11. 優れた運用機能・保守性を備えたオールフラッシュストレージが汎用的に

オールフラッシュストレージが出始めた当初、HDDを凌駕する性能面で高く評価されましたが、容量単価が高く、コスト面で折り合わなかったことが、HDDストレージをすぐに置き換えるまでには至りませんでした。また、エンタープライズストレージとしての運用機能や保守性がHDDストレージと比べると十分ではないという側面もありました。そのため、オールフラッシュストレージは、高いIOPS性能、低レイテンシ―が求められるような特定用途で利用されていました。

近年、容量単価が低下したことに加え、信頼性はもとより可用性や運用保守性を高めるHDDストレージでは当たり前となっていた機能の実装が進んだことが、オールフラッシュストレージの導入、さらには汎用ストレージとしての利用を後押ししています。
たとえば、災害や障害が発生したときに、企業の重要なデータ資産を守り、事業を継続できるようにするには、オンライン中のデータのバックアップや遠隔地へレプリケーションする機能も有効ですし、さらに可用性を高めたい場合、2台のフラッシュストレージ間でデータの等価性を維持し、予期せぬトラブルで1台が使用不可になった場合でも、使用可能なフラッシュストレージに業務無停止でフェイルオーバーする機能も役立ちます。

また、サーバ仮想化が進みオールフラッシュストレージ1台で統合管理する環境では、高負荷のアプリケーションや仮想デスクトップ一斉起動時のブートストームなど突発的な処理要求に対し、チューニング不要で性能を自動最適化するQoS(Quality of Service)機能も運用の効率化が図れます。 第8回で触れたとおりSSDの特性である書き込み制限について、SSDを長寿命化する技術も備えることで直ぐに使えなくなることはありません。また、3年間の標準保証期間や最大10年間の保守契約期間もありますので、書き込み回数の上限に達する前にSSDを予防交換できる点も安心です。 このように、オールフラッシュストレージは性能コストに優れるだけでなく、運用性や保守性も磐石になったことから、汎用ストレージとしての利用が広がりだしています。

掲載日:2017年12月8日

製品ラインナップ

ETERNUS AX series

仮想化システムで求められる、ブロックアクセスによる高いレスポンス性能と、ファイルアクセスによる簡易なデータ管理という2つの異なるデータアクセス形式を、一台のストレージで柔軟に実現

ETERNUS AB series

卓越したIOPS性能と低レイテンシを実現し、基幹システムやHPCに適したシンプルなブロックストレージ。ストレージ要件に応える機能によって、データ保護と活用をサポート

ETERNUS AF series

富士通独自の機能により、SSDの長寿命化、高速なSSDの性能を100%引き出し、データベース高速化や仮想化集約、データの分析・解析などに迅速かつ安定した能力を発揮

ETERNUS NR1000A series, C190

ネットワーク処理とファイルシステム処理を一体化し、オールフラッシュに特化したユニファイドストレージ。信頼性も高く、高いパフォーマンスを必要とする環境で力を発揮

(注)ETERNUS NR1000 C190/A220/A400の後継製品としてETERNUS AX seriesをご提供しています。対象製品名はこちらをご覧ください。

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