ETERNUS AFおよびETERNUS DX(以下、ETERNUS)は、ネットワーク上の情報を暗号化して通信するSSL(Secure Socket Layer)/SSH(Secure Shell)をサポートしています。
通常、ネットワーク上では暗号化されずにデータが送受信されています。そのため、通信途中でデータの盗聴、改ざん、なりすましによる悪意を持ったWebブラウザ/CLI(注1)からの不正アクセスの可能性があります。
SSLでは、ブラウザとウェブサーバがSSLサーバ証明書(公開鍵と秘密鍵)を利用して暗号化通信を行うため、大切な情報を安全に送受信することが可能です。Web内で利用されるhttps(Hyper Text Transfer Protocol over SSL)は、このSSLの暗号化技術をhttpに取り入れたものです。
SSHではTCP/IP ネットワークを経由して、あるコンピュータから別のコンピュータへデータを転送する際、共通鍵暗号方式(DES, AESなど)を用いて暗号化するとともに、共通鍵そのものも公開鍵暗号方式によって隠すことで、高い安全性を得ています。
これにより、ETERNUSと操作端末間の通信を暗号化できるため、改ざん防止、情報漏洩を防ぐことができます。
(注1) CLI:Command Line Interfaceの略。コマンドによって装置を操作するもの。装置セットアップ操作や運用時のメンテナンスなどの定型動作をスクリプト化(実施したい定型動作をコマンドを使って記述した簡易プログラム) することで、同じ動作をすばやく実行することができるようになる。オペレーションミスの防止にもなる。
(注)GUI:Graphical User Interfaceの略。コンピュータグラフィックスとポインティングデバイスを用いて、直感的な操作を提供するユーザインタフェース
サポート
ストレージ |
オールフラッシュアレイ | ETERNUS AF150 S3
ETERNUS AF250 S3/S2, AF250 ETERNUS AF650 S3/S2, AF650 ETERNUS DX200F |
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ハイブリッドストレージ
システム |
ETERNUS DX60 S5/S4/S3
ETERNUS DX100 S5/S4/S3, DX200 S5/S4/S3 ETERNUS DX500 S5/S4/S3, DX600 S5/S4/S3 ETERNUS DX900 S5 ETERNUS DX8100 S4/S3, DX8700 S3, DX8900 S4/S3 ETERNUS DX60 S2, DX80 S2, DX90 S2 ETERNUS DX400 S2 series, DX8000 S2 series |
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