Fujitsu Storage
ETERNUS DX8900 S6
ハイブリッドストレージシステム

メインフレーム接続および基幹IA/UNIX/PCサーバー接続共用のストレージシステム。世界最高クラスの性能で、多様なビジネス要件に応える柔軟性と、データ保護を実現する抜群の信頼性を提供

2024年4月1日よりストレージ製品の情報につきましては、エフサステクノロジーズ株式会社よりご提供させていただきます。
なお、メインフレーム向けストレージ製品につきましては、引き続き富士通よりご提供させていただきます。

ご参考: メインフレーム向けストレージ製品の取り扱いについて

ETERNUS DX8900 S6 概要

膨大な業務をこなし、業務を止めない

  • 最先端のインテル® Xeon®プロセッサー搭載、ホストインターフェースFCLINK 32Gbit/sのサポートにより、高性能で迅速なデータアクセスを実現。さらに、コントローラーの増設により、業務を止めずに性能拡張も可能であり、業務拡大に伴う性能要求に柔軟に対応
  • 技術トレンドであるNVMe SSDをデータドライブとしてサポート。従来のSAS SSD以上のレスポンスで高性能な業務環境を提供
  • フルボリュームの高速コピー機能、差分コピー機能、スナップショット機能をサポートし、業務影響を最小限に抑えたバックアップが可能
  • 筐体間コピーをサポートし、遠隔地バックアップによる災害対策が可能。Storage Clusterの適用時はアップサイトへの切り替え処理を行わず継続アクセスが可能
  • 主要なコンポーネントを冗長化すると共に、RAIDやキャッシュデータのミラーリングによりデータを冗長化
  • ドライブ故障時にデータの冗長性を常に確保し、停電時にもデータを保護。さらに万一、ドライブが故障した場合に、故障したドライブ上に格納されているデータを残りのドライブに高速に再配置して迅速な復旧を実現する「Fast Recovery」をサポート

リソース活用の最適化

  • 容量を仮想化するシン・プロビジョニング機能により、大容量として利用しながら、導入するディスク数を抑制し、投資の最適化を実現
  • ストレージ内のデータをリアルタイムで削減する圧縮機能を搭載。SSDの容量を削減するとともに、書き込み量自体を抑制し長寿命化にも貢献
  • QoS(Quality of Service)機能により、負荷変動の影響を他のアプリケーションに与えず、安定したパフォーマンスを保つことが可能
  • 異種ドライブ混在環境で、データのアクセス頻度を検出し、設定したポリシーに応じてドライブ間でデータ再配置を行うストレージ自動階層制御をサポート

ストレージ統合環境の実現

  • 富士通のメインフレーム「FUJITSU Server GS21」から各社PC/UNIXサーバまで、あらゆるプラットフォームををサポートし、FC/iSCSI/FCLINKのホストインターフェースをサポートし、多彩な接続性を提供

ご参考情報

仕様・諸元

  ETERNUS DX8900 S6
メインフレーム接続 基幹IA/UNIX/PC サーバ接続
CPU インテル® Xeon® プロセッサ
サポートRAID 1 0, 1, 1+0, 5, 5+0, 6
最大物理容量(注1 1,228TB 45,711TB
コントローラー数 2~8
コントローラーエンクロージャ数 1~4
ホストインターフェース[最大転送速度] FCLINK [32Gbit/s]SWL
FCLINK [32Gbit/s]LWL
FC[64Gbit/s, 32Gbit/s, 16Gbit/s]
iSCSI[10Gbit/s]
ホストインターフェース数 FC - 4~128
iSCSI - 4~64
FCLINK 4~64 -
システムメモリ容量(注2 16GB~2,048GB 256GB~8,192GB
最大ドライブ数 768 1,536
最大ドライブエンクロージャ(DE)数(注3 2.5" NVMe DE 28 28
2.5" SAS DE - 60
3.5" DE - 60
サポート
ドライブ
CE/2.5" NVMe DE NVMe SSD 1.6TB 15.36TB, 7.68TB, 3.84TB, 3.2TB, 1.92TB
自己暗号化NVMe SSD 1.6TB 15.36TB, 7.68TB, 3.84TB, 3.2TB, 1.92TB
2.5" SAS DE SAS SSD - 30.72TB, 15.36TB, 7.68TB, 3.84TB, 1.92TB
自己暗号化SAS SSD - 7.68TB, 3.84TB, 1.92TB
SASディスク - 2.4TB(注4), 1.2TB [10,000rpm]
自己暗号化SASディスク - 1.2TB[10,000rpm]
3.5" DE ニアラインSASディスク - 18TB(注4), 12TB(注4), 8TB(注4), 4TB[7,200rpm]
自己暗号化ニアラインSASディスク - 16TB(注4), 8TB(注4)[7,200rpm]
ドライブインターフェース[最大転送速度] NVMe [16Gbit/s] NVMe [16Gbit/s], SAS[12Gbit/s]
外形寸法(注5
[ピッチ数]
FE W482×D805×H217mm[5U]
CE W482×D785×H132mm[3U]
2.5" NVMe DE W481×D546×H88mm[2U]
2.5" SAS DE W482×D540×H88mm[2U]
3.5" DE W482×D560×H88mm[2U]
最大質量 FE 58kg
CE 55kg
2.5" NVMe DE 33kg
2.5" SAS DE 35kg
3.5" DE 35kg
電源条件 電圧 AC200~240V
相数 単相
周波数 50Hz, 60Hz
最大消費電力[最大皮相電力](注5 FE 760W [800VA]
CE 1,761W [1,763VA]
2.5" NVMe DE 570W [580VA]
2.5" SAS DE - 430W [440VA]
3.5" DE - 340W [350VA]
最大構成時(注6 33,604W [34,252VA]
最大発熱量(注5 FE 2,740kJ/h
CE 6,340kJ/h
2.5" NVMe DE 2,060kJ/h
2.5" SAS DE - 1,600kJ/h
3.5" DE - 1,300kJ/h
最大構成時(注6 124,100kJ/h
周囲環境条件 温度 10~35℃(動作時)
湿度 20~80%RH(動作時)

