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AI事象検知システム

AI事象検知システムは、道路や河川に設置したカメラ映像から道路/河川の状況や人物を監視し、AI技術を用いて車両の停止・低速・混雑・逆走・避走、河川の越水や人の侵入などの事象を自動で検知・解析・判定し、監視員へ事象を通知するシステムです。

システム概要

AI事象検知システムは、道路や河川に設置したカメラ映像から道路/河川の状況や人物を監視し、AI技術を用いて車両の停止・低速・混雑・逆走・避走・落下物、河川の越流や人の侵入などの事象を自動で検知・解析・判定し、監視員へ事象を通知するシステムです。
AIによる過検知(車両以外の物を車両として検知する、など)が発生した場合には、それらを抑制し精度を安定化させる機能も搭載しております。

システムイメージ

AI事象検知システム システムイメージ

特長

AI(ディープラーニング)による事象検知

AIにて画面上の人物や車両、河川越流を自動認識します。屋外環境に適用するため、画像認識にディープラーニング技術を活用することにより、従来技術に比較し、天候などの外部環境の影響を受け難くしています。
また、事象を検知した場合は、Web画面上でのポップアップ表示やアラーム音にて通知し、見逃しを防ぎます。

20台(標準)のカメラを1台AIシステムで処理

20台(標準)のカメラを順次切り替えてAI処理する方式を採用しています。また、この方式はカメラごとの処理領域や画角の固定などを必要としないため、日常のカメラ監視業務に制限を与えずに検知処理が実施できます。
(※一部非対応の機能あり)

映像アーカイブ

異常検知した映像は、映像蓄積装置と連携して事象発生の前後の動画像を自動的にライブラリに蓄積します。
また、これらの蓄積された映像は、映像アーカイブとして、映像情報共有化システム等にて表示が可能となります。

AIモデルの現場学習

AIモデルの精度向上のための現場学習を実現する機能です。
AI学習モデルを短期間で作成することができ、お客様先の環境内で定量的にAI学習モデルの精度向上を実現します。

AIモデルの現場学習

  • 現場個別のニーズ・特性・環境の変化に応じて再学習を計画・実施し、検知精度を向上させる。
  • 学習データの蓄積から再学習・適用までを現場で実現する。

予兆予測検知

気象データの情報を基に事象発生の危険度を予兆予測する機能です。
現場の映像データによる事象検知だけでなく、気象庁などの外部データを活用した予兆予測を行い、危険度マップなどの情報を提供します。

予兆予測検知

  • 過去の事象検知実績や天候情報等をベースに、スタック発生の可能性が高いエリアを可視化する。
  • 現在の事象検知に加えて、未来の事象を予測する。

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