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- コンセプト
ETERNUS HX series
ハイブリッドアレイ
堅牢な専用OS「ONTAP」を採用し、クラウド環境への高い親和性と仮想環境に対応した、高い柔軟性と拡張性を兼ね備えた万能ストレージ
標準価格 | 493万4,000円(税別・最小構成時)より 【主な構成内訳】ETERNUS HX2200本体、1.2TB SASx12,Core Bundle |
---|
本製品は使った分だけ料金を支払う柔軟な料金体系とオンプレミスならではの高い性能・セキュリティを両立させるサブスクリプションモデルもご提供中
ETERNUS HX series 概要
ETERNUS HX2200/HX2300/HX6100
ETERNUS HX seriesは、1台でNASとしてもSANストレージとしても使える中・小規模向けの多機能なユニファイドストレージです。
長年の実績をもつ、堅牢な統合型専用OSである「ONTAP」を搭載。スケールアウト型アーキテクチャを採用しているため、容量・性能の要求に応じてドライブ追加による容量拡張・コントローラ追加による性能拡張のいずれにも対応できる万能ハイブリッドストレージです。
また、業界標準といえるあらゆるプロトコルに対応しており用途を選びません。データの徹底的な保護と管理機能等、ハイパフォーマンスを実現。豊富な機能により、ストレージを効率的に使用することで、機器・運用にかかっていたコストの削減にも貢献します。
クラウド連携によりデータの価値に基づいた最適なソリューション
長期間にわたってアクセスのないログ・証跡データなど、高速アクセスが必ずしも求められないデータをクラウドへと自動的に退避する「FabricPool機能」を実装しているため、データの無秩序な増大による容量圧迫を防止し、データの価値に基づいた最適なデータ配置を実現します。他のクラウドサービスと比べてコストをかけずに導入できることもメリットです。もっと読む
お客様の事業継続性をハイブリッドクラウドソリューションで支える
ETERNUS AX/AC/HX seriesが採用しているストレージOS「ONTAP」をメガクラウド上で稼働した「Cloud Volumes ONTAP」により、FUJITSU Hybrid IT Service for AWS / Microsoft Azure / Google Cloudといったメガクラウドサービスを組み合わせてハイブリッドクラウド環境を構築し、オンプレミスからクラウドへのバックアップによるディザスタリカバリー環境で迅速な運用再開を実現。投資を抑えたデータ保管先として最適なソリューションをご提供します。もっと読む
堅牢性の高い専用OSのためランサムウェアへの感染リスクを排除
ETERNUS HX seriesに標準搭載しているOS「ONTAP」は、ストレージ専用OSのためランサムウェアへの感染の心配もありません。万が一、クライアント経由で、ETERNUS AX seriesに格納されたデータが改ざん(暗号化)されてしまった場合でもOS独自の機能による検出と、自動、スケジュールによるSnapShotデータをリストアすることで、データ復旧が可能です。
VDI/シンクライアントを採用したテレワーク環境では、業務に必要なデータが社内のファイルサーバーに集約されるようになり、ランサムウェアに感染した場合の被害は甚大なものとなります。業種や規模を問わず、多くの日本企業がターゲットとなっており、データ保護の重要性は、これまで以上にクローズアップされています。万が一の事態に備えるためには、ファイルサーバーのセキュリティ対策ポイントを確認しておくことが大切です。もっと読む
中・小規模向けのファイルサーバとしての活用におすすめ
ActiveDirectoryなどの認証基盤と連動し、NFS/CIFSに対応するクライアントから適切なアクセス権限に基づいたファイル共有を実現します。堅牢にして安全なETERNUS HX seriesを基盤として、組織内の情報連携に寄与します。
仮想化基盤としても豊富な実績
中・小規模向けの仮想化基盤としても豊富な実績を誇ります。「SnapCenter」を使用した容易なデータ保護・VMの瞬時クローン作成といった点で仮想基盤との親和性が高く、特に小規模なシンクライアント環境においては仮想PC基盤とファイルサーバの機能を1台でまかなう構成も可能です。
既存投資の保護と互換性
ETERNUS HX seriesは20年以上の歴史をもつ「ETERNUS NR1000 series」の後継製品として高い互換性を持ち、既存投資の保護に貢献します。専用OS「ONTAP」の機能や運用などにおいて互換性があります。NR1000 にて習熟した操作・管理体系を継承できるのはもちろん、データ移行に関しても豊富な手段をご提供。既存のノウハウを無駄にすることはありません。
ETERNUS HX series 仕様・諸元
- プロトコル・容量
- サポートドライブ
- サポートRAID
- コントローラー構成
- コントローラー部
- DS224Cドライブシェルフ部
- DS212Cドライブシェルフ部
- DS460Cドライブシェルフ部
- 省エネ法に基づく表示(2023年度基準)
プロトコル・容量
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 | |
---|---|---|---|---|
