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失敗しない!
オンプレミスのファイルサーバー選択
一括買取か、サブスクか、成否のポイント

コスト最適化、過剰投資抑制の観点から、オンプレミスのファイルサーバー選択でサブスクリプションに対する関心が高まっています。
一括買取か、サブスクか。選択を誤らないためには、メリットとデメリットを見極めることが重要です。容量、コストなど選ぶポイントとともに、クラウドライクに利用できる最新の従量課金プランを紹介します。

ファイルサーバーのサブスクリプションが注目を集める背景

DXのICTインフラとしてハイブリッドクラウドを採用する企業が増えています。クラウドサービスの利用が拡大する一方で、費用面に加え、重要情報を扱う際のデータプライバシーの観点から、クラウドに移行できないシステムも存在します。
ハイブリッドクラウドにおけるプライベートクラウドやオンプレミスで課題となるのが、ハードウェアの利用形態です。従量課金により過剰投資を抑えたいという企業のニーズは高くなっています。またクラウドサービスの普及に伴い、従量課金が広がり始めたことで、同じ課金体系を望むケースもあります。オンプレミスでクラウドライクに、ファイルサーバーなどのハードウェアを利用できる「サブスクリプション」という、新しい利用形態に注目が集まっています。
富士通は、オンプレミスのファイルサーバーにおいて2020年にサブスクリプションサービスをリリース。同サービスには、GB(ギガバイト)単位で使った分だけ課金される従量課金と、毎月料金固定でリースに近い形態の月額固定の2種類があります。現在、富士通では、Windowsファイルサーバー一括買切、インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーを搭載し、デュアルプロセッサーにより高い処理性能と信頼性を実現する ETERNUS AX series(オールフラッシュストレージ)/ HX series(ハイブリッドストレージ)一括買取、ETERNUS AX/HX series サブスクリプションモデルの3つの選択肢を提供しています。
重要な観点は、すべてのケースでサブスクリプションのメリットを享受できるわけではないということです。一括買取とサブスクリプションのメリット、デメリットを見極めることが、失敗しないオンプレミスファイルサーバー選択につながります。

一括買取かサブスクリプションか4つの選択ポイント

「一括買取かサブスクリプションか」を選ぶ上で、大きく4つのポイントがあります。

  1. 将来のデータ量
  2. コスト/キャシュフロー
  3. 専用OSによるセキュリティ確保
  4. 容量増設・機器更改

この4つのポイントの詳細や「オンプレ買取とサブスクの選択指針」は
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業種、活用シーン、容量
オンプレミスのファイルサーバー選択事例

一括買取か、サブスクリプションか、その選択は業種、容量、活用シーンによっても異なります。実際に企業はどのようなポイントで判断したのか、富士通の事例をご紹介します。

ケース1. Windowsファイルサーバー一括買取

  • 業種
    製造業
  • 活用シーン
    門向け小規模ファイルサーバー
  • データ容量
    1TB(テラバイト)から2TB
  • ポイント
    Windowsベースの慣れ親しんだGUIでの簡単操作を重視し、最新Windowsサーバーにリプレース。

ケース2. ETERNUS AX/HX series一括買取

  • 業種
    サービス業
  • 活用シーン
    全社共有ファイルサーバー
  • データ容量
    約30TB
  • ポイント
    容量が比較的大きく、セキュリティにも配慮して専用OSのストレージを採用。データ量が予想以上に増えることが少なく、サブスクリプションのメリットが生かせないため一括買取を選択。

ケース3. ETERNUSサブスクリプションモデル(月額固定)

  • 業種
    情報通信
  • 活用シーン
    SaaS基盤ストレージ
  • データ容量
    5年後に想定20TB
  • ポイント
    自社SaaSを立ち上げるにあたり、初年度のキャッシュフローの悪化が課題に。月額固定のサブスクリプションにより初期費用を一括買取に比べて80%削減を実現。

ケース4. ETERNUSサブスクリプションモデル(従量課金)

