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システム全体の効率化を加速
64Gbit/s時代のSANスイッチ新登場!
システム全体の効率化を加速
64Gbit/s時代のSANスイッチ新登場!


2021年2月2日
DXを推進し競争力強化やイノベーション創出の成果につながるデータ活用に求められるのは、より一層のスピードです。このデータ活用を支えるストレージのパフォーマンスは、実は、サーバーとストレージの中継機器となるスイッチの性能によっても大きく左右されるという点をご存じでしょうか。
ぜひ、64Gbit/s時代を切り拓く富士通のスイッチ(注1)に注目してみてください。先進的なストレージネットワーク技術を持つBroadcom社と、総合システムベンダーとして親和性に注力しシステム全体を俯瞰し富士通の強みを活かした、新製品ファイバチャネルスイッチ「Brocade G720」、SANバックボーン「Brocade X7」とともに、用途別スイッチの特長をご紹介します。
- 注1:64Gbit/sは2021年上期サポート予定
最新SANスイッチがSSDのパフォーマンスを最大限に活かす
分散型システムが抱える悩みを解決するSAN(Storage Area Network)環境で従来よりも低レイテンシーで広帯域な共有ストレージを実現するには、フラッシュストレージやSSDが普及した今、SSD専用のストレージインターフェースNVMe(Non-Volatile Memory Express)(注2)をファイバチャネルで使用するNVMe over Fabrics(以下NVMe-oF)の導入が挙げられます。このSSDやNVMe-oFのパフォーマンスを最大限に引き出す製品が、この度リリースされたファイバチャネルスイッチ「Brocade G720」、SANバックボーン「Brocade X7」です。両製品ともに64Gbit/s転送レートに対応(注1)しています。
高速転送で転送時間の短縮を図ることはもとより、低レイテンシーによる安定したパフォーマンスおよび広帯域による集約率の向上を実現し、64Gbit/s時代のメリットを享受できる製品です。企業のDXをトータルに支援する富士通は、次世代SANスイッチの提供を通じてDXを支えるITインフラ全体のパフォーマンス向上を図っていきます。
- 注2:NVM Express(NVMe):PCI Express(PCIe)バスに取り付けられた非揮発性メモリにアクセスするためのオープンな論理デバイスインターフェースの仕様。NVMとは、非揮発性メモリを示し一般的に SSD として取り扱われるフラッシュメモリ

SANスイッチの選択指標
複数のサーバーでストレージの共有を可能にするSAN。ファイバチャネルスイッチ、SANバックボーン、エクステンションスイッチのそれぞれの特長や選択ポイントを知ることで、システム全体のコスト削減、パフォーマンス向上、BCP(事業継続計画)対策強化に繋がります。
選択ポイント1 インターフェースと機能で選ぶ
SAN環境で高速性、信頼性を実現するなら[ファイバチャネルスイッチ(FCスイッチ)]
SAN環境を構築するにあたりスイッチを選ぶポイントはインターフェースです。高速伝送や冗長性(電源やファン等)、信頼性を求めるならば、ストレージインターフェースは断然ファイバチャネルがオススメです。iSCSIは比較的安価で導入できるのですが、伝送エラーや性能劣化といった信頼性確保の面で課題があります。また、HPC(High Performance Computing)などでの利用が多いInfiniBandは、短距離での高速伝送といった制限があります。
また、ファイバチャネルスイッチの中での機種選定におけるポイントは、用途やニーズに合わせてポート数や転送能力、レイテンシーが重要となります。当然、冗長性・活性交換も確認項目です。

ファイバチャネルスイッチの概要図
n:1(サーバー:ストレージ)をSAN環境で高速データ転送を実現
選択ポイント2 用途で選ぶ
数百ポートを1つの装置で管理するなら[SANバックボーン]
ポート数が100を超える場合、ファイバチャネルスイッチを増やすことなく統合管理を実現するのがSANバックボーンです。1台の装置で複数ポートを管理(Brocade X7:最大ポート数384)するため、運用管理の効率化はもとより省スペース化や省電力化が図れます。また、ポートの高密度化における信頼性を実現するため、コントローラやコアスイッチングも含め2重化することで可用性を高めています。さらに、1つの筐体にブレードを追加し増設していくため、スモールスタートで開始し業務拡大など必要に応じて拡張することも可能です。ファイバチャネルスイッチのポート数増大に伴い、更新時のリプレース先としても有力な選択肢となります。

SANバックボーンの概要図
多くのポート数を1台で管理し、運用の効率化を実現
SAN環境でBCPを実現するなら[エクステンションスイッチ]
SAN環境において遠隔地間でのデータバックアップ、データベースのミラーリングなどによりBCPを実現するのが、エクステンションスイッチです。ファイバチャネルのデータをIP(Internet Protocol)データに変換し、遠隔地拠点への長距離転送を可能にします。また、転送データの圧縮によりWAN(広域通信網)回線の効率的な利用やデータ転送性能の向上を実現。さらに暗号化機能により安全なデータ転送を実現します。

エクステンションスイッチ概要図
SAN環境で遠距地への高速データ転送を実現し業務継続性を実現
信頼と安心で選ぶなら、SANスイッチは富士通!
Brocade seriesスイッチは、時代のニーズを先取りし技術革新によりSANスイッチのデファクトスタンダードをつくってきたパイオニアです。富士通は、Brocade製品のOEMを1999年から開始し20年以上お客様に提供してきました。SANスイッチ市場は、高速性とともに安定性や信頼性を求める企業から変わらぬ支持を得ています。Broadcom社は市場に対し、今後も新しい製品や技術を投入していくと表明しています。
富士通は、Broadcom社との信頼関係のもと新製品をいち早くリリースするとともにBroadcom社と密に連携した充実のサポートおよび窓口の一本化による迅速な対応により、お客様のニーズに安心と信頼で応えています。
ご参考)スイッチの種類とその主な目的・用途、効果
スイッチのカテゴリ | 主な目的・用途 | 効果 |
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SANスイッチ:ファイバチャネルスイッチ![]() |
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SANスイッチ:SANバックボーン![]() |
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SANスイッチ:エクステンションスイッチ![]() |
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ご参考)コンバージドスイッチ: ExtremeSwitching VDX series![]() |
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ご参考)メインフレーム向けスイッチ: ETERNUS FCLINK Switch![]() |
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この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。