本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

今までに発表した製品:ETERNUS AF650 S3 オールフラッシュアレイ

「ETERNUS AF650 S3 オールフラッシュアレイ」は2023年3月31日に販売終息しました。
本ページで紹介している情報は、2023年3月31日時点のものです。

本製品の後継製品は以下となります。
・ミッションクリティカル用途:ETERNUS DX series
・仮想化、ファイル用途:ETERNUS AX seriesETERNUS HX series
・ブロック用途:ETERNUS AB seriesETERNUS HB series

ETERNUS AF S3 series 概要
ETERNUS AF650 S3

ETERNUS AF S3 seriesは、SSD(Solid State Drive)の搭載に特化したオールフラッシュアレイです。
富士通独自の機能により、SSDの長寿命化、高速なSSDの性能を100%引き出す機能に加え、高性能CPUとマルチプロセッシング技術の適用により、ストレージ性能を飛躍的に向上し、データベース高速化や仮想化集約、データの分析・解析などに迅速かつ安定した能力を発揮します。

注)ETERNUS AF650 S3 オールフラッシュアレイは2023年3月31日に販売終息しました。本製品の後継製品は以下となります。
・ミッションクリティカル用途:ETERNUS DX series
・仮想化、ファイル用途:ETERNUS AX seriesETERNUS HX series
・ブロック用途:ETERNUS AB seriesETERNUS HB series

業務システムのI/Oボトルネックを解消

  • ETERNUS AF150 S3はSSDを最大24本、ETERNUS AF250 S3は最大264本、ETERNUS AF650 S3は最大1,056本まで搭載可能なオールフラッシュアレイ。装置内に異なる容量のSSDを混在でき、またSED(Self Encrypting Drives:暗号化対応)SSDもサポート。
  • 最大920,000IOPS(注1)もの高速処理を実現。さらに、データ要求への応答時間(レスポンスタイム)が平均0.5ミリ秒と非常に短く、I/Oボトルネックが発生しやすい環境でも安定したデータ転送を実現。
  • 高性能を求められる高速仮想化集約やデータベース高速化に絶大な効果を発揮。
  • VSI(サーバ仮想化)・VDI (クライアント仮想化)といった仮想化基盤においても、集約した多数の仮想マシンからの負荷に耐え、安定した仮想化基盤の運用を実現。

SSDの特性をふまえた専用設計

  • データをリアルタイムで削減するインライン重複排除・圧縮機能を搭載(注2)し、S3シリーズからは専用チップによるハードウェアアシスト機能を採用しているため、圧縮処理をハードウェアにオフロードし、ストレージ処理性能への影響を極小化します。これにより、ドライブの消費削減することでの直接的なコスト抑制はもとより、CPU負荷を軽減し、高速処理を実現。
  • 搭載しているSSD 1本単位でガベージコレクション(不要ブロックの最適再配置)状態を監視し、システム全体の書き込みレスポンスを安定化。
  • 一部の書き込み処理を自動的に判別し、直接SSDへ書き込みを行うことで、SSDの高速性を最大限に発揮し、シーケンシャルライト性能を大幅に向上。
  • 書き込みデータにエラー検出用のチェックコードを附与した状態で、SSDのブロックサイズ(4KB)に適合したアライメント処理に対応し、書き込み性能の遅延や寿命の劣化を抑止。
  • ETERNUS AF搭載のSSDはすべて3年間の標準保証期間と最大10年間の保守(注3)を提供。

エンタープライズ・ストレージとしての基本機能装備と互換性確保

  • 筐体内部ではフルボリュームの高速コピーをはじめ、更新データの差分コピー機能やスナップショット機能などの業務影響を最小限に抑えたバックアップの4方式と、重篤な障害や災害への備えとして筐体間のコピー機能を2方式サポート。
  • 長年のストレージビジネスで培ったエンタープライズ技術(QoS自動化、データ保全機能、業務継続、DB連携、各種ソフトウェア・サーバ連携など)を適用。
  • Veeam® Backup & Replication™とのスナップショット連携により。VMwareなどの仮想化基盤で使用する際のバックアップ設計・運用を容易に。
  • 注1
    ETERNUS AF650 S3での値
  • 注2
    ETERNUS AF150 S3未サポート
  • 注3
    長期保守モデルのご購入が必要です

