本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

磁気テープとは

カートリッジテープの構造

カートリッジテープの中に磁気テープが巻かれたリールが入っています。カートリッジの中にホコリやゴミが入らないようにシャッター機構が設けられています。テープの先端にリーダーピンが取り付けられています。
LTO9カートリッジテープのテープ長は、1km(1,035m)を超える長さになります。

LTO テープドライブの構造

以下のような部品や機構で構成されています。

  • ローダー機構
    カートリッジテープとカートリッジ側リールモーターとを着脱します。
  • ローラーガイド
    磁気テープを正しく磁気ヘッドと接するようにします。
  • リーダーブロック
    リーダーピンを引っかけます。
  • スレッダ機構
    リーダーブロックごと磁気テープをドライブ側リールに引き込みます。
  • ドライブ側のリール
    カートリッジテープを巻き取ります。
  • リールモーター
    カートリッジ側とドライブ側のリールを回転させて、磁気テープの送り込みや巻き戻しを行います。

LTO の大容量記録を支える技術

LTO Ultrium とは LTO の規格を指します。
LTOテープの媒体で、「カートリッジ」と呼んで読んでいます。縦横約10cm、厚さ2cmの箱の中に、約1,265cm幅、1,035mの磁気テープがメジャーのように収納されています。
磁気テープには以下の単位があります。合計8,960トラックのデータの読み書きを行います。

  • データバンド:テープ幅の4分割
  • ヘッド領域:データバンドの32分割
  • データトラック:バンドあたりのトラック数70

約1.26cm幅の磁気テープが4つのデータバンドに分割され、データバンドは5本のデータバンドで挟まれます。
第9世代のLTOは一度に32本のデータトラックを読み書きするため、データバンドあたり2,240本、全体で8,960本ものデータトラックを持ちます。
データトラック1本の書き込みに必要なトラック位置精度を例えると、鹿児島から札幌までの約 1,600km の間を左右1mmのブレもなく走り続ける、驚異的な制御技術です。

掲載日:2024年12月

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LTO Ultrium™テープドライブを搭載したデータ保護に求められる要件とコストバランスを満たし、遠隔地へのフルバックアップ保管や長期にわたるアーカイブ保管など、オフライン管理の用途に最適

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