
環境
ありたい姿
グローバルなSXリーディング企業として社会的責任を果たす。自らのカーボンニュートラル実現に加え、お客様との共創により、革新的なソリューションを提供することで様々な環境課題を解決する。
2025年度目標
社会的責任の遂行と環境課題解決への貢献
- KPI*:
- 自社・サプライチェーンにおけるSBTネットゼロを目指したGHG排出削減
- 事業活動に伴うリスクの回避と環境負荷の最小化
- ビジネスを通じたお客様・社会の環境課題解決への貢献
- *具体的な目標は、第11期環境行動計画で策定
環境マネジメント
富士通は、1935年の創業以来、「自然と共生するものづくり」という考えのもと、環境保全を経営の最重要事項の一つと位置づけています。グローバルICT企業としての使命を認識し、社長を委員長とする「サステナビリティ経営委員会」のもと、経営トップのコミットメントによる環境経営を推進しています。また、グループ一体となった環境活動を実践するため、国際規格ISO14001に基づいた環境マネジメントシステム(EMS)を構築しています。
- GRB (Global Resposible Business) 目標への対応
- 環境方針
- 社員への環境教育・啓発活動
- 環境マネジメントシステム(EMS)
- ISO14001認証取得実績
- 外部評価・表彰
- 環境リスクへの対応
- 環境活動の歩み
- グリーン調達
気候変動問題に関する環境ビジョン
富士通グループは、バリューチェーンでのネットゼロの達成と、カーボンニュートラル社会の実現および気候変動対策への適応に貢献することを目標にした、富士通グループ環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」を策定しています。また、気候変動に関する国際的イニシアチブに賛同・参画し、温室効果ガスの排出削減や再生可能エネルギー利用に関する目標を設定しています。
- 環境ビジョン
- 環境目標
- TCFDに基づく情報開示
- 気候変動対策に向けたイニシアチブとの協働
自然共生(生物多様性の保全)
富士通グループは、ネイチャーポジティブの達成に向け国際目標(昆明・モントリオール生物多様性枠組)に沿った、2050年あるべき姿と2030年中期目標、2025年短期目標(第11期環境行動計画)を2022年に策定しました。今後、生物多様性保全の取り組みを実施していきます。
環境行動計画
富士通グループは、環境活動を計画的かつ継続的にレベルアップさせるため、具体的な取り組み目標として環境行動計画を定め、PDCAサイクルを回しています。環境行動計画は1993年から継続的に更新しており、第8期(2016~2018年度)以降は、環境ビジョンからバックキャストした計画を策定し推進してきました。第11期(2023~2025年度)では、気候変動対策を中心に、資源循環、自然共生といったグローバルな社会課題に対応した活動を、引き続き推進していきます。
- 富士通グループ環境行動計画 ※第11期含む
- 第10期富士通グループ環境行動計画(2021~2022年度)
気候変動
- マネジメントアプローチ
- 事業拠点におけるGHG排出量の削減
- 再生可能エネルギーの利用拡大
- 製品使用時の消費電力によるCO2排出量の削減
- サプライチェーン上流におけるCO2排出量削減
資源循環
- マネジメントアプローチ
- 製品の省資源化・資源再利用とサーキュラーエコノミーの取り組み
- 水使用量の削減
- サプライチェーン上流における水資源保全
自然共生
環境コミュニケーション
持続可能な環境経営のためには、社会との双方向コミュニケーションが重要です。富士通グループは、お客様や従業員に対して活動実績を報告・開示するだけでなく、幅広いステークホルダーとの対話を通じて、社会との信頼、協力関係を構築しています。
ICT製品の処分・リサイクル方法
富士通は、環境大臣から認定を受けた産業廃棄物広域認定業者として、日本全国をカバーする使用済みICT製品の回収・リサイクルシステムを構築し、全国3拠点の富士通リサイクルセンターに集約・処分することで、資源の再利用を推進しています。
ICT製品における環境配慮
富士通グループは、環境配慮製品の開発を推進するための独自基準を設けており、適合する製品を「グリーン製品」や「スーパーグリーン製品」として認定しています。また、省エネやリサイクルに関する環境ラベルを取得し、製品の環境情報をお客様に公開しています。