(注) 2.5":2.5インチ, 3.5":3.5インチ, FE:フロントエンドエンクロージャ, CE:コントローラーエンクロージャ, DE:ドライブエンクロージャ

  • 注1
    1kByte=1,000Byteとして計算し、単一インチの最大容量ドライブを最大数搭載した場合の物理容量
  • 注2
    メインフレームでは、SANキャッシュメモリを搭載しています
  • 注3
    ドライブエンクロージャは、ETERNUS DX内に混在搭載が可能です。異なる種類のドライブエンクロージャを搭載した場 合、搭載可能な最大台数はドライブエンクロージャによって異なります
  • 注4
    アドバンスト・フォーマット対応
  • 注5
    エンクロージャに搭載可能な全オプションを搭載した場合の、最大負荷時に必要な電力値、および発熱量
  • 注6
    装置に搭載可能な全オプションを搭載した場合の、最大負荷時に必要な電力値、および発熱量

省エネ法に基づく表示(2023年度基準)

ETERNUS DX8900 S6
区分名 V(注2 VI(注3
エネルギー消費効率(注1 0.000965 0.00471
最大構成時の記憶容量(GB) 38,880,000 10,368,000
最大構成時のディスクドライブ種類 3.5型/18TB 2.5型/2.4TB
最大構成時のディスクドライブ回転数(rpm) 7,200 10,000
最大構成時のディスクドライブ搭載台数 2,160 4,320
  • 注1
    エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を、省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
  • 注2
    区分Vのエネルギー消費効率は、2.5型磁気ディスクドライブと3.5型磁気ディスクドライブを混載した場合の最大構成時のものです。
  • 注3
    区分VIのエネルギー消費効率は、2.5型磁気ディスクドライブのみを搭載した場合の最大構成時のものです。

サポートサーバ/OS

メーカー名 機種 OS
富士通/FTI GS21シリーズ、
PRIMEQUEST
(OSIV/XSP動作機構)
OSIV/MSP, OSIV/XSP,
AVM/EX, AVM/EXS
基幹IAサーバ
PRIMEQUEST
3000シリーズ
4000シリーズ

*シリーズによってサポートOSは異なります。
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
UNIXサーバ
SPARC M12
Oracle Solaris 11.4
Oracle Solaris 11.3
PCサーバ
PRIMERGY
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
SUSE Linux Enterprise Server 15
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
Oracle SPARC Servers Oracle Solaris 11
その他 各社PCサーバ Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
SUSE Linux Enterprise Server 15
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8

補足 : サポートサーバ/OSの詳細につきましては、弊社担当営業または弊社パートナーまでお問い合わせください。

特長・機能

のマークについて :
ETERNUS DX8900 S4はメインフレームで使用可能な機能と基幹IA/UNIX/PCサーバで使用可能な機能があります。 メインフレームで使用可能な機能には を、基幹IA/UNIX/PCサーバで使用可能な機能には のマークを付けています。

膨大な業務を止めない

データを保護しながら、高速にアクセスできる環境を提供

高速コピー

災害対策

無停止

データ保護

セキュリティ

高性能

投資の最適化

最先端技術の活用により、無駄のないリソース活用を実現

容量の効率化

省電力

ストレージ自動階層制御

性能リソースの自動割当

容量の仮想化

環境配慮

  • グリーン製品
    グローバルな環境対策に則った当社の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有/使用規制、省エネルギー、環境情報の提供など)をクリアした地球環境に配慮した製品です。

かんたん導入/運用

データ量の増加や、多彩な運用ニーズへ柔軟に対応

拡張性

サーバ仮想化環境への対応

運用管理

データ移行

データ共用

サービス

  • 製品サポート SupportDesk
    富士通サポートセンターの専門技術者によるOS/ミドルウェアのサポート、さらに点検/ハードウェア障害予兆のリモート通報などの予防保守など、充実したサービスでシステムの安定稼動を支援します。

カタログ・資料

ETERNUS DX 8900 S6 カタログ

資料名 版数 サイズ
ETERNUS DX8900 S6 カタログPDF 2024年4月版 765 KB

補足:ETERNUS 総合カタログ(DXを支えるデータ基盤を実現するストレージシステム)は「カタログ・資料」からご覧いただけます。

ETERNUS DX seriesに関するその他の資料

ダウンロード(プラグイン/ドライバ)

各種プラグイン/ドライバなど

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