グローバルレスポンシブルビジネス(GRB)の目標と実績
GRBの目標と2019年度の主な実績
項目 | ありたい姿と2022年度に向けた目標(KPI) | 2019年度の主な実績 |
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人権・D&I | ◆人権
実社会/デジタル社会において、「人間の尊厳」への配慮が全ての企業活動に反映され、「人を中心とした価値創造」が恒常的に行われている。 <目標> 「人権尊重」の社内浸透
| ◆人権
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◆ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
多様性を尊重した責任ある事業活動(レスポンシブルビジネス)に取り組み、誰もが自分らしく活躍できる企業文化を醸成する。 個人のアイデンティティ、特に、性別、年齢、SOGI、民族・人種、健康・障がいに関わらず、誰もが違いを認めあい、活躍できるようにする。 <目標> インクルーシブな企業文化の醸成
| ◆ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
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ウェルビーイング | すべての社員が心身ともに健康でいきいきと働くことができる環境をつくりだす。また社員が自己の成長を実現させて、その力を最大限に発揮できる機会を提供する。
<目標> いきいきと働くことができる職場環境の提供
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環境 | グローバルな環境リーディング企業として社会的責任を果たす。気候変動対策としてパリ協定の1.5℃目標の達成と、革新的なソリューションの提供による、資源の有効利用含めた環境課題解決に貢献する。
<目標> 社会的責任の遂行と環境課題解決への貢献 |
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コンプライアンス | 富士通グループは、企業価値の維持・向上の観点から、コンプライアンスを含む内部統制体制の整備および運用を経営の最重要事項の1つと認識し、Fujitsu Wayの「行動規範」を組織全体に周知徹底する。さらに、あらゆる事業活動において社会的な規範を含むより高いレベルの企業倫理を意識し、誠実に行動する。
<目標> コンプライアンスに係るFujitsu Way「行動規範」の組織全体への周知徹底をさらに図るために、グループ全体にグローバルコンプライアンスプログラムを展開することで、高いコンプライアンス意識を組織に根付かせるとともに、経営陣が先頭に立って、従業員一人ひとりがいかなる不正も許容しない企業風土(ゼロトレランス)を醸成する。
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サプライチェーン | 富士通グループは自社サプライチェーンにおいて、人権や環境、安全衛生に配慮した責任ある、かつ多様性に富む調達を実現する。
<目標> ● 自社サプライチェーンにおける責任ある調達の実現 当社主要取引先による責任ある調達の国際基準への準拠へ向け、当社主力製品の主要な製造委託先・部品取引先より、下記文書のいずれかを入手する。(目標KPI=100%)
従来の取組と並行して、サプライチェーンの多様性確保をResponsible Businessの目標に位置づけ、グローバルに推進。 |
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安全衛生 | 富士通グループは全ての事業活動において、心とからだの健康と安全を守ることを最優先し、各国各地域の事情にあわせた、安全で健康的な職場環境を提供する。
グループ会社を含むすべての職場において、安全で働きやすい環境を実現し、心とからだの健康づくりを推進する。
| 環境に合わせた健康教育の実施
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コミュニティ | 地球社会への帰属意識を有する社員が、社会課題への共感性を高めて活動を共創することで、社会のみならず経済/ビジネスによいインパクトをもたらしている。
創出したインパクトを評価/分析・発信し、更なる価値を社会に提供している。 <目標> 企業文化および社員のマインドセット変革への貢献
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- (注1)SBT : Science Based Targets
世界の平均気温上昇抑制に向けた、企業の温室効果ガス削減目標に関する国際イニシアチブ - (注2)2020年度内に1.5℃相当のGHG削減量の数値目標値を算定
- (注3)RBA : Responsible Business Alliance
電子機器メーカーや大手サプライヤーなど、約140社が加盟する国際イニシアチブ。行動規範を定め、サプライチェーン上の環境や労働者の人権および労働条件や、倫理・安全衛生などの改善を進めている。