対応ネットワークプロトコル | NFS,CIFS,iSCSI,FC | NFS,CIFS,iSCSI,FC,NVMe/FC | NFS, CIFS, iSCSI, FC | |
最大物理容量(注1) | ドライブ種混在時 | 2853.2TB | 3,168TB | 15,000TB |
HDD搭載時 | 2,683.2TB | 3,168TB | 15,000TB |
- 注1本容量は、1kByte=1,000Byte して計算した物理容量です。
サポートドライブ
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 | ||
---|---|---|---|---|---|
サポートドライブ[回転数] | 3.5インチニアラインSASディスクドライブ | 暗号化非対応 | 22TB、16TB、10TB、4TB(7,200rpm) | ||
FIPS暗号化対応 | 10TB(7,200rpm) | ||||
3.5インチSAS SSD | 暗号化非対応 | 3.8TB、960GB | - | ||
2.5インチSASディスクドライブ | 暗号化非対応 | 1.8TB、1.2TB(10,000rpm) | |||
FIPS暗号化対応 | 1.8TB(10,000rpm) | ||||
2.5インチSAS SSD | 暗号化非対応 | 15.3TB、7.6TB、3.8TB、960GB | |||
FIPS暗号化対応 | 3.8TB | ||||
高密度ニアラインSASディスクドライブ | 暗号化非対応 | 22TB、16TB、10TB、4TB(7,200rpm) | |||
FIPS暗号化対応 | 10TB(7,200rpm) | ||||
高密度SAS SSD | 暗号化非対応 | 960GB | |||
最大ドライブ搭載数(注1) | 144 | 144 | 720 |
- 注1最大搭載数は、搭載するディスクドライブにより異なります。
サポートRAID
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 |
---|---|---|---|
RAIDレベル | RAID-TEC(トリプル パリティ)、RAID6(RAID-DP)、RAID4 | RAID-TEC(トリプル パリティ)、RAID6(RAID-DP)、RAID4、RAID6+RAID1またはRAID4+RAID1(SyncMirror) |
コントローラー構成
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 | ||
---|---|---|---|---|---|
メモリ/不揮発メモリ | 64GB / 8GB | 128GB / 16GB | 256GB / 32GB | ||
Flash Cache(標準搭載/最大搭載) | 2TB/2TB | 2TB/2TB | 2TB/4TB | ||
クラスタネットワーク接続(注1) | 4(0) | 4(0) | 8(0) | ||
オンボードホストインターフェース(注2) | UTA2(8Gb FC / 16Gb FC / FCoE / 10GbE / 1GbE) | 8 | - | - | |
FC(32Gb/16Gb/8Gb) | - | 8 | 8(注3) | ||
NVMe-FC(32Gb) | - | 8 | - | ||
10GBASE-T (10GbE, 1GbE) | 8 | 8 | - | ||
Ethernet(25GbE, 10GbE, 1GbE) | - | 8 | 8 | ||
Ethernet(25GbE, 10GbE, 1GbE)+ FC(32Gb/16Gb/8Gb) | - | 4+4 | - | ||
アダプターカード最大搭載数 | - | - | 10 | ||
アダプターカード最大インターフェース数 | Block(ホスト接続) | FC(32Gbit/s, 16Gbit/s) | - | - | 32 |
iSCSI(25Gbit/s、10Gbit/s) | - | - | - | ||
NVMe/FC(32Gbit/s) | - | - | 32 | ||
iSCSI(100Gbit/s、40Gbit/s、25Gbit/s) | - | - | 16 | ||
iSCSI(10Gbit/s) | - | - | 32 | ||
iSCSI 10G Base-T(10Gbit/s) | - | - | 16 | ||
Network(ホスト接続) | Ethernet(100Gbit/s、40Gbit/s、25Gbit/s) | - | - | 16 | |
Ethernet 10G Base-T(10Gbit/s) | - | - | 16 | ||
iSCSI(10Gbit/s) | - | - | 32 | ||
Strage(ドライブシェルフ接続) | - | - | 32 | ||
Tape(テープ接続) | Ethernet(100Gbit/s、40Gbit/s、25Gbit/s) | - | - | 32 | |
コントローラ用冗長電源 | 標準搭載 |
- 注1クラスタネットワーク接続のため、お客様業務用には使用できません。
- 注2ホストインターフェースはいずれかの構成の選択になります。HX6100は別途インターフェースカードの追加が可能です。
- 注3FC 32Gbは未サポートです。
コントローラー部
