社員への環境教育・啓発活動
富士通グループでは、「環境経営を推進していくためには、全社員の環境意識の向上と積極的な取り組みが必要不可欠である」という考えの下、様々な環境教育・啓発を実施しています。
包括的な環境教育の実施
すべての社員を対象として、全社教育体系のプログラムにおいて環境e-learningの機会を提供し、環境経営に関する基本的な理解を促しています。また、部門別の教育も実施しています。さらに、環境業務を担当する社員に対しては、内部監査員教育や廃棄物実務担当者教育などの専門教育を実施しています。
環境e-learning
『富士通グループの環境経営と社員一人ひとりの役割』をテーマとして、「環境に関わるグローバル動向」、「富士通グループの環境経営」、「社員一人ひとりの役割」に関して、包括的に学ぶことのできる教育機会を提供しています。この教育は、全社社員教育体系の下、富士通社員が持つべき基本知識として位置付けられています。
<環境e-learningのイメージ>




WEB、SNSによるコミュニケーション
WEBによる情報発信のほか、SNSにて意見を活発に交換することで、社員が環境・社会問題を自分ごと化することを促進しています。
マイバッグ宣言のポスター
- プラスチック廃棄物問題の社内浸透
従来の事業活動を通じたプラスチック廃棄物の削減に加え、2019年6月から、オフィスにおける使い捨てプラスチック削減活動を実施し、従業員の意識を喚起する活動を活発化しています。イントラネットやSNSを使い社内キャンペーンを展開し、多くの社員の声を聞きながら意識啓発と社内浸透に努めました。- レジ袋など使い捨てプラスチックごみの削減に向けて、イントラネット上でマイバッグ宣言のキャンペーンを実施しました。社員3,000名以上からメッセージの投稿がありました。
- 社内SNS Yammerに「サステナブルな消費活動」のグループを立ち上げ、マイボトルキャンペーンを実施しました。国内事業所の自動販売機におけるペットボトル飲料の切り替えや、社内カフェテリアにおけるプラスチック製ストローの撤廃などの活動に合わせてキャンペーンを実施したことで、日常のエコアイデアや、環境・社会問題に富士通グループがどう貢献できるかなどについて活発な意見交換が行われました。
- 公開WEBサイトにおいても、海洋プラスチックごみ問題をテーマにした対馬エコツアーの報告のほか、動画サイトに海洋プラスチック問題解説動画を掲載し、社内に限らず広く意識啓発に努めています。
Yammerコミュニティサイト「サステナブルな消費活動」