取り組み(事例)紹介

 

温室効果ガス(GHG)排出量の削減・エネルギー効率の改善

燃料電池発電システムを熊谷サービスソリューションセンターに導入

富士通フロンテック株式会社では、環境配慮型発電システムである固体酸化物形燃料電池(SOFC)を、熊谷サービスソリューションセンター(埼玉県熊谷市 以下、熊谷SSC)に導入、運用を開始しました。燃料電池の導入は国内の富士通グループで初めての事例となります。

熊谷SSCでは、金融機関向けアウトソーシングサービスや、流通店舗向けヘルプデスクサービスなど24時間365日稼働が必要なサービスを提供しています。主要サービスのBCP対策と環境に配慮した電力確保の両立を検討した結果、自然災害などで電力供給が停止した場合にも安定した電力確保が可能であり、CO2排出量削減が可能なBloom Energy Japan株式会社の燃料電池発電システムを導入しました。

本システム導入により、熊谷SSCで消費される電力量の約50%を燃料電池で賄え、必要電力量の全てを電力会社から調達した場合に比べ、CO2排出量を年間約35%削減(2018年度比)できる見込みです。

今後も省エネの推進やクリーンエネルギーの活用で、CO2排出量削減に取り組み、企業としての継続的な発展と持続可能な社会・環境の実現に貢献します。

燃料電池発電システム富士通フロンテック 熊谷SSCに設置された燃料電池発電システム
燃料貯蔵用タンク燃料貯蔵用タンク

[2020年8月掲載]

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