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 | |
---|---|---|---|---|
外形寸法[ピッチ数] | W480 × D483 × H85mm [2U] | W480 × D508 × H87mm [2U] | W483 × D828 × H175mm[4U] | |
最大質量(注) | 27.6kg <31.6kg> | 29.2kg <33.2kg> | 49.2Kg <53.2kg> | |
電源条件 | 電圧 | AC100~120V、AC200~240V | ||
相数 | 単相 | |||
周波数 | 50Hz / 60Hz(+2~-4%) | |||
最大消費電力 | 346W(354VA) | |||
最大発熱量 | 1,246kJ/h | |||
周囲環境条件 (動作時) | 温度 | 5~45℃ | 10~35℃ | 10~35℃ |
湿度 | 8~90%RH(結露がないこと) | 8~80%RH(結露がないこと) | 8~80%RH(結露がないこと) |
- 注< >内はラックマウントキットを含めた最大質量
DS224Cドライブシェルフ部
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 | |
---|---|---|---|---|
外形寸法[ピッチ数] | W480 × D484 × H85mm [2U] | |||
最大質量(注) | 24.4kg <28.4kg> | |||
電源条件 | 電圧 | AC100~120V、AC200~240V | ||
相数 | 単相 | |||
周波数 | 50Hz/60Hz (+2~-4%) | |||
最大消費電力 | 396W(405VA) | |||
最大発熱量 | 1,426kJ/h | |||
周囲環境条件 (動作時) | 温度 | 5~45℃ | ||
湿度 | 8~90%RH(結露がないこと) |
- 注< >内はラックマウントキットを含めた最大質量
DS212Cドライブシェルフ部
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 | |
---|---|---|---|---|
外形寸法[ピッチ数] | W480 × D505 × H87mm [2U] | |||
最大質量(注) | 28.7kg <32.7kg> | |||
電源条件 | 電圧 | AC100~120V、AC200~240V | ||
相数 | 単相 | |||
周波数 | 50Hz / 60Hz (+2~-4%) | |||
最大消費電力 | 338W(345VA) | |||
最大発熱量 | 1,217kJ/h | |||
周囲環境条件 (動作時) | 温度 | 5~45℃ | ||
湿度 | 8~90%RH(結露がないこと) |
- 注< >内はラックマウントキットを含めた最大質量
DS460Cドライブシェルフ部
モデル名 | HX2200 | HX2300 | HX6100 | |
---|---|---|---|---|
外形寸法[ピッチ数] | W486 × D922 × H176mm [4U] | |||
最大質量(注) | 118.1kg <122.1kg> | |||
電源条件 | 電圧 | AC200~240V | ||
相数 | 単相 | |||
周波数 | 50Hz / 60Hz (+2~-4%) | |||
最大消費電力 | 1,541W(1,558VA) | |||
最大発熱量 | 5,548kJ/h | |||
周囲環境条件 (動作時) | 温度 | 5~40℃ | ||
湿度 | 8~85%RH(結露がないこと) |
- 注< >内はラックマウントキットを含めた最大質量
省エネ法に基づく表示(2023年度基準)
ETERNUS HX2200 | |||
---|---|---|---|
区分名 | V | VI | |
エネルギー消費効率(注1) | 0.00107(注2) | 0.00616(注3) | |
最大構成時の記憶容量(GB) | 2,683,200 | 259,200 | |
最大構成時のディスクドライブ種類 | 3.5型/22TB | 2.5型/1.8TB | 2.5型/1.8TB |
最大構成時のディスクドライブ回転数(rpm) | 7,200 | 10,000 | 10,000 |
最大構成時のディスクドライブ搭載台数 | 120 | 24 | 144 |
ディスクドライブ回転数(rpm)[加重平均値] | 7,667 | - |
ETERNUS HX2300 | |
---|---|
区分名 | V |
エネルギー消費効率(注1) | 0.00100(注2) |
最大構成時の記憶容量(GB) | 3,168,000 |
最大構成時のディスクドライブ種類 | 3.5型/22TB |
最大構成時のディスクドライブ回転数(rpm) | 7,200 |
最大構成時のディスクドライブ搭載台数 | 144 |
ディスクドライブ回転数(rpm)[加重平均値] | - |
ETERNUS HX6100 | |||
---|---|---|---|
区分名 | V | VI | |
エネルギー消費効率(注1) | 0.00102(注2) | 0.00617(注3) | |
最大構成時の記憶容量(GB) | 15,000,000 | 1,296,000 | |
最大構成時のディスクドライブ種類 | 3.5型/22TB | 3.5型/16TB | 2.5型/1.8TB |
