本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

セキュリティ（データ暗号化攻撃対策）

ランサムウェアによる暗号化の動きをブロックし、感染前のデータに復元

データ暗号化攻撃とは、ランサムウェアが、社内ネットワークに侵入したあと重要なデータの保存されている場所を特定し、データを暗号化するという攻撃です。
ファイルが暗号化されると、元のファイルは削除され、ファイル内のデータにアクセスする方法はなくなります。ファイルはまだネットワーク上にあることが分かりますが、攻撃者が暗号化しているためアクセスできません。

データを保存しているストレージは、ランサムウェアからデータを守る"最終防衛ライン"です。仮に他の防衛ラインを突破されたとしても、ここさえしっかり守られていれば、ランサムウェアによる被害を最小限に抑えることができます。その強力な最終防衛ラインを標準で備えたストレージ製品がインテル^® Xeon^®スケーラブル・プロセッサーを搭載した「ETERNUS AX/HX series」です。ランサムウェアから重要なデータ資産を守り、安全・快適なデータ活用を実現します。

主な概要

テーマ	ランサムウェア（データ暗号化対策）
業種	全業種
活用シーン	サイバーセキュリティ対策の強化確実なデータ保護と復旧できる環境の整備

課題・背景

不正ファイルの侵入を防止したい
ランサムウェアが仮に侵入したとしても暗号化の処理そのものを阻止したい
ランサムウエアで作成される怪しい拡張子のファイルの書き込みをさせない

ETERNUS AX/HX seriesのランサムウェア対策

ファイル拡張子に基づいたフィルタリングを実施するFpolicy機能と、機械学習によるランサムウェア検出の自律型ランサムウェア対策機能で、感染しても瞬時に感知し、被害を最小限に抑える

自律型ランサムウェア対策機能の動き

効果

Fpolicyにより、特定の拡張子以外のファイルが操作されたときファイル名の変更や上書きを禁止する、特定のディレクトリにEXEファイルなどの実行ファイルを置けないようにするなど、さまざまな制御をかけ、ランサムウェアによる暗号化の動きそのものをブロック
自律型ランサムウェア対策は、ファイルのアクセスパターンなどの通常状態を機械学習する機能で、学習したパターンから逸脱した挙動を検出すると、データのスナップショット（Snapshot）を自動的に取得して管理者に通報。これにより、ファイル感染前に限りなく近い復元ポイントが提供され、管理者はSnapRestore機能を使ってデータを瞬時に復元することが可能

専用OS「ONTAP」を搭載

インテル^® Xeon^®スケーラブル・プロセッサーを搭載したETERNUS AX/HX seriesは、富士通が提供しているファイル/ブロックアクセスの双方に対応する多機能なユニファイドストレージです。ストレージ専用のOSである「ONTAP」を搭載し汎用OSを利用したNASに比べ、ランサムウェアにも強固なセキュリティ対策を提供します。

強固なランサムウェア対策

ONTAPは、ランサムウェアの侵入を事前に防いだり、データが暗号化されそうになるとそれを検知してブロックしたりする機能や、万が一暗号化されたとしても、事前に取得した安全なバックアップデータから迅速に復旧する機能などが用意されています。

富士通のおすすめポイント

ご紹介した製品と機能

インテル^® Xeon^®スケーラブル・プロセッサーを搭載したETERNUS AX/HX seriesはオンプレミスとクラウドの“いいとこ取り”で理想のITシステムを構成できる製品です。
さらにミッドレンジクラスのETERNUS AX4100/HX6100ではインテル^® Xeon^® Silverプロセッサーを搭載し、デュアルプロセッサーによる高い処理性能と信頼性を実現し、高いパフォーマンスを発揮します。
なお、ETERNUS AX/HX seriesはお客様の用途に合わせて一括買取、サブスクリプションモデルのどちらでもご検討いただけます。

インテル^® Xeon^® Silverプロセッサー搭載
ETERNUS AX4100, ETERNUS HX6100