- ストレージトップ
- 製品ラインナップ
- ETERNUS関連情報
- お役立ち情報
-
ユニファイドストレージ徹底活用
お客様の選定・検討に有用な情報を集約
-
1分でマスター!オールフラッシュ
技術用語解説やフラッシュストレージの特長、展望などが1分程度で理解できる
-
ストレージ技術用語解説
ストレージ製品に関する技術用語を解説
-
用語集
ETERNUSにまつわる用語を解説
-
ユニファイドストレージ徹底活用
- コンセプト
ETERNUS AF/DX series
仮想マシン単位でボリューム管理 VVOL
ETERNUS AFおよびETERNUS DXでは、ストレージシステム統合管理ソフトウェア ETERNUS SF Storage Cruiserと組み合わせることで、VMware vSphere 6.0に搭載された固有の論理ボリュームであるVirtual Volumes(VVOL)に対応します。
VVOLとは、ストレージの仮想ボリュームを仮想ディスクとして扱える技術です。このVVOLを利用することで、仮想マシン単位にストレージを使用することが可能となり、レプリケーションやスナップショットなど、従来はファイルシステムやボリューム単位でしか行えなかった作業を仮想マシンごとに細かく設定できるようになります。これにより、運用管理者の負担軽減とともに、高速なバックアップ/リストアを実現し、コスト削減を図ることができます。
VMDK:仮想ハードディスク。Virtual Volume環境では、ゲストOSからは1つのVMDKファイルが1ストレージボリューム(LUN)として認識される
VMFS:仮想マシンファイルシステム。SCSIベースのネットワークストレージデバイスにゲストOSの設定ファイルや仮想ハードディスク、ログファイルが格納される
VVOL導入の効果
シンプルな設計、容易な拡張性
- 運用要件の異なる複数の仮想マシンを同一データストア上に配置可能
- VMDKの配置設計を気にすることなく、データストアから適宜ボリュームを切り出すことが可能となり、仮想マシン追加が容易
vCenter Serverによる容易な運用
- ストレージのサービスレベル(性能、可用性、バックアップ)設定は、vCenter Serverの画面からストレージポリシーとして設定が可能
- vCenter Serverの画面から、ポリシーとデータストアを選択するだけで、仮想マシン作成やボリューム追加が可能
バックアップ運用の簡素化・高速化
- 仮想マシン単位のバックアップ、リストアが可能
- 仮想マシン作成時にポリシーを選ぶだけでバックアップ設定も完了(自動運用)
- スナップショットの世代管理もポリシーで自動化。古いスナップショットは自動的に削除
- スナップショット動作をストレージ側にオフロード。仮想マシン上の業務に悪影響を与えずにスナップショットを使用可能
ETERNUS × VVOLで提供する主な機能
仮想環境の簡単確実なバックアップ
Virtual Volumes(VVOL)は、スケジュール、世代数などのバックアップポリシーを設定することで、バックアップを自動運用することができます。スナップショットに加え、完全なクローンを取得することで、万が一の物理故障時も迅速な復旧が可能になります。
独自のポリシー設定による運用効率化
バックアップポリシーやQoS自動化の優先度などストレージ運用に関する設定は、vCenter Serverからポリシーとして簡単に設定することができます。
これにより、仮想マシンの作成時には、VMware管理者がポリシーを適用するだけ、ストレージ管理者と調整することなく、仮想マシンの要件にあったデータストアを簡単に割当てることができ、運用の効率化が図れます。
さらに、富士通独自のわかりやすいポリシー設定画面で、ストレージの様々な機能も簡単に設定することができます。
仮想マシン単位の性能管理・最適化
仮想マシン単位のボリューム管理により、仮想マシン毎のI/O性能のグラフ表示/閾値監視が可能となり、性能問題を未然に防ぐことができます。
また、ETERNUS AFおよびETERNUS DXの提供するQoS自動化(優先業務のI/O帯域を確保)やストレージ自動階層制御(配置比率を最適化)により、仮想マシンの優先度に応じたリソースを割り当て、優先業務に快適なレスポンスを提供します。これらの設定は、vCenter Serverからポリシーとして定義し、仮想マシン作成時に簡単に設定することができます。
ファイル単位のリストア
仮想マシン単位のバックアップ、リストアに加え、スナップショットを一時領域にコピーし、ファイル単位でリストアが可能です。
動作環境
サポートストレージ | オールフラッシュアレイ | ETERNUS AF150 S3
ETERNUS AF250 S3/S2, AF250 ETERNUS AF650 S3/S2, AF650 ETERNUS DX200F |
---|---|---|
ハイブリッドストレージシステム | ETERNUS DX100 S5/S4/S3, DX200 S5/S4/S3
ETERNUS DX500 S5/S4/S3, DX600 S6/S5/S4/S3 ETERNUS DX900 S6/S5 | |
必須ソフトウェア | VVOL の設定および管理用(注1) | ETERNUS SF Storage Cruiser |
VMware vSphereとDX連携用 | ETERNUS VASA Provider | |
連携ソフトウェア | ストレージ自動階層制御運用時(注1) | ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization オプション |
QoS自動化運用時(注1) | ETERNUS SF Storage Cruiser QoS Management オプション | |
バックアップ(複製用)時 | ETERNUS SF AdvancedCopy Manager |
(注1) 本機能をご利用頂けるパッケージ製品「ETERNUS SF Storage Cruiser ストレージ統合管理パック Advanced」も提供しております。
(注)本ページでご紹介している製品・機能・サポート内容などは都合により予告なく変更することがありますので予めご了承ください。
更新日:2019年11月5日
掲載日:2015年3月13日
関連情報
- ホワイトペーパー:サーバ仮想化に最適なストレージ統合ソリューション FUJITSU Storage ETERNUS SF Storage Cruiser ストレージ統合管理パックAdvanced (QoS自動化、ストレージ自動階層制御)
- ETERNUS AX/HX series, ETERNUS AF S3 series, ETERNUS DX S5 series, ETERNUS NR1000 series VVOL Support Matrix
ダウンロード
関連情報を探す
ストレージシステム ETERNUS製品・サービスに関するお問い合わせ
Webでのお問い合わせ
-
入力フォーム
当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。
お電話でのお問い合わせ
-
0120-933-200(通話無料)
富士通コンタクトライン(総合窓口)
受付時間 9時~12時 および 13時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)
この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。