最大構成時のディスクドライブ回転数(rpm) | 7,200 | 7,200 | 10,000 |
最大構成時のディスクドライブ搭載台数 | 660 | 30 | 720 |
ディスクドライブ回転数(rpm)[加重平均値] | 7,200 | - |
- 注1エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定した消費電力を、省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
- 注2区分Vのエネルギー消費効率は、2.5型磁気ディスクドライブと3.5型磁気ディスクドライブを混載した場合の最大構成時のものです。
- 注3区分VIのエネルギー消費効率は、2.5型磁気ディスクドライブのみを搭載した場合の最大構成時のものです。
サポートサーバ/OS
NAS:サポートプロトコル
CIFS, NFS
SAN:サポートサーバ/OS
[注]HBA(ホストアダプター)情報に関してはお問い合わせください。
メーカー名 | 機種 | OS |
---|---|---|
富士通 | 基幹IAサーバ 1000シリーズ 2000シリーズ 3000シリーズ |
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2022 Standard Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2019 Standard Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2016 Standard Red Hat Enterprise Linux 9 Red Hat Enterprise Linux 8 Red Hat Enterprise Linux 7 VMware vSphere® 7 VMware vSphere® 6 |
基幹IAサーバ 4000シリーズ |
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2022 Standard Red Hat Enterprise Linux 9 Red Hat Enterprise Linux 8 VMware vSphere® 8 |
|
UNIXサーバ SPARC M10/M12 SPARC Enterprise |
Oracle Solaris 11 | |
PCサーバ PRIMERGY |
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2022 Standard Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2019 Standard Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2016 Standard Red Hat Enterprise Linux 9 Red Hat Enterprise Linux 8 Red Hat Enterprise Linux 7 SUSE Linux Enterprise Server 15 SUSE Linux Enterprise Server 12 VMware vSphere® 8 VMware vSphere® 7 Oracle Linux 9 Oracle Linux 8 Oracle Linux 7 |
|
Oracle/Sun | SPARC Servers | Oracle Solaris 11 |
IBM | Power Systems, System p | AIX 7 |
その他 | 各社PCサーバ |
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2022 Standard Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2019 Standard Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2016 Standard Red Hat Enterprise Linux 9 Red Hat Enterprise Linux 8 Red Hat Enterprise Linux 7 SUSE Linux Enterprise Server 15 SUSE Linux Enterprise Server 12 VMware vSphere® 8 VMware vSphere® 7 Citrix Hypervisor 8 Oracle Linux 9 Oracle Linux 8 Oracle Linux 7 |
補足 : サポートサーバ/OSの詳細につきましては、弊社担当営業または弊社パートナーまでお問い合わせください。
特長・機能
新機能情報
必見!ユニファイドストレージ徹底活用:いま推しソリューション
お客様の課題やニーズからご要望の多いソリューションをご紹介
セキュリティ対策
ETERNUS AX/HX seriesはストレージ専用OSを採用しているためマルウェア(ランサムウェアなど)に感染することはありません。万が一、ETERNUS AX/HX seriesに格納されたデータが改ざん(暗号化など)されてしまった場合でもOS独自の機能やソフトで検出と、データ復旧することで 迅速な運用再開ができます。
