本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

FUJITSU Storage
ETERNUS LT20 S2 テープライブラリ

災害時対策として遠隔地にフルバックアップを保管したり、必要なデータだけを長期にわたってアーカイブとして保管するなど、オフライン管理の用途に最適

標準価格269万3,000円(税別・最小構成時)より
【主要な構成内訳】LTO Ultrium7 ハーフハイトテープドライブ×1, 収納巻数8巻

ETERNUS LT20 S2 概要

基幹IA/UNIX/PCサーバ対応 エントリー向けテープライブラリ

高性能

  • 大容量LTO Ultrium™フォーマットをテープドライブに採用し、第七世代のLTO Ultrium7、第八世代のLTO Ultrium8に対応に加え、第九世代のLTO Ultrium9に対応
  • 高さ1Uのラックスペースに、カートリッジテープを最大8巻収納可能
  • 最大1,080GB/時間(非圧縮時)の転送性能を実現

高信頼

  • 内蔵したロボットにより、カートリッジテープの交換作業を自動化し、人為的ミスによるデータ損失を低減
  • オペレーターパネルの操作はパスワードで保護され、不正操作によるカートリッジテープの持出を防止

操作性/柔軟性

  • 全スロットが着脱可能なマガジン方式のため、カートリッジテープの交換もマガジンを引き出すだけで簡単
  • マガジン単位での管理や交換が可能のため、オフサイト管理が容易
  • 正面のオペレーターパネルで容易に状態確認/操作可能。さらにWebベースでの管理モニタ機能を標準装備し離れた場所からでも状態確認/操作可能
  • LTFS(Linear Tape File System)により、専用のバックアップソフトウェアやアーカイブソフトウェアを使用せず、ファイルアクセスが可能

セキュリティ

ETERNUS LT20 S2 仕様・諸元

仕様・諸元

ETERNUS LT20 S2仕様・諸元
最大収納カートリッジ数8巻
バックアップ容量
(非圧縮時)
LTO Ultrium9 カートリッジテープ最大144.0TB
LTO Ultrium8 カートリッジテープ最大96.0TB
LTO Ultrium7 カートリッジテープ最大48.0TB
LTO Ultrium6 カートリッジテープ最大20.0TB
LTO Ultrium5 カートリッジテープ最大12.0TB
データ転送時間(非圧縮時)最大1,080GB/時間
搭載コンポーネントロボット数1
テープドライブ数1
テープドライブ仕様LTO Ultrium9
ハーフハイト
テープドライブ
暗号化機能搭載
転送速度(FC)750MB/秒 (圧縮時)(注1)/300MB/秒 (非圧縮時)
転送速度(SAS)750MB/秒 (圧縮時)(注1)/300MB/秒 (非圧縮時)
記憶容量45.0TB/巻 (圧縮時)(注1)/18.0TB/巻 (非圧縮時)
LTO Ultrium8
ハーフハイト
テープドライブ
暗号化機能搭載
転送速度(FC)750MB/秒 (圧縮時)(注1)/300MB/秒 (非圧縮時)
転送速度(SAS)600MB/秒 (圧縮時)(注1)/300MB/秒 (非圧縮時)
記憶容量30.0TB/巻 (圧縮時)(注1)/12.0TB/巻 (非圧縮時)
LTO Ultrium7
ハーフハイト
テープドライブ
暗号化機能搭載
転送速度(FC)750MB/秒 (圧縮時)(注1)/300MB/秒 (非圧縮時)
転送速度(SAS)600MB/秒 (圧縮時)(注1)/300MB/秒 (非圧縮時)
記憶容量15.0TB/巻 (圧縮時)(注1)/ 6.0TB/巻 (非圧縮時)
平均アクセス時間34秒
ホストインターフェースファイバチャネル最大8Gbit/s
SAS(LTO Ultrium9 ハーフハイトテープドライブ)最大12Gbit/s
SAS(LTO Ultrium8, LTO Ultrium7 ハーフハイトテープドライブ)最大6Gbit/s
ホストインターフェース数1
外形寸法(W×D×H)478×809×44mm
[482×809×60mm (注2)]
最大質量12.0kg [22.0kg (注2)] (注3
19インチラック搭載(占有ユニット数)1U
電源条件電圧AC100V~240V (注4
相数単相
周波数50/60Hz
最大所要電力65W (80VA)
最大発熱量234kJ/h
周囲環境条件温度LTO Ultrium915~25℃ (動作時), -40~60℃(輸送時)
LTO Ultrium8, LTO Ultrium710~35℃ (動作時), -30~60℃ (非動作時)
湿度LTO Ultrium920~50%RH(動作時), 10~80%RH(輸送時)
LTO Ultrium8, LTO Ultrium720~80%RH(動作時), 10~80%RH(輸送時)
電源コンセント必要コンセント数1
コンセント形状AC100V仕様平行2ピン アース付 (NEMA 5-15)
AC200V仕様(注4)AC100V仕様ロック式2ピン アース付 (NEMA L6-15)
  • 注1
    圧縮比2.5:1の場合。
  • 注2
    [ ]はスタンドアロンキットオプション使用時。
  • 注3
    カートリッジテープの質量は含みません。
  • 注4
    200V電源使用時は、別途200Vの電源ケーブル・オプションの購入が必要です。

