ウェルビーイング

 

ありたい姿

仕事もプライベートも、自分自身が大切にしている価値観に向き合い、自身の未来の幸せに日々向かっている。

2025年度目標

社員一人ひとりが自分のWell-beingを理解し、語ることができる

  • ウェルビーイング
    • 理解浸透に向けて、GlobalにWell-beingに関するメッセージの発信
    • Well-beingに関する指標開発
  • 安全衛生
    • 重大な災害発生件数:ゼロ

2022年度までの目標

いきいきと働くことができる職場環境の提供
⇒社員意識調査「ワークライフバランス」「Well-being」(注)に対するグローバル共通平均スコア 71
成長の実現と力を発揮できる機会の提供
⇒社員意識調査「成長の機会」に対するグローバル共通平均スコア 70

(注)22年度より「職場環境」から「Well-being」へ変更

※効果的な活動を実践できるように安全衛生ピラーとウェルビーイングピラーを統合しました。

富士通グループが考えるWell-beingとは

当社では、事業活動の源泉である人に焦点を当てたWell-beingを、経営における最重要課題の1つと位置づけています。富士通グループが考えるWell-beingとは『仕事もプライベートも、自分自身が大切にしている価値観に向き合い、自身の未来の幸せに日々向かっている状態』としています。瞬間的に幸福を感じるHappyに対してWell-beingはより持続的な幸福としており、また、Well-beingは個人の視点で「幸せである」と実感できることが大切であると考えています。

社員がWell-beingの状態にあるために重要と考える4つのカテゴリーを設けています。置かれている状況は人それぞれであることから、どのカテゴリーに重きを置くかは一人ひとり異なりますが、これらの要素が満たされているとき、私たちはWell-beingが実現されている状態に近づくことができると考えています。

富士通の考えるWell-beingを構成する4つのカテゴリ

※当社のWell-being活動のテーマカラーは「マゼンタ・オレンジ」です。マゼンタは深い温かさと創造性を、オレンジは新たな展望に向かい常に前進することを表しています

推進体制・レビュー

Well-beingの取り組みは、半期ごとに開催している「サステナビリティ経営委員会」において、活動進捗や目標達成状況の確認、新規活動の審議を行い、その結果を経営会議で報告しています。グローバルベースでの活動については、最高人事責任者(CHRO)がピラーオーナーとなり、PMO(Employee Success本部・International CoE)が計画立案と推進を担います。また、各地域からリージョンリードが任命され、各地域での具体的な施策/活動を推進しています。

Fujitsu Well-being committee

目標と実績

2030年までのストーリー(目標)

当社では、Well-beingが人々にとって一般的な価値観と受け止められる時代が、SDGs目標達成年である2030年以降に到来すると考え、2030年に向けたありたい姿として、Well-being実現ストーリーを3ステップで描いています。現在は第一段階にあり、2025年までには「社員一人ひとりが自分のWell-beingを理解し、語ることができる」ことを目指しています。また、その実現に向けて「Well-being理解・浸透策の展開」と「データドリブンな可視化と分析」の取り組みを推進しています。

2030年までのWell-being実現ストーリー

2022年度実績

<1>Well-being理解・浸透策の展開

Well-being メッセージのグローバル発信

  • Well-being メッセージのグローバル発信
    富士通におけるWell-beingを理解し、浸透を図ることを目的に、2023年1月30日にピラーオーナーであるCHROから富士通グループグローバル全社員に対し「富士通グループにおけるWell-beingの定義」や「Well-being向上に向けた会社としての姿勢」について、メッセージを発信しました(約12万人向け)。

Well-being for Planet Earth 石川 善樹氏による講演

  • Well-being for Planet Earth 石川 善樹氏による講演
    世の中におけるWell-beingの位置づけを理解し、浸透をはかることを目的に、2023年2月22日にFujitsu Transformation Nowにおいて、Well-being for Planet Earth 石川 善樹氏による講演・質疑応答・対談セッションを実施しました(約1200人が視聴)。

国際幸福デー国際幸福デー

  • 国際幸福デー
    自身のWell-beingに向き合うきっかけを作ることを目的に、2023年3月20日の国際幸福デーに富士通グループグローバル全社員に対しCHROからメッセージを発信しました(約13万人向け)。
    日本においては、社内向けに感謝をアプリで伝え合うサンクスイベントを開催しました(対象:富士通本体約3万人向け / イベント期間中のサンクスポイント件数:約1万2千件)。
    また、社外向けにはWell-being Initiative*1メンバー企業として、19社の合同イベントを開催、当社のWell-beingの取り組みの情報発信やウォーキングイベント等を通した他社交流を行いました。
  • *1
    Well-being Initiative
    日本経済新聞社が公益財団法人Well-being for Planet Earth、有志の企業や有識者・団体等と連携して2021年に発足したInitiative。富士通グループは初年度から参画。

<2>データドリブンな可視化と分析

Well-being実感を定量的に測るための指標開発を目的に、2023年2月27日~3月10日にWell-beingトライアルサーベイ(対象者数:約2,500名)を実施しました。今後、第2四半期に国内全従業員を対象(約8万人)に、第4四半期にはグローバルを含む全従業員を対象(約12万人)に、トライアルサーベイを実施する予定です。

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