- 機械学習による自律型ランサムウェア保護:自律型ランサムウェア対策機能
- リアルタイムにウイルスを検索、駆除 (ServerProtect™ for Storage)
- データ管理の最適化を支援:File System Analytics
- サイバー攻撃からデータを守るログ管理(ALog)
- ランサムウェアの脅威と備えたい3つのポイント
- ランサムウェアとは?その種類・感染経路・事例・対策を把握
クラウド連携
クラウド連携によりデータの価値に基づいた最適なソリューション
長期間にわたってアクセスのないログ・証跡データなど、高速アクセスが必ずしも求められないデータをSSD領域からクラウドへと自動的に退避する「FabricPool」機能を実装。データの無秩序な増大による容量圧迫を防止し、データの価値に基づいた最適なデータ配置を実現します。
また、本機能はオンラインデータの退避・階層制御だけでなく、コストを抑えたバックアップ・アーカイブ目的としても有用です。
古い世代のSnapshotデータや、SnapMirrorで生成されたコピーをクラウドへ自動転送。通常時は使用しない大量のバックアップデータを安価なリモートサイトへ退避させることができるため、多数世代を保持するランサムウェア対策などに最適といえます。
お客様の事業継続性をハイブリッドクラウドソリューションで支える
ETERNUS AX/AC/HX seriesが採用しているストレージOS「ONTAP」をメガクラウド上で稼働した「Cloud Volumes ONTAP」により、Microsoft Azure、AWS、Google Cloudといったメガクラウドサービスを組み合わせてハイブリッドクラウド環境を構築し、オンプレミスからクラウドへのバックアップによるディザスタリカバリー環境で迅速な運用再開を実現。投資を抑えたデータ保管先として最適なソリューションをご提供します。
容易な導入と運用性
- Infrastructure Manager(ISM)との連携で実現する企業ITインフラの統合管理
- 異種OSからファイル共有
- 容易な導入・活性増設
- System Managerでの容易な装置管理
- 既存のインフラからのデータ移行:Foreign LUN Import(FLI)
- 即時作成と容量効率の良さを特徴とするクローン機能:FlexClone
- データアクセス高速化:FlexCache
- データ管理の最適化を支援:File System Analytics
システムの健全性とパフォーマンスの監視/管理
Active IQ Unified Managerは、複数台のETERNUS AX/HX seriesを一元的に監視および管理することができます。安全なストレージ設計構築、多様なストレージリソースの可視化、性能ボトルネックの把握など、効率的な機能を無償でご利用いただけます。
- 統合管理と監視を実現:Active IQ Unified Manager機能
- Active IQ Unified Manager
概要説明編/実践編
(5分でわかる!かんたん動画マニュアル / ETERNUS AX/HX series 機能ガイド)
独自ファイルシステムによる最適化
独自の追記型ファイルシステム「WAFL」はHDDの弱点となるランダムライト処理を大幅に高速化する効果に加え、SSDを構成するフラッシュメモリの耐性向上や上書き処理の高速化にも効果を発揮する、最適なシステム構成となっています。
データ保護
高速バックアップ・リカバリ
ファイルシステムと一体化し、性能劣化を起こしにくい Redirect on Write型の Snapshot 機能を実装。日々のバックアップ運用において、性能・容量面のデメリットを負うことなくボリュームあたり最大1,023世代取得でき、必要に応じてごく短時間でファイル単位・ボリューム単位のリストアを行うことができます。バックアップ・リストア運用を改善したい場合には、おすすめの機能です。
災害対策と業務継続
物理障害や災害対策といった観点からは、筐体内の別ボリュームもしくは別筐体を指定した「SnapMirror」によるボリュームミラー作成は最適な解のひとつとなります。万一の事態において、リストア作業なく完全なバックアップコピーを即座に使用可能とし、早急な業務継続への道を拓きます。
NDMPによるテープバックアップ
無停止・安定稼働
ETERNUS HX series
はシステムの可用性を高めるため、冗長化構成や機能で信頼性を向上しています。
さらに、3本のパリティを使用する「RAID-TEC」を実装。大容量化が進むドライブに対して業界初となる新しいRAID方式を提唱し、耐障害性を一段と高めつつドライブの容量効率を高めることができます。
- コンポーネントの冗長化、クラスタシステムによる信頼性向上
- 停電時にも不揮発メモリにてデータを保持
- ドライブ交換時にも冗長性維持: rapid RAID recovery機能
- 二重ディスク障害時にもシステムダウンすることなく連続運用が可能:RAID-DP™
- ユーザデータ保証:RAID-TEC
パフォーマンス
効率化機能
データ効率化
