ストレージ統合環境において、一方のアプリケーションから高い負荷がかかると、その他の処理を行うためのリソースを十分に確保できず、パフォーマンスが著しく低下してしまうことがあります。
優先的に処理を行いたいサーバの処理性能を確保するため、QoS(Quality of Service) 機能をサポート。各アプリケーションの負荷上限を設定することにより、負荷変動の影響を他のアプリケーションに与えず、安定したパフォーマンスを保つことができます。
また、ETERNUS AFおよびETERNUS DX (S3以降(注1))では、ETERNUS SF Storage Cruiser QoS Managementオプションとの連携により、性能設計やチューニングをシステムが自動的に実施することにより、QoS機能適用にあたってのシステム管理者の運用工数を大幅に削減します。(詳細情報)
さらに、ETERNUS AFおよびETERNUS DX (S3以降(注1))では、リモートコピー使用時に、コピー経路ごとに帯域の上限値を設定することができ、万一、特定のパスが故障しても、ほかのパスに負荷を集中させることなく、一定の負荷を維持することができます。
(注1) ETERNUS DX60 S5/S4/S3は除く
サポート
ストレージ |
オールフラッシュアレイ | ETERNUS AF150 S3
ETERNUS AF250 S3/S2, AF250 ETERNUS AF650 S3/S2, AF650 ETERNUS DX200F |
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ハイブリッドストレージ
システム |
ETERNUS DX100 S5/S4/S3, DX200 S5/S4/S3
ETERNUS DX500 S5/S4/S3, DX600 S5/S4/S3 ETERNUS DX900 S5 ETERNUS DX8100 S3, DX8700 S3, DX8900 S4/S3 ETERNUS DX80 S2, DX90 S2 ETERNUS DX400 S2 series ETERNUS DX8000 S2 series |
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サポートサーバ | 基幹IAサーバ、UNIXサーバ、PCサーバ |
(注)本ページでご紹介している製品・機能・サポート内容などは都合により予告なく変更することがありますので予めご了承ください。