FUJITSU Public Sector Solution Social Century Transport
AI交通量計測システム
既存のカメラを活用して、AI技術により道路交通量を観測し、道路利用状況や今後の道路整備計画など、道路管理業務を支援するシステムです。

システム概要
現在、道路の安全・快適な利用に向け、道路管理用に多くのカメラが設置されています。
本ソリューションは、これらの既存のカメラを活用して、AIにより道路交通量を観測し、道路利用状況や今後の道路整備計画に役立てるなど、道路管理者の業務を支援します。
また、道路交通流の可視化オプションを適用することで、事故多発箇所、渋滞箇所の調査負荷とコストの削減等が期待でき、道路施策のDX化に役立てることができます。
システムイメージ
特長
AIによる交通量観測
AIにて画面上の通行車両(大型車、小型車に判別)や歩行者・自転車・駆動付二輪車の交通量を観測します。
交通量は車線別に集計することができ、交通量は5分間および1時間単位で集計し、CSV出力及びブラウザ表示が可能です。
また、通行車両(大型車、小型車)の上下線ごとに平均速度を検出し、 交通量と同様に出力、表示することも可能です。
既存の道路管理用カメラを用いた観測
H.264・MPEG映像を受信し、既設CCTVカメラを活用した交通量観測が実施できます。
また観測対象カメラに対して定間隔でカメラ状態を取得し、交通量観測位置にあるかを判定します。
対象位置にない場合や計測不能な場合は、ログ状態として保存し、原因を確認することができます。
AI事象検知システムと連携(オプション)
停止や混雑等を通知するAI事象検知システムと組合わせて道路上の交通量を観測することで、CSVデータだけでなく交通量ピーク発生前後の映像を自動保存することができます。(注1)
また自動保存された映像は、映像アーカイブとして、映像情報共有化システム等にて表示が可能となります。(注2)
- 注1映像蓄積装置との連携が必要です。
- 注2映像情報共有化システムでの表示は映像アーカイブ(AI-DB)が別途必要です。
AIによる道路交通流の可視化
走行車両の軌跡を静止画上に描画することで、走行軌跡を可視化します。
交通量は車線別に集計することができ、5分間および1時間単位で集計し、CSV出力及びブラウザ表示が可能です。
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