ETERNUS HX seriesは、SSDとHDDの双方を混在して搭載することができます。 HDDの利用に対しては、 標準搭載する1TBのFlashCache・SSDとの混載によるFlashPoolといった機能による性能面のアシストが有効であり、またSSD自体を記憶媒体として使用する場合は3段階で効くデータ削減機能(重複排除・圧縮機能・断片データをSSDの4KBブロックへ集約するインラインデータコンパクション機能)が非常に有効です。性能面への悪影響を最小限に抑制しつつ、格納データを約3分の1へと削減し、性能とコストのバランスに配慮した妥協のないストレージ環境を実現します。
利用効率アップとコスト削減
~シン・プロビジョニングにも対応する高度な管理機能「FlexVol」とクローン機能「FlexClone」~
企業はストレージシステムの運用管理コストやデータの増大などに悩まされてきました。ETERNUS HX seriesの仮想ボリュームFlexVolは、仮想化されたストレージ容量を柔軟に拡大・縮小させることができます。また、FlexCloneは書き込み可能な仮想クローンイメージを、通常、フルコピー時に発生するオーバーヘッドなしに瞬時に複製して運用コストを削減することができます。
SSD書き込み上限の考慮不要な保守サポート
ETERNUS AX/HX series に搭載するSSD はすべて3 年間の標準保証期間を設けており、また最大7年間の保守を提供します。
SSDに特有の書き込み量上限を気にすることなくお使いいただくことができます。
また、SSD 使用済み寿命の割合は、CLIコマンドで確認できます。
SSDが一定の割合以上使用されると、自動で管理者に通知が行われスペアドライブにデータが退避されます。
トラブルの未然防止や早期発見
ETERNUS HX seriesの自動診断ツール「AutoSupport
Mail」は、SNMP、Syslogといった業界標準の通信プロトコルをサポートしているため、装置の状態や重要なイベント情報をお客様に通知することで、潜在的な障害の早期発見、未然防止が可能です。
さらに、SupportDeskのリモート通報サービスとAutoSupport
Mailを連携することで、ストレージの障害をオンタイムで富士通へ通知し、迅速な保守対応を受けることが可能になります。
システム管理ソフトウェア
ETERNUS AX/AC/HX seriesは、オンプレミス・クラウドを含めた統合管理ツールを完備で簡単システム運用を支援します。
用途 | ソフトウェア名称 | 内容 | ライセンス |
---|---|---|---|
装置管理 (単一クラスタ管理) |
ONTAP System Manager | GUIによる簡単な操作でETERNUS AX/AC/HX seriesおよびONTAP製品の各種設定と管理が可能 | 無償 |
性能管理 | |||
統合管理 | Active IQ Unified Manager | ONTAP ストレージシステムの健全性とパフォーマンスの一元的な監視/管理 | 無償 |
複数クラスタ管理 | |||
クラウド連携 | BlueXP(旧:Cloud Manager) | ハイブリッドクラウドの統合管理 | 無償 |
Cloud Volumes ONTAP(CVO) | クラウド上で動作するONTAP仮想ストレージ | 有償 | |
システム監視 | Active IQ Config Advisor | SANtricity/ONTAP ストレージシステムの構成検証や健常性チェックを行うソフトウェア | 無償 |
Active IQ OneCollect | SANtricity/ONTAP ストレージシステムだけではなく、様々なオペレーティングシステムホストおよびスイッチからデータを収集するデータ収集ソフトウェア | 無償 | |
データ保護 | SnapCenter | ETERNUS AX/AC/HX series のSnapshot を一元管理する統合管理ソフトウェア | 無償 |
SnapCenter Plug-in for VMware vSphere | SnapCenter の機能を使用して仮想マシン、データストア、およびアプリケーションと整合性のあるデータベースを保護するためのソフトウェア | 無償 | |
SnapManager for Hyper-V | Microsoft Hyper-V virtual machines(VM)データの保護/リカバリーをするためのソフトウェア | 無償 | |
VMware連携 | Virtual Storage Console Virtual Appliance/ONTAP Tool for VMware vSphere | VMware vSphere 環境とETERNUS AX/AC/HX series の接続管理を行う仮想アプライアンスソフトウェア | 無償 |
VASA Provider | VMware vSphereおよびVMware vSphereの統合管理をサポートするVMware vCenter Server連携用ソフトウェア | 無償 | |
Storage Replication Adapter for ONTAP | VMware vCenter Server向けのプラグインソフトウェア | 無償 | |
NFS plugin for VMware VAAI | ONTAP のNFS プロトコル用のVMware VAAI のプラグインソフトウェア | 無償 | |
ストレージ管理 | SMI-S Provider | SNIA による標準ベースのストレージ管理インターフェースをONTAP API に変換するソフトウェア | 無償 |
