外部団体との協業

社会や環境において様々な課題が山積する昨今、企業は、お客様や投資家の皆様へはもちろんのこと、従業員やサプライヤー、大小様々なコミュニティなど、あらゆるステークホルダー(利害関係者)に対し責任を持つべきという考え方が国際的に広まりつつあります。

富士通はこの考え方に共鳴し、国際団体や志を同じくする様々な企業と連携しながら、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)への参画

WBCSDロゴ

WBCSD (The World Business Council for Sustainable Development、持続可能な発展のための世界経済人会議) は、グローバル企業約200社のCEOが率いる団体で、ビジネス活動を通じて持続可能な社会を実現することを目的としています。WBCSDでは、ピープル・サーキュラーエコノミー・価値の再定義・都市とモビリティ・食と自然・気候とエネルギーの6つの経済システムの変革を提唱しています。富士通は2013年より参画し、複数のテーマでの活動を続け、2018年からは理事および副会長企業に就任しています。

2019年中は下記の活動に参画し、多業種の参加企業とともに、多様な社会課題の解決への議論を進めてきました。

  • ピープル:志を同じくする企業とともに「人権に関するCEOガイド」に署名し、全ての企業活動において人権尊重が果たされるよう呼び掛けました。
  • 都市とモビリティ:都市が抱える交通課題の解決に向けたワーキンググループにICTの知見を活かすべく参画しています。
  • Vision2050:WBCSDの活動の中核となる長期ヴィジョン「Vision2050」の改訂に取り組んでいます。本プロジェクトでは、2050年までに持続可能な社会の実現に必要なシステム変革と変革に向けて企業が果たすべき役割を議論しています。

WBCSDラウンドテーブルの開催

WBCSDラウンドテーブル

2019年11月、WBCSDのCEOであるピーター・バッカー氏が来日し、日本企業会員向けにラウンドテーブルを開催しました。バッカ―氏からは、2020年から2030年は持続可能な社会実現に向けて実践が求められる10年であり、民間企業による積極的な取り組みへの期待が示されました。参加企業間では、サステナビリティの取り組みは個社での活動に限定せず、他社との連携・業種を跨いだ協働が必要であるとの認識を共有しました。そして、持続可能な発展を続けていくために、民間企業が社会的課題の解決を主導していくことで一致しました。

世界経済フォーラムへの参画

世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)は、経済学者であるクラウス・シュワブ氏により設立された非営利財団で、グローバル・シチズンシップの精神に則り、パブリック・プライベート両セクターの協力を通じて、世界情勢の改善に取り組んでいます。そして、あらゆる主要国際機関や経済界、政界、学界、そして社会におけるリーダーと緊密に連携し、世界・地域・産業のアジェンダを形成しています。

毎年1月には、スイス・ダボスで年次総会(通称:ダボス会議)が行われ、多国籍企業経営者や各国の政治指導者、知識人、ジャーナリストなど3,000名を超えるトップリーダーが一堂に会し、世界が直面する重大な問題について議論しています。富士通は2001年より本フォーラムに参加し、経営トップによる年次総会参加をはじめ、事業部門長による分科会への参加など、広く様々な活動に参画しています。

「ステークホルダーがつくる、持続可能で結束した世界(Stakeholders for a Cohesive and Sustainable World)」をテーマとした2020年年次総会においては、時田社長及び古田副社長が参加し、企業トップや有識者とともに「デジタルによる新たなビジネス創造とデータ流通の信頼性の両立」や「環境や社会との調和のとれた持続可能な市場への変革」といったグローバルな課題について活発に意見を交わしました。

今後これらの議論をもとに、社会課題の解決へ貢献していきます。

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