使用可能なカートリッジテープ


記憶容量
注1
LTO Ultrium7
テープ
ドライブ
LTO Ultrium8
テープ
ドライブ
LTO Ultrium9
テープ
ドライブ
LTO Ultrium4
カートリッジテープ
注2)(注3
800GB
(1,600GB)
Read/Write
不可
Read/Write
不可
Read/Write
不可
LTO Ultrium5
カートリッジテープ
注2)(注3
1,500GB
(3,000GB)
Readのみ可Read/Write
不可
Read/Write
不可
LTO Ultrium6
カートリッジテープ
注2)(注3
2,500GB
(6,250GB)
Ultrium6
フォーマット
Read/Write
Read/Write
不可
Read/Write
不可
LTO Ultrium7
カートリッジテープ
注2)(注3
6,000GB
(15,000GB)
Ultrium7
フォーマット
Read/Write
Ultrium7
フォーマット
Read/Write
Read/Write
不可
LTO Ultrium8
カートリッジテープ
注2)(注3
12,000GB
(30,000GB)
Read/Write
不可
Ultrium8
フォーマット
Read/Write
Ultrium8
フォーマット
Read/Write
LTO Ultrium9
カートリッジテープ
注2)(注3)(注5
18,000GB
(45,000GB)
Read/Write
不可
Read/Write
不可
Ultrium9
フォーマット
Read/Write
クリーニング
カートリッジ
Ultrium1 クリーニングカートリッジ U(注4
  • 注1
    カッコ内の数値は2.5:1圧縮時(LTO Ultrium4,5は2:1圧縮)の容量です。
  • 注2
    LTO Ultrium4, 5, 6 ,7, 8, 9カートリッジテープ(WORMタイプ)が使用可能なテープドライブの組み合わせは上記の表と同一です。
  • 注3
    LTO Ultrium6 ,7, 8, 9テープドライブの暗号化機能は、Ultrium4, 5, 6, 7, 8, 9カートリッジテープのみ使用可能です。
  • 注4
    クリーニングカートリッジは、富士通コワーコ(株)で販売している純正品「Ultrium1 クリーニングカートリッジ U」(商品番号:0160280)をご使用ください。クリーニングカートリッジの最大使用回数は、約50回です。
  • 注5
    LTO Ultrium9カートリッジテープは初期化をしてから運用に使用する必要があります。 LTO Ultium9カートリッジテープの初期化には1巻あたり最大2時間が必要です。LTO Ultium9カートリッジテープの初期化方法については使用されるテープライブラリ装置のマニュアルを参照ください。

[ご参考]
LTO Ultrium データカートリッジ関連商品については、富士通コワーコ株式会社にて販売しています。詳細は以下ユーザーズガイドの「6.1 LTO Ultrium データカートリッジ 関連製品一覧」を参照願います。
LTO Ultrium データカートリッジ ユーザーズガイド PDF

