カートリッジメモリ (LTO-CM) とは、LTO Ultrium規格のカートリッジテープに組み込まれている非接触型メモリチップ(EEPROM)です。
この「カートリッジメモリ」には、データの位置情報、カートリッジテープの使用履歴やエラーログ、その他のユーザー領域などの各種管理情報が記録され、RF(Radio Frequency)インターフェースを使用して、物理的な接触なしに、テープドライブにロード後のわずかな時間で、カートリッジテープのインデックスや使用状況などの情報を調べることができます。
そのため、従来のカートリッジテープよりもロード時間を短縮でき、ファイルやデータセットがテープ上のどこにあっても高速アクセスが可能で、より高速なリストアが実現できます。また、カートリッジメモリには使用履歴やエラーログなどの情報も記録されるので、問題の診断が容易になり、障害の事前予測にも活用できます。
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