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Fujitsu Storage
ETERNUS CS800 M1 デデュープアプライアンス
データの重複排除/圧縮により、低コストで高速なディスクバックアップを実現するストレージです。高速なディスクでの処理により、バックアップ/リカバリ時間を短縮

ETERNUS CS800 M1 デデュープアプライアンスは、2023年9月30日に販売終息しました。
本ページで紹介している情報は、2023年9月30日時点のものです。
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ETERNUS CS800 M1 概要
ETERNUS CS800 M1は、データ重複排除とレプリケーションテクノロジーを統合し、分散された企業環境でのバックアップとディザスターリカバリー保護を連携させるディスクバックアップソリューションです。
豊富な販売実績とサポート力により小規模から大規模システムまでのバックアップ/災害対策をサポートします。

注)ETERNUS CS800 M1 Enterpriseモデルは2023年2月28日に販売終了
重複排除/圧縮
重複排除とは、バックアップの際に対象データを解析し、重複データを自動的に検出して排除する技術です。
大容量のデータをいかにして保管しておくか。これは多くの企業が抱える課題です。データの重複をなくすことで、バックアップする際のデータ転送量や格納容量を大幅に削減できます。
- 重複排除と圧縮により、低コストで高速なディスクバックアップを実現
- 重複部分を除いた新規データのみ圧縮保存することで、保存データ量を90%以上削減可能
高速処理
- データ量の増加に伴い長時間化するバックアップ時間を大幅に短縮
災害対策・セキュリティ
- 異なる拠点のETERNUS CS800 M1間でデータ複製が可能
- 暗号化通信が可能で、高度なデータ保護を実現
- 低帯域でのレプリケーションの実現と高速化が可能
- ストレージ暗号化に対応、ハードディスクの不正なデータ解読を防止
容易な導入・運用
- 装置の管理GUIにウィザード機能を搭載し、各種セットアップが容易
- 運用に応じた容量拡張が可能
- Veritas NetBackupと併用し Accent機能を有効化することで、ETERNUS CS800 M1の装置内で行っていた重複排除/圧縮処理をバックアップサーバー上で実行可能に
- ETERNUS CS800 M1 Scale/Enterprise モデルとVeeam® Backup & Replication™ を連携し、Veeam独自プロトコルによる通信をサポート。効率的なデータの複製や移動を実現
ETERNUS CS800 M1 仕様・諸元
装置仕様
モデル名 | Entry2モデル | Scaleモデル | Enterpriseモデル(注1) | |
---|---|---|---|---|
CPU | インテル® Xeon® Silver プロセッサー | インテル® Xeon® Gold プロセッサー |
||
対応プロトコル | NFS, CIFS, OST | NFS, CIFS, OST, VTL | ||
論理容量(注2) | 11TB ~ 27TB | 11TB ~ 315TB | 51TB ~ 1,020TB | |
期待容量(注2)(注3) | 110TB ~ 270TB | 110TB ~ 3,150TB | 510TB ~ 10,200TB | |
基本構成 | コントローラー部×1 | コントローラー部×1 基本ストレージ部×1 |
||
最大構成 | コントローラー部×1 | コントローラー部×1 拡張ストレージ部×4 |
コントローラー部×1 基本ストレージ部×1 拡張ストレージ部×9 |
|
処理速度(注4) | Accent使用時 | 最大10.0TB/h | 最大34.0TB/h | 最大37.0TB/h |
Accent未使用時 | 最大6.0TB/h | 最大17.0TB/h | 最大18.0TB/h | |
VTL(FC) | - | 最大12.0TB/h | 最大24.0TB/h | |
ホストインターフェース数(注5) | 標準搭載 | 1GbE×1、10GBASE-T×4、10GBASE-SR×2または10GBASE-CR×2 | 1GbE×1、16GbFC×4ポート(注6)、 10GBASE-SR×2ポートまたは 10GBASE-CR×2ポート |
1GbE×1、10GBASE-SR×2ポートまたは 10GBASE-CR×2ポート |
オプション | - |
10GBASE-SR×16ポートまたは 10GBASE-CR×16ポートまたは 10GBASE-T×16ポートまたは 16GbFC×4ポートまたは 25GBASE-SR×8ポートまたは 25GBASE-CR×8ポート |
10GBASE-SR×16ポートまたは 10GBASE-CR×16ポートまたは 10GBASE-T×16ポートまたは 16GbFC×16ポートまたは 25GBASE-SR×8ポートまたは 25GBASE-CR×8ポート |
|
データ重複排除方式 | インライン方式、プリ・プロセス方式(注7) | |||
サポートドライブ | ディスクドライブ(注8) | 3.5" 4TB NL-SAS HDD 480GB SSD |
3.5" 4TB/8TB NL-SAS HDD 480GB SSD |
3.5" 12TB NL-SAS HDD 960GB SSD |
暗号化対応 | 対応/非対応 選択可 |
-
