強力な重複排除・圧縮機能を搭載したセカンダリーストレージが
バックアップ&レプリケーション環境を変革!

~Veeam連携で仮想化環境のバックアップ機能も充実~

ETERNUS CS800 M1

2020年10月20日

増え続ける重要データのバックアップや
ディザスタリカバリーを最新機能で継続支援

ITの活用がビジネスの成功に不可欠なものとなった現在、企業内に蓄積されるデータ量は加速度的に増加を続けています。そうしたデータは大きな価値を持つ情報資産であり、失われてしまうと業務が停滞して甚大な損害が生じることも少なくありません。このため、重要データを扱う企業は、以前よりバックアップ体制を構築してデータ損失のリスクに備えてきました。

企業が扱うデータがそれほど多くなかった時代は、テープや光ディスクといったメディアを用いたバックアップが主流でしたが、データ量の増加にともない大容量のストレージを利用したバックアップ製品が注目されるようになりました。とはいえ、バックアップシステムに潤沢な予算をかけられる企業は限られており、ストレージをバックアップに利用するためには、バックアップデータの削減が必要でした。

こうした状況のなか、2010年8月にバックアップ専用ストレージ「ETERNUS CS800」(以下、CS800)の国内販売が開始されました。当時では先進的な機能となる重複排除・圧縮機能を搭載し、ストレージを利用したバックアップにおけるデータ容量削減とコスト軽減を実現。環境によってはバックアップ容量を90%以上削減できるほか、バックアップ時間も大幅に短縮されるなど大きな効果が期待できる「デデュープ(重複排除)アプライアンス」として注目を集めました。

CS800はバックアップの課題を解決するソリューションとして周知され、市場のニーズに合わせてアップグレードし第7世代(S7)までを展開。これまで、国内累計700台以上の導入実績を持つ製品として、金融、官公庁、文教、製造流通など幅広い業種に採用いただいており、増え続ける重要データのバックアップやディザスタリカバリーを支援します。製品を提供する富士通によるシステム構築や運用ノウハウを活かしたサポートもあり、バックアップストレージの有力候補として確固たる地位を確立することに成功しています。

そして、このCS800 seriesの最新モデルとして登場したのが「ETERNUS CS800 M1」(以下、CS800 M1)です。大容量データへの対応をはじめ、昨今の社会情勢によるリモートワークの増加や、災害対策、業務継続性といった市場のニーズに応えるための機能強化が図られた、最先端のデデュープアプライアンスになります。

ラインナップ構成はCS800 S7の「Entry」「Flex」「Scale」から「Entry」「Scale」「Enterprise」の3つに変更。中規模・大規模システム向けのEnterpriseモデルが追加されたことで、より幅広い規模のシステムのバックアップに対応するようになりました。

ラインナップ構成

シンプルな構成を採用、さまざまな機能が進化したCS800の最新モデル

IaaSやPaaSなどクラウドを使ったインフラ構築が普及した現在では、業務データをクラウド上に保存し、バックアップにもクラウドを利用しているというケースは少なくありません。とはいえ、重要データを保管するという観点から見ると、オンプレミスによる自前での継続的管理を希望する声はあり、バックアップストレージの需要は今後も続いていくと考えられています。

今回販売が開始されたCS800 M1は、前モデルからハードウェアとソフトウェアが共に刷新され、バックアップ専用ストレージとして極めて高い完成度を誇ります。これまで適用に時間がかかっていたソフトウェアのバージョンアップがタイムラグなしで行えるようになり、機能強化や不具合解消、脆弱性対応の迅速化が実現しています。

もちろん、デデュープアプライアンスの特徴である重複排除機能も強化されています。CS800 seriesでは、バックアップデータをCS800に保存する際に重複排除を実行できるのに加え、ホスト(バックアップ元)側で重複排除を行い、必要なデータのみをCS800に送る機能も搭載していました。CS800 M1ではNFS(Network File System)を採用したサーバであれば、プラグインを導入することで簡単に重複排除が実行できるようになり、ネットワーク帯域に負荷をかけることなくバックアップを行うことができます。

重複排除などによるバックアップ容量の削減

CS800 seriesでは、災害対策となる遠隔地へのレプリケーション機能も充実しています。レプリケーション先に複数世代のデータを保存して任意の世代を選んで復元できる世代管理レプリケーションに加え、複数拠点のデータを1つのサイトに集約するタイプのレプリケーションにも対応。CS800 M1は、これまで筐体間のレプリケーションの設定が、10:1までだった設定数を最大50(50:1)個(Enterpriseモデル)にまで拡大可能になり、複数拠点・店舗でビジネスを展開している企業の災害対策にも対応できるようになっています。

基本的なレプリケーションの例

仮想化環境のバックアップ機能も充実、
多様なニーズに応えてくれる Veeam Backup & Replication

近年のバックアップニーズに対応するための機能としては、「Veeam Backup & Replication」との連携機能も見逃せません。同製品は仮想化環境のバックアップ・レプリケーションに特化したソフトウェアで、強力な重複排除・圧縮機能を搭載。仮想化環境のデータを保護したい企業のニーズに応えてくれます。CS800 M1には、VDMS(Veeamのエージェント機能)が標準(注)で組み込まれており、仮想化環境のデータをスムーズにバックアップすることが可能。ハイパーコンバージドインフラ(HCI)のバックアップ先としても好適です。

 
  • 注:
    Scale/Enterpriseモデルのみで別途ライセンスが必要

このように、現代のバックアップ需要に対応するための機能を網羅したCS800 M1は、事業継続性や災害対策を強化したい企業をはじめ、重要データを扱うすべての組織にとって効果的なソリューションといえます。市場の要望に合わせて強化された重複排除・圧縮機能によってデータ管理コストの削減やバックアップ時間の短縮を実現。レプリケーションにおいてもデータ転送量が減らせるため、コストのかかる広帯域の回線を用意しなくても、災害対策サイトにデータを送ることが可能になります。現状のバックアップ環境に課題を抱えている企業は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

CS800の製品開発を手がける所氏が語る

「ソフトウェアとハードウェアが統一されたことで、OEM元であるQuantumとのやり取りが増え、お互いのアプローチの違いを理解しつつ共同作業で高品質な製品を生み出す環境が構築できました。最新機能が適用されるまでのタイムラグも短縮することができるようになりました。」

富士通株式会社 インフラストラクチャシステム事業本部
エンタプライズ事業部 ストレージシステム部 所 宏朋

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