本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

今までに発表した製品:ETERNUS NR1000 F2720/F2750/F8200/F8300 ネットワークディスクアレイ

ETERNUS NR1000 F2720/F2750/F8200/F8300 ネットワークディスクアレイは、2021年3月31日に販売終息しました。 本製品の後継製品は、ETERNUS HX seriesです。

富士通のNASとは

多種多様なサーバやクライアントが混在する複雑なネットワーク上では、ファイル管理のための負担が増える一方です。こうした中、ストレージ統合やファイル共用は、ファイル管理の負荷を軽減する手段として注目されています。NASとは、ネットワーク接続のストレージ装置のことです。よくNASをファイルサーバと言うことがありますが、NASのそもそもの成り立ちがファイルサーバ専用機だったことに由来します。富士通のNASは、ネットワーク処理とファイルシステム処理を一体化し、高速化を実現した高性能かつ信頼性に優れたファイルサーバです。各種ファイルアクセスプロトコルのマルチサポート、ハイパフォーマンス、高い拡張性を実現。すでにCAD/CAE、インターネット/イントラネットなど様々な分野で、多数のサーバやクライアントがアクセスするファイルの共通の格納庫として実績をあげています。
富士通のNAS製品は、さまざまな機能を組み合わせデータの有効活用を主眼としたストレージソリューションとして提供し、可用性の高いストレージ環境を創造します。

富士通のNAS製品 ETERNUS NR1000F series


ETERNUS NR1000
F2720/F2750

ETERNUS NR1000
F8200/F8300

ETERNUS NR1000
F8700/F9000

DAS、NAS、SANの違い

ストレージシステムの形態は、DAS(Direct Attached Storage)、NAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)に分類できます。簡単に言えば、サーバに直接接続するシステムがDASで、ネットワークにストレージを接続するシステムがNASまたはSANです。中でもNASは、既存のLANに接続可能なため、比較的導入が容易で初期コストも抑えられます。 以下、NAS、SANの違いは以下の通りです。

  DAS NAS SAN
メリット
  • ネットワークを介さず、サーバにストレージを直接接続するため、スキルや知識がなくても簡単に導入できる。
  • 導入コストが低い。
  • ストレージを既存のLANに接続するため、導入が比較的容易である。
  • 導入コストが比較的低い。
  • ストレージ専用のネットワークを構成するため、アクセスが非常に高速。
  • システムを冗長構成にすることで可用性が向上できる。
  • ストレージの集中管理が可能。
デメリット
  • サーバを経由してアクセスするため、アクセス速度が遅い。
  • サーバで障害が発生するとストレージにアクセスできない。
  • 増設時にはサーバの増設も必要であり、コストや管理の負荷が大きくなる。
  • アクセス速度は既存のLANに依存する。
  • LANに対する負荷が大きく、ネットワーク速度低下の原因となる。
  • 導入時には高度なスキル・知識が必要。
  • 専用機器が必要であるため、導入コストが高い。
構成例 1台のサーバに1台のストレージ ファイルサーバの統合 SANによるストレージの統合
詳細情報 DASとは NASとは SANとは