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ストレージに革命!
「ONTAP 9」で
ここまで進化した
ETERNUS NR1000 series
掲載日:2020年4月7日
歴史と実績が物語るアドバンテージ
IoT(Internet of Things)、ビッグデータ、クラウドの普及に伴い、データ量が急激に増加を続ける中、ストレージには高性能、高信頼性はもとより無停止での運用性や拡張性が求められます。進展するデジタル社会のニーズに応えるのが、最新ストレージOS「ONTAP 9」を搭載したETERNUS NR1000 seriesです。時代のニーズに応えるべく、clustered Data ONTAPからONTAP 9へ専用OSとともにETERNUS NR1000 seriesは進化を続けます。
豊富な導入実績、長期にわたるサポート経験・ノウハウ
ネットワーク処理とファイルシステム処理を一体化して行うData ONTAP
NAS(Network Attached Storage)市場を切り開いてきたNetApp社のOEM製品であるETERNUS NR1000F seriesは1998年の販売開始以来、高性能・高信頼ストレージとして官公庁、自治体、企業など幅広い分野で豊富な導入実績を重ねています。ETERNUS NR1000 seriesが多くのお客様から支持されるのは、エンタープライズ環境で高いパフォーマンス、高信頼性、優れた運用性を実現する、専用OS「ONTAP 9」の革新性を最大限に活かしているからです。
NetApp社はData ONTAPの重要な要素となるファイルシステムWAFL(Write Anywhere File Layout)を開発しました。汎用OSを利用したNAS製品はデータの転送や処理をバラバラに行うためタスク間に待ち時間が生じてしまいます。Data ONTAPはこのWAFL(注1)をベースにネットワーク処理とファイルシステム処理を一体化して行うことで、システムの負荷(オーバーヘッド)を削減し高速化を実現したという点が画期的です。 NetApp社はData ONTAPにSnapshot(高速なバックアップ/リカバリー)、SnapMirror(データ保護)、RAID-DP(パリティ二重化による可用性向上)などの先進機能を次々と市場に搭載しました。
- 注1WAFL(Write Anywhere File Layout)はクライアントからの書き込み要求ごとにディスクアクセスするのではなく、データを一旦、NVRAM(コントローラ内の不揮発性メモリ)に書き込み、その後一括して処理を行うことで高速処理を実現
スケールアウト型で高い拡張性と無停止運用を実現するclustered Data ONTAP
Data ONTAPが大きな進化を遂げたのが、2013年に登場したclustered Data ONTAPでした。社会のデジタル化が進むのに伴い、データ量の爆発的な増加に応えるためにストレージには必要な時に簡単に拡張できることが求められます。また企業や社会を支えるシステムのベースとなるストレージには無停止運用も欠かせません。
従来のスケールアップ型ストレージは最大パフォーマンスと最大容量が限界に達した場合、システムを停止しリプレースする必要が生じます。clustered Data ONTAPはハードウェアの台数を増やし性能の向上が図れるスケールアウト型のため、システムを止めることなく必要な分だけ拡張することができます。小さな規模で導入しビジネスの成長に合わせて柔軟に拡張できることから、ICT投資対効果の最大化が図れます。また、使用状況に応じて、ボリューム再配置などの最適化を無停止で行えます。
富士通はclustered Data ONTAPの国内初導入(北陸先端科学技術大学院大学様)の技術力とサポート力を有し、実績も豊富です。clustered Data ONTAPからONTAP 9へ、ETERNUS NR1000 seriesは進歩を続けています。
ONTAP 9の新機能でETERNUS NR1000 seriesがさらに進歩
ONTAP 9はパフォーマンスの大幅な向上(注2)信頼性の向上、大容量の実現、効率的な拡張の実現などにより、大容量化と高信頼性のバランスのとれた拡張性の実現、ハードウェア資源の効率的な利用など、デジタル化に向かって急速に変化する市場や経営環境のニーズに応えます。
- 注2NR1000 F8080 SSD専用モデル/Microsoft SQL 2014/TPC-E(90% read/10% write)環境にてONTAP@8.3.1に比べてIOPSが最大64%向上
高可用性・データ保護を実現するRAID-TEC(Triple Erasure Coding)
ハードディスクの大容量化に伴い、RAID機能によるデータ復旧時間が長時間になり、データが消滅するリスクが高まってしまうという課題があります。従来のRAID DP(Dual-Parity)では2重のパリティ保護でしたが、RAID-TECは3本のパリティディスクと複数のディスクで1つのRAIDを構成し3重のパリティ保護を実現。ディスクが2本故障しても冗長性を保てるとともに、ディスクが3本故障してもサービスを継続したままデータの復旧が可能です。大容量ハードディスクでデータロストのリスクを軽減し、高信頼性を担保しながら従来よりも大きなRAIDグループを構成できることからパフォーマンスと信頼性を向上することが可能です。
大容量への対応、ハードウェア資源の効率的な利用を可能にするFlexGroup
FlexGroupはクラスタシステムを構成する複数ノードに作成した複数のFlexVolume(論理ボリューム)を1つに束ねて大容量のボリュームとすることができる機能です。処理は各ノードで分散して処理することになるため、リソースを有効に活用することができます。
使用可能容量をより多く確保できる進化したADP(Advanced Drive Partitioning)
ハードウェアの有効利用の観点では、いかに実行容量を最大限に確保するかが重要です。ADPは1本のハードディスクを論理的に分割し、分割した領域をOS専用領域(ルートアグリゲート)として割り当てることで、データ領域として使用可能な容量を多く確保することを可能にします。従来2つのパーティションに分割していましたが、ONTAP 9では1つの小さなルートパーティションと2つの大きなデータパーティションに分割することで使用可能な容量のさらなる効率化を実現します。
ONTAP 9は、上記以外にもソフトウェアベースの暗号化(保存データの暗号化)が行えるNVE(NetApp Volume Encryption)、異なるボリューム間でのインライン重複排除など多彩な先進機能を備えています。
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