2025年度 GRB(グローバルレスポンシブルビジネス)の目標

 

2022年度 GRB(グローバルレスポンシブルビジネス)の目標と実績はこちら

GRBの目標

項目ありたい姿と2025年度に向けた目標(KPI)

人権・多様性
◆人権
実社会/デジタル社会において、「人間の尊厳」への配慮がすべての企業活動に反映され、「人を中心とした価値創造」が恒常的に行われている。
<目標>
当社バリューチェーン全体における人権リスクの予防・軽減
  • 継続的な人権教育の実施(受講率90%以上を維持)
  • 有識者ダイアログの実施(毎年)
  • パートナー、お客様、NGOと連携し、富士通の知見・テクノロジーで人権尊重の促進と保護へ貢献
◆ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)
多様性を尊重した責任ある事業活動(レスポンシブルビジネス)に取り組む。誰もが一体感をもって自分らしく活躍できる、公平でインクルーシブな企業文化を醸成する。個人のアイデンティティに関わらず、誰もが違いを認め合い、活躍できるようにする。インクルーシブなデザインやイノベーションを通じて、社会により良いインパクトをもたらすよう努め、エンパワーし合うことで、持続可能な世界の実現を目指す。
<目標>
年齢、性別、文化、民族、性的指向、アイデンティティ、能力に関係なく、すべての社員がサポートされ、尊敬されていると感じられるようにする
  • 従業員エンゲージメント・サーベイの 「個人の尊重」に関する質問に対する回答結果の平均を7ポイント向上
    (80ポイント)
誰もが一体感をもって、自分らしくいられるインクルーシブで公平な企業文化を構築する
  • 従業員エンゲージメント・サーベイの「機会の均等」に関する質問に対する回答結果の平均を4ポイント向上
    (74ポイント)
リーダーシップの役割にも重点を置き、女性の参画を同等にする
  • リーダーシップレベルの女性比率を20%に向上
文化に配慮した偏見のない職場環境を実現するために、尊敬と寛容を促進し、私たちが働く社会の中で経営者レベルから下位層へと反映する
  • 地域やグローバルな取り組みをしつつ、グローバルに通用する文化・民族の総合戦略を構築
LGBTI+を受け入れるベストプラクティスを推進し、富士通のすべての拠点で社員とその家族をサポートする
  • LGBTI+の社員に平等な機会と一体感をもたらすため、FWEI (富士通ワークプレイス平等指数)を導入
すべての社員、お客様、および社会のステークホルダーが、 当社のソリューション、製品、サービス、システムを使用し、当社のコミュニケーションを理解できるようにする
  • デジタルアクセシビリティをブランドコミュニケーション、顧客エクスペリエンス、ワークプレイスを含む企業戦略の一つとして推進および提唱

ウェルビーイング
仕事もプライベートも、自分自身が大切にしている価値観に向き合い、自身の未来の幸せに日々向かっている。
<目標>
社員一人ひとりが自分のWell-beingを理解し、語ることができる
  • ウェルビーイング
    • 理解浸透に向けて、GlobalにWell-beingに関するメッセージの発信
    • Well-beingに関しての指標開発
  • 安全衛生
    • 重大な災害発生件数:ゼロ

環境
グローバルなSXリーディング企業として社会的責任を果たす。自らのカーボンニュートラル実現に加え、お客様との共創により、革新的なソリューションを提供することで様々な環境課題を解決する。
<目標>
社会的責任の遂行と環境課題解決への貢献
  • 自社・SCにおけるSBTネットゼロを目指したGHG排出削減
  • 事業活動に伴うリスクの回避と環境負荷の最小化
  • ビジネスを通じたお客様・社会の環境課題解決への貢献
    →具体的な目標は、第11期環境行動計画で策定

コンプライアンス
富士通グループ内の役職員が高いコンプライアンス意識をもって、事業活動を行うことにより、社会の規範としての役割を果たしつつ、ステークホルダーから投資や取引、就業の対象として選択される、信頼される企業グループである。
<目標>
コンプライアンスに係るFujitsu Way「行動規範」の組織全体の周知 徹底を図るために、グループ全体にGlobal Compliance Program を展開することで、高いコンプライアンス意識を根付かせるとともに、経営陣が先頭に立って、従業員一人ひとりがいかなる不正も許容しない企業風土(Zero Tolerance)を醸成する。また富士通のビジネスに携わるすべての人に活動を広げ、理解を求める
  • 社長を含めた富士通本社の経営層や各国グループ会社の社長等からコンプライアンス遵守の重要性をメッセージとして毎年発信
  • コンプライアンス教育を取引先100社以上を対象に毎年提供
  • 贈賄、カルテルを起こさせない

サプライチェーン
富士通グループは、人権・安全衛生、環境に配慮し、多様性を確保した責任あるサプライチェーンを実現する。
<目標>
サプライチェーンにおける、人権リスクの予防・軽減
  • 調達指針の遵守要請と並行して、取引先の可視化・課題の特定を推進し、問題を起こさない仕組みを構築
サプライチェーンにおけるGHG排出削減の推進
  • GHG排出削減を取引先とともに推進するため、主要取引先に対して、国際基準に沿った数値の目標設定を要請
    (主要取引先において、SBT WB2°相当の排出削減目標が設定されることを目標とする)
サプライチェーン多様性の確保
  • 各リージョン・国での社会要請に基づき、多様性の指標を定め活動
  • 日本での活動を女性活躍とし、取引先の取組状況を測定する仕組みを構築

コミュニティ
社員一人ひとりが幅広いステークホルダーとの共働・共創を通して社会課題への共感性を高めて活動に取り組み、社会にスケールあるインパクトをもたらすことで、富士通の成長機会を創出し、パーパス実現に貢献している。
<目標>
コミュニティ活動*に対する社員のマインドセット変革・組織風土醸成、及び社会へのインパクト創出
  • コミュニティ活動に参加した社員(従業員数の20%)
*コミュニティ活動とは:重要なステークホルダーの一つである地域社会とグローバルで協力し、社会が抱える課題解決に取り組み価値創造をめざす活動
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