仕様・諸元

  ETERNUS AF650 S3
サポートRAID 0, 1, 1+0, 5, 5+0, 6
最大物理容量(注1 32,440TB
コントローラー数 2
システムメモリ容量 1,536GB
ホストインターフェース FC [32Gbit/s, 16Gbit/s]
iSCSI [10Gbit/s(10GBASE-SR / 10GBASE-CR)]
ホストインターフェース
アダプター数
AC100~120V 2 / 4
AC200~240V 2 / 4 / 6 / 8
ホストインターフェース
ポート数
AC100~120V FC(32Gbit/s): 4~16
FC(16Gbit/s): 4~16
ISCSI: 4~8
AC200~240V FC(32Gbit/s): 4~32
FC(16Gbit/s): 4~32
ISCSI: 4 ~16
最大接続サーバ数 4,096
ドライブエンクロージャー数 0~43
ドライブ数 AC100~120V 2~1,032
AC200~240V 2~1,056
サポートドライブ 暗号化非対応 30.72TB, 15.36TB, 7.68TB, 3.84TB, 1.92TB, 960GB
暗号化対応 7.68TB, 3.84TB, 1.92TB
ドライブインターフェース[最大転送速度] SAS 12Gbit/s
最大性能 920,000IOPS
[100% Read, 8KB Block size]
外形寸法
W×D×H
[ピッチ数]
コントローラーエンクロージャ 482mm × 805mm × 133mm[3U]
ドライブエンクロージャ 482mm x 540mm x 88mm[2U]
最大質量 コントローラーエンクロージャ 54kg
ドライブエンクロージャ(注2 35kg
電源条件 電圧 AC100~120V , AC200~240V
相数 単相
周波数 50Hz/60Hz
最大消費電力[最大皮相電力](注2 コントローラーエンクロージャ AC100~120V 890W[9000VA]
AC200~240V 1,340W[1,360VA]
ドライブエンクロージャ AC100~120V 430W[440VA]
AC200~240V 430W[440VA]
最大構成時(注3 AC100~120V 19,380W[19,820VA]
AC200~240V 19,830W[20,280VA]
最大発熱量(注2 コントローラーエンクロージャ AC100~120V 3,210kJ/h
AC200~240V 4,830kJ/h
ドライブエンクロージャ AC100~120V 1,600kJ/h
AC200~240V 1,600kJ/h
最大構成時(注3 AC100~120V 72,010kJ/h
AC200~240V 73,630kJ/h
周囲環境条件(動作時) 温度 10~40℃
湿度 20~80%RH
コンセント形状 AC100V仕様 NEMA 5-15
AC200V仕様 NEMA L6-15
  • 注1
    本容量は、1TB=1,000GB、1GB=1,000MBとして計算し、最大容量ドライブを最大数搭載した場合の物理容量
  • 注2
    エンクロージャにSSDを最大数搭載した場合に必要な電力値、および発熱量を記載
  • 注3
    装置に搭載可能な全オプションを搭載した場合の、最大負荷時に必要な電力値、および発熱量を記載

