データ効率化
かつて高速・高価格だったSSDも近年ではコストダウンが進み、ETERNSU AX/AC/HX seriesではさらに3段階で効くデータ削減機能を実装しています。一般的に採用が進みつつある重複排除・圧縮機能に加え、断片データをSSDの4KBブロックへ集約するインラインデータコンパクション機能もあわせて採用。性能面への悪影響を最小限に抑制しつつ、格納データを約3分の1へと削減し、性能とコストのいずれにも妥協のないストレージ環境を実現します。
機能 | 概要 |
---|---|
De-duplication | 重複排除によりデータを削減、保管コストの最適化 |
Compression | データ圧縮によりデータを削減、保管コストの最適化 |
Compaction | 空き領域の活用によりユーザが利用できる領域を拡張 |
De-duplication:重複排除機能
De-duplication(重複排除)は、重複する領域を破棄して単一の共有ブロックへの参照に置き換えることで、ボリューム(またはAFFアグリゲート内のすべてのボリューム)に必要な物理ストレージの量を削減する機能です。
通常、重複排除されたデータの読み取りがパフォーマンスに影響することはありません。ノードに負荷が集中している場合を除き、書き込みによる影響もほとんありません。
通常の使用でデータが書き込まれると、WAFLはバッチ処理を使用してブロックシグネチャ のカタログを作成する。重複排除が開始されると、ONTAPはカタログシグネチャを比較して重複領域を特定します。
一致する領域があった場合、カタログの作成後にその 領域が変更されていないことを検証するために1バイトずつ比較される。すべてのバイトが一致した場合のみ、重複領域が破棄され、そのディスクスペースが解放されます。
重複排除では、重複するデータ領域を排除することでボリュームに必要な物理ストレージ量の削減を実現しています。

効果
- 重複ブロックを共有することで、ディスク使用量を削減できます。
- 節約できた領域は、ユーザが目的別に利用することが可能です。
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