってチャレンジできる企業文化の醸成を進め、社員の成長とキャリア実現においても世界でトップクラスの企業となることを目指しています。

推進体制

パーパスの実現に向け、グローバル一体となった人材育成施策を推進するための体制を構築しています。全社経営方針に対する人材育成をEngagement & Growth統括部が、部門の戦略・ビジネスニーズに対する人材育成は各部門の人材開発部が主査となり、強化すべき人材やスキルの明確化、育成施策の企画などを行っています。

また、各リージョンの人材開発部門と連携しながらグローバル共通でのナレッジシェアを推し進めるとともに、リージョンに特化したローカル施策も組み合わせながらあらゆる社員が学び、成長できるための支援を強化しています。

なお、専門性の高い研修・教育の実行については、人材育成サービスを提供するグループ会社の株式会社富士通ラーニングメディアが担っています。

また、社員の声を反映する仕組みとして、エンゲージメントサーベイをグローバルに年2回実施し、組織単位の結果を社内に公開することで各組織の改善へのアクションに繋げています。加えてより高い頻度でシンプルに声を聞くパルスサーベイやアンケートなども定期的に実施しています。これらのデータを分析するとともに重点施策を明確化して実行し、さらにフィードバックを得るサイクルをまわしています。

キャリアオーナーシップ実現に向けて

2022年4月より、社員一人ひとりの挑戦と成長を後押しする「ジョブ型人材マネジメント」の考え方に基づく新たな人事制度を、国内グループに導入しました。これに伴い、社員のキャリアオーナーシップに基づく挑戦・成長の支援に向けて、各個人に着目した施策を実施しています。

また、一人ひとりが自らのキャリアを定期的に振り返り、目指すキャリアを見つめ直す機会として各世代に対してキャリアオーナーシッププログラムを拡充しています。

挑戦の機会としては、グローバルでの社内ポスティング制度により富士通グループ社員全員が自身の目指すポジションへの異動や昇格にチャレンジすることができます。さらに社員の成長を支援する仕組みとして、学びのプラットフォーム上で社内外の多様な学習コンテンツをいつでもどこでも受講することができるとともに、習得したスキルを可視化できる仕組みの整備を進めています。

また、上司は1on1による対話を通して、部下のキャリア志向や特性に応じて具体的なアドバイスや支援を行っています。

2022年5月にはキャリアオーナーシップを全社で考えるためのオンライン社内イベント「Career Ownership Days」、6月にはSDGsやWellbeing、Fujitsu Uvanceをテーマとした、約13万人の富士通グループ社員向けのグローバル一体型イベント「Fujitsu Learning Festival 2022」を開催するなど、社員がキャリアオーナーシップを発揮できるような取り組みを実施しています。

育成体系
育成体系

社員一人ひとりのキャリア実現を支援する仕組み
社員一人ひとりのキャリア実現を支援する仕組み

Fujitsu Uvanceを支える取り組み

当社がサステナブルな世界の実現を目指して掲げている事業ブランド「Fujitsu Uvance」を進めるために、社会やお客様の課題に向き合い解決することができる専門性と変革実行力を備えた人材が求められています。様々な取り組みにより「Fujitsu Uvance」と当社パーパスの実現を人材面から支えています。

ビジネスプロデュース変革プログラム

従来の業種別の営業職を、業種の枠を越えたクロスインダストリーでの新たなビジネスの創出を担うビジネスプロデューサーに変革すべく、国内グループの全営業職約8,000人を対象にスキルアップ・スキルチェンジ研修や保有スキルの見える化を実施しました。

Global FDE

「Global Fujitsu Distinguished Engineer」(以下、「Global FDE」)は、当社の技術の顔として、その卓越した技術力の活用によりお客様のビジネス課題を解決する先鋒を担います。富士通グループのエンジニアの最高峰としてグローバル共通の基準で認定され、当社の事業戦略や技術戦略の策定に参画します。

当社の新事業ブランド「Fujitsu Uvance」が掲げる将来の重要な技術領域である「ハイブリットIT」「ネットワーク」「サイバーセキュリティ」「AI」「データ」「コンピューティング」「プロジェクトマネジメント」の7つの認定領域を設定し、2022年度までにグローバル全体で32名の「Global FDE」を認定しました。

さらには、ジョブ型人事制度と連動させる形でビジネス戦略やお客様の価値創造に貢献しているエンジニアの処遇とキャリアパスとして位置付けていきます。

Global Strategic Partner Academy

本プログラムは、当社の戦略的なテクノロジーパートナーであり、世界中で活用されている最先端のITサービスを提供しているServiceNow, Inc.、SAP SE、Microsoft Corporationの3社の協力のもとで実施され、3社のサービスのスキルや知識を含む、最先端のデジタル技術やノウハウを習得可能な共通のプログラムをグローバルに展開し、専門性の高い知識やノウハウを身に付けた人材の増加を図っています。2021年12月より開始し、これまでに57名の社員が本プログラムで身に着けた知識をもとにお客様に専門性の高いITサービスを提供しています。

技術革新によるサステナブルな社会の実現を目指して長期的に人材へ投資するとともに、誰もがデジタル関連の業務へ挑戦可能な環境を創出し、当社やパートナー企業、お客様が一体となることで、デジタル技術の可能性を最大限に引き出すことを目指します。デジタル技術に長けた人材の連携をグローバル規模で強化することで、お客様や社会における課題解決を支援していきます。

Fujitsu Innovation Circuit

Fujitsu Innovation Circuitは、誰もが挑戦の舞台に立つことができる会社になること、挑戦から何を学んだのかという会話や、挑戦している人たちへの応援が当たり前になされる会社になること、これからの富士通を牽引し、Uvanceで目指す世界を実現していくイントラプレナー(社内起業家)を誕生させることを目標としています。

2021年11月より開始したAcademy、Challengeの2つのステージでは米国バブソン大学のアントレプレナーシップ准教授山川恭弘氏の全面監修の下、アントレプレナーシップの学習と実践により、イントラプレナーを育成しており、第1期では455名が参加して企業のノウハウ・マインドを身に着けました。また、2022年4月からは参加対象を全世界に所属する富士通グループ社員13万人にグローバル展開しています。

2021年度実績

  • 一人当たりの年間平均学習実績、年間教育金額(富士通および国内グループ会社)
 全体平均
年間平均学習時間
※国内グループ全体
42.0時間
年間教育金額
※グローバル全体
81.7千円
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