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テープライブラリ装置

テープライブラリ装置の構造

複数のLTOテープドライブとカートリッジテープを搭載したストレージとして、テープライブラリ装置があります。

写真は基本装置です。基本装置は、カートリッジテープをマガジンとLTOドライブ間を搬送する「ロボット機構」とロボットを制御する「コントローラー」があります。カートリッジテープは左右の「マガジン」に格納します。このテープライブラリ装置の場合は、カートリッジテープを40巻(*1)搭載できます。右マガジンには、運用中にカートリッジテープをテープライブラリ装置に出し入れができる「メールスロット機構」があります。マガジンの出し入れおよびメールスロットの操作などは「オペレーターパネル」から操作できます。

*1: 基本装置で40巻のカートリッジテープを使用するには、オプションのライセンスが必要です。

テープライブラリ装置の拡張

このテープライブラリ装置の場合、基本装置に拡張キャビネットを増設することで、カートリッジ搭載本数を最大560巻(*1)、ハーフハイトのLTOテープドライブであれば、最大42台搭載できます。LTO9の場合、最大で約10PB(非圧縮時)のデータを記録できることになります。

*1: 40巻以上のカートリッジテープを使用するには、オプションのライセンスが必要です。

ETERNUS LT140 テープライブラリ装置(最大構成時)
基本装置を中心に拡張キャビネットを13台搭載(合計14台構成)

論理ライブラリ機能(*1)

このテープライブラリ装置の場合、物理的に1台のテープライブラリであるにも関わらず、最大で21台のテープライブラリとして機能させることができます。

*1: 論理ライブラリ機能を使用するには、オプションのライセンスが必要です。

論理ライブラリの例

掲載日:2024年12月

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