サポートサーバ/OS

メーカー名 機種 OS
富士通 基幹IAサーバ
FUJITSU Server
PRIMEQUEST
1000シリーズ
2000シリーズ
3000シリーズ
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Red Hat Enterprise Linux 9(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
Oracle Linux 7
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
VMware vSphere® 6
Oracle VM server 3
UNIXサーバ
SPARC M10/M12
SPARC Enterprise
Oracle Solaris 11
Oracle Solaris 10
PCサーバ
PRIMERGY
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Essentials
Microsoft® Windows® Storage Server 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Foundation
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Essential
Microsoft® Windows® Storage Server 2012 R2 Standard
Red Hat Enterprise Linux 9(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6
SUSE Linux Enterprise Server 15
SUSE Linux Enterprise Server 12
SUSE Linux Enterprise Server 11
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
Oracle Linux 7
Oracle Linux 6
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
VMware vSphere® 6
Citrix Hypervisor 8 (XenServer 8)
Citrix Hypervisor 7 (XenServer 7)
Oracle VM server 3
FalconStor NSS
Oracle SPARC Servers Oracle Solaris 11
Oracle Solaris 10
IBM Power Systems, System p AIX 7.2
AIX 7.1
その他 各社PCサーバ Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Essentials
Microsoft® Windows® Storage Server 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Foundation
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Essential
Microsoft® Windows® Storage Server 2012 R2 Standard
Red Hat Enterprise Linux 9(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7(for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6
SUSE Linux Enterprise Server 15
SUSE Linux Enterprise Server 12
SUSE Linux Enterprise Server 11
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
VMware vSphere® 6
Citrix Hypervisor 8 (XenServer 8)
Citrix Hypervisor 7 (XenServer 7)
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
Oracle Linux 7
Oracle Linux 6
Oracle VM server 3
FalconStor NSS

補足 : サポートサーバ/OSの詳細につきましては、弊社担当営業または弊社パートナーまでお問い合わせください。

特長・機能

ETERNUS AF S3 seriesではコスト削減、全体最適化に加え、データの保全性、およびセキュリティの強化のために以下の多彩な機能を提供しています。各機能のサポート製品は異なりますので、詳細はそれぞれの機能ページの動作環境をご確認ください。

ETERNUS AF seriesのSSDの特性を踏まえた専用設計とは

高速コピー/リカバリ

災害対策

無停止・安定稼働

データ保護

セキュリティ

高性能

容量の効率化

性能リソースの自動割当

容量の仮想化

ストレージ自動階層制御

拡張性

環境配慮

  • グリーン製品
    グローバルな環境対策に則った当社の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有 / 使用規制、省エネルギー、環境情報の提供など)をクリアした地球環境に配慮した製品です。

運用管理

サーバ仮想化環境への対応

データ移行

データ共用

サービス

富士通サポートセンターの専門技術者によるOS / ミドルウェアのサポート、さらに点検 / ハードウェア障害予兆のリモート通報などの予防保守などでの運用支援など、充実したサービスでシステムの安定稼動を支援します。

関連資料・動画

ETERNUS AF seriesに関するその他の資料

動画

ダウンロード(プラグイン/ドライバ/ファームウェア)

各種プラグイン/ドライバなど

ファームウェア

ETERNUS AF650 S3の基本制御を行うコントローラーファームウェアの最新版には、追加機能のサポート、またはコントローラーファームウェアの修正データが含まれています。ETERNUS AF650 S3は、常に最新版のコントローラーファームウェアを適用して使用してください。
なお、適用はお客様による作業となりますが、弊社サービスエンジニアに委託頂き、お客様先での適用作業を行う「BIOS/ファームウェアアップデートサービス新しいウィンドウで表示」もございますので、ご利用ください。
また、ETERNUS AF650 S3のファームウェアの入手については、SupportDesk サービスをご契約のお客様は「SupportDesk Web新しいウィンドウで表示」よりお願い致します。SupportDesk サービスを未契約のお客様は、弊社担当営業までお問い合わせください。

製品名 内容
ETERNUS AF650 S3 ETERNUS AF650 S3用 修正情報、関連資料など
(注1) ご利用には「富士通ID(登録無料)」が必要です。
(注2) ETERNUS AF650 S3用ファームウェアについては、弊社担当営業までお問い合わせください。

この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。

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