GTM-MML4VXJ
Skip to main content

VSSによるスマートバックアップ運用

Windows環境においてマイクロソフト社が提供する Volume Shadow Copy Service(以降、VSS)を利用し、「ETERNUS AFおよびETERNUS DX(以下、ETERNUS) 」と「ETERNUS VSS Hardware Provider」と共に、VSS に準拠したサーバアプリケーションとバックアップソフトウェアを使用することで、システムの構成を簡素化し、業務無停止でのバックアップを提供します。

VSSとは

VSSとはVolume Shadow Copy Serviceの略称で、Microsoft Windows Server 2003以降に実装されたバックアップ運用の基盤技術の一つです。バックアップソフトや業務アプリケーション、ストレージと連携させるための共通のフレームワークやそのためのAPIを提供しており、ある特定時点のデータコピーである「スナップショット」を作成するサービスになります。

VSSの仕組み

VSSフレームワークを使用したバックアップソリューションは、以下の4つのコンポーネントから構成されます。

コンポーネント 内容
VSS リクエスタ バックアップソフトウェア
VSSに対してスナップショット作成・操作・削除を指令するコンポーネント
VSS ライタ サーバアプリケーション
VSSをサポートしているデータマネジメントアプリケーションのコンポーネント。
データバックアップ及びリストアにおいてデータの整合性の維持を制御する。
VSS プロバイダ ディスクへの読み取り・書き込み、スナップショット生成などを行うコンポーネント。OS添付のソフトウェアプロバイダの他、ディスクストレージシステムベンダ等により提供されるハードウェアプロバイダがある
VSS (OS) リクエスタ、ライタ、プロバイダの処理を適切に制御する基本的なサービス

VSS プロバイダの「ETERNUS VSS Hardware Provider」は、ETERNUSでMicrosoft Volume Shadow Copy Service をサポートするためのプログラムになります。このプログラムにより、ETERNUSのアドバンスト・コピー機能(SnapOPC+, QuickOPC)によるオンラインバックアップを、VSS に準拠したバックアップソフトウェア、サーバアプリケーションと連携して実行することができるようになります。

バックアップの流れとしては、バックアップソフトウェア(VSSリクエスタ)からVSSにバックアップを行うように要求します。VSSは登録されているサーバアプリケーション(VSSライタ)にバックアップ対象データと同期するように指示します。このようにマイクロソフト社が提供するAPIに準拠することで、バックアップソフトウェア、サーバアプリケーション、ストレージハードウェアが連携して自動的処理を行うため、バックアップ運用環境の構築が容易になります。

これにより、Windowsにおいてオンライン・バックアップの自動化・合理化・無停止化をスマートに実現でき、信頼性の高い高性能なシステムをスマートに運用できます。

効果

  • 業務停止時間ゼロで整合性のある業務データのバックアップやレプリケーションが作成可能(VSSが整合性を確保しETERNUSの優れたコピー機能の数々を享受でき、用途が広がります)
  • ハードやソフトの固有性を意識せずに相互運用の実現(VSSのAPIをWindowsで規定するため、それに準拠すればハードやソフトを意識した固有のプログラムが不要となり、汎用性が広がります)
  • 高機能なソフトウェア製品とETERNUSの優れた信頼性と高性能を容易に享受可能(VSSに準拠している製品を組合せるだけで優れた製品が使えるようになり、機能性が向上します)

動作環境

(注)本ページでご紹介している製品・機能・サポート内容などは都合により予告なく変更することがありますので予めご了承ください。なお、旧製品のお取り扱いについては弊社担当営業までお問い合わせください。


ETERNUSサイトについて | サイトのご利用方法 | 総合索引

GTM-5LTXMS