ウイルススキャン | Anti-Virus Connector | ONTAP のウイルススキャンソフトウェア | 無償 |
ストレージ管理 | OnCommand Workflow Automation | ONTAP 向けのストレージ設定・管理プロセスのワークフロー作成と制御を行うソフトウェア | 無償 |
MetroCluseter関連 | MetroCluster Tie breaker | ONTAP のMetroCluster で使用する異常検知(スプリットブレインシンドローム検知)のソフトウェア | 無償 |
ONTAP Mediator | ONTAP のMetroCluster で使用する自動スイッチオーバーを行うソフトウェア | 無償 | |
RcfFileGenerator for MetroCluster IP | MetroCluster IP で使用するスイッチのRcf ファイル生成ツール | 無償 | |
MetroCluster Data Collector | MetroCluster システムのすべてのコンポーネントから継続的に情報を収集するアプリケーション | 無償 | |
データ移行 | 7-Mode Transition Tool | ONTAP 7-Mode で動作しているData ONTAP(ETERNUS NR series)から、ONTAP 9 にデータ移行するためのソフトウェア | 無償 |
ホスト接続 | Windows Host Utilities | サポート対象のホストを、iSCSI またはFC ネットワークに接続するためのサポートソフトウェア | 無償 |
Linux Host Utilities | サポート対象のホストを、iSCSI またはFC ネットワークに接続するためのサポートソフトウェア | 無償 | |
Solaris Host Utilities | サポート対象のホストを、iSCSI またはFC ネットワークに接続するためのサポートソフトウェア | 無償 | |
Unix Host Utilities(AIX/HP-UX) | サポート対象のホストを、iSCSI またはFC ネットワークに接続するためのサポートソフトウェア | 無償 | |
開発キット | Manageability Software Development Kit(SDK) | ONTAP ストレージシステムを監視および管理するアプリケーションを開発するための開発キット | 無償 |
稼働状態調査 | SnapGathers | ETERNUS AX/AC/HX seriesに接続されているMicrosoft Windows システムの稼働状態に関する調査情報の収集 | 無償 |
FUJITSU Storage ETERNUS AX/AC/HX series ソフトウェアダウンロード
ONTAPのアップグレードに伴い、システム管理ソフトウェアのバージョンアップも必要になる場合があります。
申請フォームにご登録いただいた上で最新ソフトウェアを提供いたします。
カタログ・資料・動画
資料名 | 版数 | サイズ |
---|---|---|
ETERNUS HX2200/HX2300 ハイブリッドアレイ カタログ | 2024年6月版 | 758 KB |
ETERNUS HX6100 ハイブリッドアレイ カタログ | 2024年6月版 | 920 KB |
ETERNUS AB/HB series, AX/AC/HX series - PRIMERGYサポート組み合わせ表 | 2024年4月 第56版 | 320 KB |
補足:ETERNUS 総合カタログ(DXを支えるデータ基盤を実現するストレージシステム)は「カタログ・資料」からご覧いただけます。
ETERNUS HX seriesに関するその他の資料
動画
ダウンロード(ファームウェア/ソフトウェア)
項目名 | 内容 | |
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ETERNUS AX/HX series関連ソフトウェアのサポート期間について | システムの安定稼働を目的とし、最新ソフトフェア版数とサポート期間終了予定日をご紹介 | |
FUJITSU Storage ETERNUS AX/HX series ソフトウェア | 申請フォームにご登録いただいた上で最新ソフトウェアを提供いたします 注:申請時には「富士通ID(登録無料)」が必要となります |
リリース&トピックス
保護と活用は両立可能?データ保護とクラウドの“切っても切れない関係”企業のデータは「貴重な資産」であると同時に「DXを進めるための原動力」でもある。サイバー攻撃などの脅威が深刻化する中、データを守りながら活用するためにはどのようなインフラが必要なのか。その鍵は「クラウド連携」にある。もっと読む「ランサムウェアにやられない」企業になるために、データの「防御力」「検出力」「保護力」「復旧力」を高める、有効なストレージ対策とは?2023年8月3日に@IT編集部が企画協力するオンラインセミナー「激化する攻撃からデータを守る、“最後の砦”ストレージでの“ランサム”対策」が開催されました。本セミナーレポートでは、@ITでもさまざまな講演で人気を博している川口設計 代表取締役の川口洋氏による、現状を把握するための基調講演、そして、富士通による“感染を前提とした新しい対策”を解説する特別講演を行った内容をご紹介しています。もっと読むエントリークラスの機能を強化した最新モデルのETERNUS HX2300が新登場ETERNUS HX2100の後継となるETERNUS HX2300の提供を開始します。新世代のCPUを搭載し、合わせて新世代メモリで性能強化し、容量も2倍になっており従来のETERNUS HX2100よりもパフォーマンスが50%向上しています。もっと読む失敗しない!オンプレミスのファイルサーバー選択