環境への配慮

グリーン製品の提供

ETERNUS LT20 S2は、当社の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有/使用規制、省エネルギー、環境情報の提供など)をクリアした地球環境に配慮した「グリーン製品」です。

サポートサーバー/OS

バックアップサーバーサポートOSバックアップソフトウェア
メーカー名サーバー名
富士通基幹IAサーバー
PRIMEQUEST
3000シリーズ
4000シリーズ
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)
Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
Veritas NetBackup 8.0以降
ETERNUS SF TSM 8.1以降
ETERNUS SF TSM EE 8.1以降
NetVault Backup 12以降
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Enterprise
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 Enterprise
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter
Arcserve Backup r17.5以降
Veritas NetBackup 8.0以降
ETERNUS SF TSM 8.1以降
ETERNUS SF TSM EE 8.1以降
NetVault Backup 12以降
Veritus Backup Exec 16以降
PCサーバー
PRIMERGY
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
Veritas NetBackup 8.0以降
ETERNUS SF TSM 8.1以降
ETERNUS SF TSM EE 8.1以降
NetVault Backup 12以降
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Arcserve Backup r19以降
Veritas NetBackup 9.1以降
NetVault 13以降
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Enterprise
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Arcserve Backup r17.5以降
Veritas NetBackup 8.0以降
ETERNUS SF TSM 8.1以降
ETERNUS SF TSM EE 8.1以降
NetVault Backup 12以降
Veritus Backup Exec 16以降
Veeam Backup & Replication 9.5.4以降
SUSE Linux Enterprise Server 15(for AMD64)
SUSE Linux Enterprise Server 15(for Intel 64)
SUSE Linux Enterprise Server 12(for AMD64)
SUSE Linux Enterprise Server 12(for Intel 64)
NetVault Backup 12以降
SPARC M10/
SPARC Enterprise
Oracle Solaris 11Veritas NetBackup 8.0以降
ETERNUS SF TSM 8.1以降
ETERNUS SF TSM EE 8.1以降
NetVault Backup 10以降
Oracle/SunSPARC ServersOracle Solaris 11Veritas NetBackup 8.0以降
IBM Spectrum Protect 8.1
NetVault Backup 12以降
CommVault
その他各社PCサーバーRed Hat Enterprise Linux 8(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7(for Intel64)
Veritas NetBackup 8.0以降
ETERNUS SF TSM 8.1以降
ETERNUS SF TSM EE 8.1以降
NetVault Backup 12以降
Windows Server® 2022 Datacenter
Windows Server® 2022 Standard
Arcserve Backup r19以降
Veritas NetBackup 9.1以降
NetVault 13以降
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Enterprise
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Arcserve Backup r17.5以降
Veritas NetBackup 8.0以降
ETERNUS SF TSM 8.1以降
ETERNUS SF TSM EE 8.1以降
NetVault Backup 12以降
Veritus Backup Exec 16以降
Veeam Backup & Replication 9.5.4以降
SUSE Linux Enterprise Server 15(for AMD64)
SUSE Linux Enterprise Server 15(for Intel 64)
SUSE Linux Enterprise Server 12(for AMD64)
SUSE Linux Enterprise Server 12(for Intel 64)
Veritas NetBackup 8.0以降
NetVault Backup 12以降
  • 接続するサーバーのOSによってサポートしているソフトウェアが異なります。適用時は、弊社担当営業または販売パートナーまでお問い合わせください。

PRIMERGYとの組み合わせ表

資料名版数サイズ
FUJITSU Storage ETERNUS LT20 S2/LT140 - PRIMERGYサポート組み合わせ表 PDF2024年1月18日 第28版160 KB

特長・機能

高性能と高信頼

操作性と柔軟性

セキュリティ

省電力

適用例

カタログ・資料

資料名版数サイズ
ETERNUS LT20 S2 PDF2023年12月版913KB
ETERNUS LT140 PDF2023年12月版950KB

補足:ETERNUS 総合カタログ(DXを支えるデータ基盤を実現するストレージシステム)は「カタログ・資料」からご覧いただけます。

PRIMERGYとの組み合わせ表

資料名版数サイズ
FUJITSU Storage ETERNUS LT20 S2/LT140 - PRIMERGYサポート組み合わせ表 PDF2023年3月2日 第27版192 KB

