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3. SSDの大容量化と低価格化

前回の解説では、NAND型フラッシュメモリを使ったSSD(Solid State Drive)には大きく2種類SLC(Single Level Cell)とMLC(Multi Level Cell)があり、その違いや用途に触れました。実現在では1つのセルに3ビットのデータを保存するTLC (Triple Level Cell)も登場しています。
余談ですが、当初業界ではMLCを2ビット以上のデータを保存するものの総称と決められたようですが、TLCが登場した際に2ビットのものだけをMLCと呼ぶことにしたそうです。今となってはMLCではなくDLC(Double Level Cell)と呼ぶべきと思う方も多いと思いますが、こんな経緯があったのですね。これら、SLC、MLC、TLCに加え、近年、1つのセルに4ビットのデータを保存する、より高い集積率をもった QLC(Quad Level Cell)が開発、発表されています。この技術が確立されるとこれまで以上の高密度化が可能となり、さらなる大容量化や低価格化が期待できます。すでに1本あたり数十TBの容量をもつSSDが企業向けフラッシュストレージでも使用されており、近いうちに数百TBのSSDが出てくると予想されています。
SSDの低価格化はさらに進み、2020年のオリンピックイヤーまでには、これまで主流であったHDD(Hard Disk Drive)の容量単価を逆転すると言われています。

次回は「もともとSSDは信頼性が高い」について解説します。

掲載日:2017年8月30日

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