一括買取かサブスクか。選択を誤らないための成否のポイント
コスト最適化、過剰投資抑制の観点から、オンプレミスのファイルサーバー選択でサブスクリプションに対する関心が高まっています。一括買取か、サブスクか。選択を誤らないためには、メリットとデメリットを見極めることが重要です。容量、コストなど選ぶポイントとともに、クラウドライクに利用できる最新の従量課金プランを紹介します。もっと読むランサムウェア対策の強化と3-2-1ルールによるバックアップ
ETERNUS AX/HX seriesの標準機能で今すぐできる感染被害を最小化する対策強化ポイント
ランサムウェア対策としてバックアップの重要性が高まっています。感染しても、バックアップデータを使って早期復旧が実現できるからです。しかし、バックアップの取り方によっては、復旧データとして利用できないことがあります。ETERNUS AX/HX seriesの標準機能SnapshotとSnapRestoreをベースに、“今すぐできる”感染被害を最小化する対策強化のポイントを紹介します。もっと読むオンプレミスとクラウドを組み合わせた
シンプルバックアップ
クラウドをバックアップ先として選択するにしてもお客様からすると面倒な設定があったり、ハードルが高いと感じられるのが現状です。そこでおすすめするのが、オンプレミスの ETERNUS AX/HX series とクラウド上の Cloud Volumes ONTAP(CVO)を組み合わせたハイブリッドクラウドソリューションで す。Cloud Volumes ONTAP 「CVO」を、クラウド上で利用するまでの操作性を動画でご紹介します。もっと読む【強力な最終防衛】
深刻化するランサムウェアの被害からデータを守れ!
~ランサムウェアとは?その種類・感染経路・事例・対策を把握しよう~
「もしも、自分/自社がランサムウェア攻撃の被害にあってしまったら…」と想像したことはありますか?具体的にイメージすることは非常に重要です。ランサムウェア対策専用の機能を有しているストレージは非常に珍しく、専用機能を搭載しているETERNUS AX/HX seriesは、強力な最終防衛(最後の砦)です。もっと読むデータは21世紀の石油!
DX時代に応えるETERNUS AX/HX 新ストレージへのデータ移行も簡単、スムーズ!多くの企業が取り組んでいるデジタル・トランスフォーメーション(DX)において、「データ」は最も重要なリソースです。データの蓄積・分析を支えるストレージのリプレースには、旧環境からのデータ移行という大変な作業が必要です。本記事では、SANストレージのデータ移行が抱える課題をズバリ解決いたします。もっと読むデータを確実に守り、VDIの運用課題を一挙に解消
新たな働き方改革を後押しする最新オールフラッシュストレージ昨今のDX・働き方改革におけるトレンドは「VDI」。テレワーク環境の脆弱性を突いた攻撃が増加している現状においては、業務データを自社内で管理できるオンプレミスでVDI環境を構築するのは見逃せないポイントのひとつです。そのカギとなるのが「ストレージの選択」です。本記事では最適なVDI環境構築に優れた製品をご紹介します。もっと読む企業のデータを狙うランサムウェアの新たな脅威!
被害事例から確認する、ランサムウェアの脅威と備えたい3つのポイント働き方改革が推進され多くの企業でテレワークの導入が進む昨今「ランサムウェア」による攻撃はさらに激化しています。
専用ストレージOSだからこそ、感染被害から守れた最適なストレージ。もっと読むさらなる進化!
ONTAP 9.8でデータ管理がこう変わる新バージョンONTAP 9.8ではデータ管理機能がさらに強化され、データ活用が進む時代に最適なストレージ専用OSとして、お客様のデータをより効率的に管理できるよう進化しています。もっと読むリモートワークの拡大でセキュリティリスクが顕在化!
最新ストレージで構築したファイルサーバーの実力とは導入済みの企業やこれから本格的に導入する企業にとって有効な「ファイルサーバーを起点としたリモートワークのセキュリティ対策」について紹介します。リモートワーク拡大の流れは続くと予測される中、十分な準備期間を取れずに導入した企業において、セキュリティ面での課題が顕在化してきています。もっと読むニューノーマル時代に必須のテレワーク環境の構築・運用に向けて業務効率化の要となる最新ストレージソリューションとは・ オンプレミスのITインフラの整備からはじめる効率的なテレワーク環境の構築
・ ハイブリッドクラウド環境の構築も容易でコストや運用負荷の軽減にも効果を発揮
もっと読む
導入事例
教育・事務環境を15年以上支え続けるFUJITSU Storage ETERNUS
Northern Software Solutionによりストレージ資源を有効活用
400TB 規模の統合ストレージのデータ保護をCloud Volumes ONTAP for Microsoft Azureとオールフラッシュアレイのクラウド連携で実現
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