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10. 仮想化の集約とオールフラッシュストレージ

仮想化技術は、企業のシステム基盤の在り方を大きく変えました。1台の物理サーバ上で複数の仮想マシン(論理サーバ)を稼働させるサーバ仮想化、クライアントの実行環境を仮想化してサーバ上で実行するデスクトップ仮想化(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)といった仮想化技術を活用することで、システムに必要なサーバなどのハードウェアの削減が可能になり、導入・運用のコストの抑制につながります。最近では、サーバのCPU性能の向上、実装メモリの増加が進み、仮想化システムを集約してさらに少ないハードウェアでリソースを有効活用し、コスト、設置スペース、消費電力の低減を図る事例もあります。

より多くの仮想化システムを集約し、そのメリットを最大限に享受するには、ストレージも高性能、大容量化および集約が求められます。しかし、HDDタイプのストレージでは、HDDあたりの多重度が増加してレスポンスに影響し、期待するIOPS性能が得られなくなります。

多重度が増し、レスポンスの課題を解決するオールフラッシュストレージ の図

NAND型フラッシュメモリで構成されるSSD(フラッシュ)は、HDDに比べると100倍以上のIOPS性能を備えています。ランダムアクセスに強く、高負荷時でもレスポンスの低下が発生しません。フラッシュは近年容量単価が低下しており、性能単価ではHDDより優位です。圧縮・重複排除機能により、容量を効率的に利用することも可能です。仮想化システムの集約時に高い効果を発揮できるのはオールフラッシュストレージと言えるでしょう。

掲載日:2017年11月27日

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