テープライブラリに関するその他の資料

ダウンロード(ドライバ/ファームウェア)

デバイスドライバ/MIBファイル

ツール名 概要
ETERNUS LT series デバイスドライバ for Windows Server Quest NetVault ETERNUS LT20 S2/LT140/LT260でQuest NetVaultを使用するために必要なデバイスドライバです。ダウンロードは無料です。
Veeam® Backup & Replication™ ETERNUS LT20 S2/LT140でVeeam Backup & Replicationを使用するために必要なデバイスドライバです。ダウンロードは無料です。
ETERNUS LT20 S2 MIBファイル ETERNUS LT20 S2 をSNMPプロトコルで監視するために必要なMIB(Management Information Base)ファイル。ダウンロードは無料です。
ETERNUS LT series LTOドライブ デバイスドライバ(IBM) for Windows Server ETERNUS LT20 S2/LT40 S2/LT60 S2/LT140/LT260に搭載するIBMドライブ用のデバイスドライバです。お使いのバックアップソフトウェアでデバイスドライバの指定がない場合は、こちらのデバイスドライバを使用するようにしてください。ダウンロードは無料です。
ETERNUS LT series LTOドライブ デバイスドライバ(HPE) for Windows Server ETERNUS LT20 S2/LT40 S2/LT60 S2/LT260に搭載するHPEドライブ用のデバイスドライバです。お使いのバックアップソフトウェアでデバイスドライバの指定がない場合は、こちらのデバイスドライバを使用するようにしてください。ダウンロードは無料です。

テープドライバ組み合わせ表

ツール名 概要
FUJITSU Storage ETERNUS LT20 S2, LT140 テープドライバ組み合わせ表 PDF Windows ServerとETERNUS LT20 S2/LT140とのサポート状況を示すテープドライバの組み合わせ表です。

ファームウェア

ETERNUS LT20 S2の最新版には、追加機能のサポート、またはファームウェアの修正データが含まれています。ETERNUS LT20 S2は弊社が提供する最新版ファームウェアを適用して使用してください。
最新版は以下のお客様専用ホームページ「SupportDesk-Web」にて提供しています。
https://eservice.fujitsu.com/supportdesk-web/
なお、適用はお客様による作業となりますが、弊社に作業をご依頼される場合は、有償にて承りますので、弊社担当営業、または販社パートナーまでお問い合わせください。

導入事例

株式会社ハニーズ様
[2015年6月17日]

高性能、高信頼ETERNUS+サーバー仮想化で基幹システムの基盤を刷新
レスポンスの向上、業務継続性の強化で全国853店舗を支える

株式会社シンフォーム様
[2010年11月9日]

「ETERNUS ディスクアレイ」のシン・プロビジョニングによりストレージを有効活用。サービスデリバリの迅速化にも柔軟に対応、統合基盤の安定性を支える

富士通株式会社 コーポレートIT推進本部 インフラシステム部
[2008年3月27日]

新システム、サービス構築を迅速化 仮想ストレージが拓く次世代センター

その他の「テープライブラリ」導入事例

リリース&トピックス

ハイブリッドクラウド時代の新定番!
仮想基盤に最適なオールインワン型データ保護ソリューション

富士通では、Veeam Softwareが提供するバックアップとレプリケーションソフトウェア「Veeam® Backup & Replication™」とFUJITSU Storage ETERNUSの組み合わせにより、シンプルな仮想環境のバックアップと、低コストでデータ保護が実現できるソリューションをご提供します。 もっと読む

ストレージシステム ETERNUS製品・サービスに関するお問い合わせ

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  • 0120-933-200
    (通話無料)

    富士通コンタクトライン(総合窓口)
    受付時間 9時~12時 および 13時~17時30分
    (土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)

この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。

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