  • 業種
    公共団体
  • 活用シーン
    長期保管用データ基盤
  • データ容量
    7年後想定180TB
  • ポイント
    本当に180TBまでデータ量が増えるのか、予測が困難。データ総量が想定を下回った場合の過剰投資リスクを防止するために、従量課金によるサブスクリプションを選択。現状、一括買取における想定最大容量と比較し、投資の20%程度削減を見込む。
    一括買取と比較した従量課金型サブスクリプションの投資抑制効果について、富士通では5年間の想定利用量250TB、実際の利用量150TBをモデルケース※として試算。5年間で総投資額を約20%削減、初年度費用を約80%削減との結果を得た。
    ※対象機種:ETERNUS HX×1台(16TBニアライン構成)

富士通におけるファイルサーバー選択事例からも、前述の4つの選択ポイントが有効であることがわかります。
データ量の事前予測の可否で、一括買取かサブスクリプションか・・・

この事例から見えてくるポイントの続きは
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データ量も期間も固定しない従量課金プランが登場

不確実性の時代にあって、データ量だけでなく、利用期間の予測も難しくなってきています。2022年10月に、富士通はサブスクリプションモデルにおいて、期間を固定しないフレキシブルプランの提供を開始しました。フレキシブルプランは、毎月の自動更新、一度の契約の中で自由に機材の調達・撤去が可能です。また3年以内の撤去のみ「早期返却調整費」が必要となりますが、3年以後の撤去では費用が発生しません。さらに、機器リプレース時に、新旧ストレージの重複利用期間中、リプレース支援プログラムにより旧ストレージに対する課金が最大1年間免除となるため、二重支払いを回避できます。

富士通サブスクリプションモデルプラン

データ量も期間も固定しない従量課金型プランが登場。オンプレミスでよりクラウドライクな利用形態を提供。

従来、フレキシブルプランは、ETERNUSサブスクリプションモデルにおいて「月額固定」を対象としていましたが、2023年3月から「従量課金」でも同プランが適用されます。ストレージのサブスクリプションで、データ量も期間も固定しないプランは、サービス提供者にとってリスクが大きいものです。富士通ではリスクを分析したうえで、お客様の声に応えるべくいち早く市場へ同プランを投入しました。期間に縛られることなく、いつでも必要なときにGB単位での増設・減設が可能となるため、コストのさらなる最適化が図れます。これからはオンプレミス環境で、「リソースを使用した分だけ、使った期間だけ」を支払う、よりクラウドライクなストレージ利用が可能です。
日々の業務を支えるファイルサーバーのサブスクリプションでは、サポートも重要な要素となります。ETERNUSサブスクリプションモデルでは、通常購入と同様に、サポートセンターと全国サービス拠点のスムーズな連携により、業界最高水準のオンサイト対応を実現。24時間365日、安心安全の保守サポートを提供しています。
DXの進展、技術革新のスピードなど、データ量とともに利用期間の見通しを立てるのがますます難しくなってきました。セキュアな環境のもと、変化に応えるETERNUSサブスクリプションモデルは「最適解」として、企業のDX推進を支えていきます。

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コスト最適化、過剰投資抑制の観点から、オンプレミスのファイルサーバー選択でサブスクリプションに対する関心が高まっています。
一括買取か、サブスクか。選択を誤らないためには、メリットとデメリットを見極めることが重要です。容量、コストなど選ぶポイントとともに、クラウドライクに利用できる最新の従量課金プランを紹介します。

ETERNUS AX/HX seriesは オンプレミスとクラウドの“いいとこ取り”で理想のITシステムを構成できる製品です。
さらにミッドレンジクラスのETERNUS AX4100/HX6100ではインテル® Xeon® Silverプロセッサーを搭載し、デュアルプロセッサーによる高い処理性能と信頼性を実現し、高いパフォーマンスを発揮します。
ETERNUS AX/HX seriesはお客様の用途に合わせて一括買取、サブスクリプションモデルのどちらでもご検討いただけます。

オールフラッシュストレージ
ETERNUS AX series

インテル® Xeon® Silverプロセッサー搭載
デュアルプロセッサーにより高い処理性能と信頼性を実現し、高負荷アプリケーションやVDI環境で高いパフォーマンスを発揮。

ハイブリッドストレージ
ETERNUS HX series

インテル® Xeon® Silverプロセッサー搭載
デュアルプロセッサーにより高い処理性能と信頼性を実現し、仮想化・ファイルサーバー環境で高いパフォーマンスを発揮。

掲載日:2023年3月30日

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