概要
膨大なトラフィックにも負けない圧倒的なパワー
- インテル® Xeon® プロセッサーを搭載し、バックエンドインターフェースの転送速度を従来比2倍の12Gbit/s(注1)SASに向上。従来比約2倍(注2)の性能向上を実現し、優れた処理性能で迅速なデータ活用を支援
- コントローラー直結型の高速なPCIe-SSDをキャッシュとして利用するExtreme Cacheにより、リードキャッシュ容量を大幅に拡張し、アクセス性能の向上を実現
- フルボリュームの高速コピー機能、差分コピー機能、スナップショット機能をサポートし、業務影響を最小限に抑えたバックアップが可能
- 筐体間コピーをサポートし、遠隔地バックアップによる災害対策が可能。Storage Clusterの適用時はアップサイトへの切り替え処理を行わず継続アクセスが可能
- 主要なコンポーネントを冗長化すると共に、RAIDやキャッシュデータのミラーリングによりデータを冗長化
- ドライブ故障時にデータの冗長性を常に確保し、停電時にもデータを保護。さらに万一、ドライブが故障した場合に、故障したドライブ上に格納されているデータを残りのドライブに高速に再配置して迅速な復旧を実現する「Fast Recovery」をサポート
リソース活用の最適化
- 容量を仮想化するシン・プロビジョニング機能により、大容量として利用しながら、導入するディスク数を抑制し、投資の最適化を実現
- QoS(Quality of Service)機能により、負荷変動の影響を他のアプリケーションに与えず、安定したパフォーマンスを保つことが可能
- 異種ドライブ混在環境で、データのアクセス頻度を検出し、設定したポリシーに応じてドライブ間でデータ再配置を行うストレージ自動階層制御をサポート
- MAID(Massive Array of Idle Disks)技術を応用し、必要時のみディスクを回転させるエコモードをサポート。さらに未使用ディスクの回転を停止した上で、新たにディスクへの電力供給を停止する機能を実装し消費電力を削減
ストレージ統合環境の実現
- 既存ボリュームの拡張やRAIDレベルの変更を業務運用中に対応可能
- 高性能なオンラインディスクドライブと、大容量で安価なニアラインディスクドライブに加え、超高速アクセスを実現するSSD(Solid State Drive)サポート。同一インチのドライブは混在搭載可能なため、ドライブ毎に専用筐体の導入が不要で、柔軟な構成が可能
- 富士通のメインフレーム「FUJITSU Server GS21」から各社PC/UNIXサーバまで、あらゆるプラットフォームをサポート
- FCoEをサポートしSAN/LANのネットワーク統合を実現
- 仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」のディスクストレージシステム向けAPI「VAAI」をサポートしVMware環境のシステム性能を向上
- 仮想マシン単位でボリューム管理するVMware vSphere のVirtual Volumes(VVOL)をサポートし、仮想マシンそれぞれの運用要件に応じたきめ細かなバックアップ運用やリソース管理を実現
(注1)最大転送速度
(注2)従来比はETERNUS DX8700 S2との当社比



