暗号鍵管理オプションは、テープライブラリ側で暗号鍵の管理し、LTO Ultrium4以降のテープドライブで暗号化(ハードウェア暗号化)されたデータをバックアップする機能です。
本オプションは、テープライブラリのLT Remote Panel から暗号化の設定を行い、マスタキーと呼ばれる鍵を1 個割り当てます。テープライブラリはこのマスタキーから各カートリッジテープに対して、暗号鍵を自動的に生成し、その情報をテープライブラリ内の鍵管理データベースに保管します。
そのあとは、バックアップサーバからデータバックアップを実施すると、指定されたカートリッジテープに対して、テープライブラリが自動的に暗号鍵を付与し、データ(平文)を暗号化して保存するため、使用中は暗号化を意識せずにテープライブラリを使用することができます。
この機能を使用することで、外部保管する際にデータカートリッジが暗号化されていると、万一、保管したデータカートリッジが盗難、紛失しても、暗号化されているためデータの流出を防止できます。
(注)Ultrium4 以降対応
サポートテープライブラリ | ETERNUS LT140
ETERNUS LT260, LT250 ETERNUS LT270 S2/LT270 |
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