注1ETERNUS CS800 M1 Enterpriseモデルは2023年2月28日に販売終了
-
注21kByte=1,000Byteとして、RAID6にてフォーマットした容量です。お客様の使用環境によって異なります。
-
注3一般的な企業データを毎週フルバックアップ、毎日差分バックアップし、重複排除/データ圧縮により書き込める平均的な値です。
-
注4最大構成時の処理速度で、バックアップサーバ数や搭載ディスク数により処理速度は異なります。
-
注5オプション増設によりインタフェースの種類と数が異なります。
-
注6FC インターフェースは、ScaleモデルのMulti Protocolタイプに標準搭載されます。
-
注7プリ・プロセス方式はAccent機能を有効することで使用可能です。
-
注8HDDとSSDのどちらかを選択することはできません。オプションによりHDD、SSDともに増設されます。
設置諸元
モデル名 | Entry2モデル | Scaleモデル | Enterpriseモデル(注1) | ||
---|---|---|---|---|---|
外形寸法(mm) | コントローラー部 | 482×751.3×86.8(2U) | 482×751.3×86.8(2U) | 482×751.3×86.8(2U) | |
基本ストレージ部 | - | - | 447×536×86.8(2U) | ||
拡張ストレージ部 | - | 482×546×87.0(2U) | 447×536×86.8(2U) | ||
最大質量(注2) | コントローラー部 | 33.1kg <38.1kg> | 33.1kg <38.1kg> | 33.1kg <38.1kg> | |
基本ストレージ部 | - | - | 29.0kg <34.0kg> | ||
拡張ストレージ部 | - | 28.6kg <33.6kg> | 27.6kg <32.6kg> | ||
電源条件 | 電圧 | AC100~120V, AC200~240V | |||
相数 | 単相 | ||||
周波数 | 50Hz, 60Hz | ||||
コンセント形状 | AC100V | NEMA 5-15P (平行2Pアース付き) | |||
AC200V | NEMA L6-15P (3ピンツイストロック)/ IEC60320 C14 | ||||
最大消費電力 [最大皮相電力] |
コントローラー部 基本ストレージ部 |
AC100V | 534W [669VA] | 634W [794VA] | 953W [1,192VA] |
AC200V | 558W [707VA] | 663W [830VA] | 997W [1,247VA] | ||
拡張ストレージ部 | AC100V | - | 236W [295VA] | 200W [250VA] | |
AC200V | - | 247W [309VA] | 207W [259VA] | ||
最大発熱量 | コントローラー部 基本ストレージ部 |
AC100V | 1,923kJ/h | 2,283kJ/h | 3,431kJ/h |
AC200V | 2,209kJ/h | 2,387kJ/h | 3,589kJ/h | ||
拡張ストレージ部 | AC100V | - | 850kJ/h | 720kJ/h | |
AC200V | - | 890kJ/h | 745kJ/h | ||
周囲環境条件(動作時) | 温度 | 15~35℃ | |||
湿度 | 20~80%RH(結露がないこと) | ||||
騒音 | 72dB(A)以下 |
-
注1ETERNUS CS800 M1 Enterpriseモデルは2023年2月28日に販売終了
-
注2< >内はラックレールを含めた最大質量
サポートサーバー/OS/ソフトウェア
バックアップサーバー | サポートOS | バックアップソフトウェア | |
---|---|---|---|
メーカー名 | サーバー名 | ||
富士通 | UNIXサーバー SPARC M10/M12 SPARC Enterprise |
Solaris 11 Operating System Solaris 10 Operating System |
NetBackup™ Server/Enterprise Server 8.2以降(注1) |
PCサーバー PRIMERGY 基幹IAサーバー PRIMEQUEST |
Windows Server ® 2019(64bit) Windows Server ® 2016(64bit) Windows Server ® 2012 R2(64ibt) Standard/Datacenter Windows Server ® 2012(64ibt) Standard/Datacenter |
Arcserve® Backup r18以降 NetBackup™ Server/Enterprise Server 8.2以降(注1)(注2) Backup Exec™ 20.1以降(注2) Veeam Backup & Replication 9.5以降 |
|
Red Hat ® Enterprise Linux ® 8 (Intel64) Red Hat ® Enterprise Linux ® 7 (Intel64) Red Hat ® Enterprise Linux ® 6 (Intel64/x86) |
NetBackup™ Server/Enterprise Server 8.2以降(注1)(注2) NetWorker® 9.0以降 |
-
注接続するサーバーやOSによってサポートしているソフトウェアおよびバージョンが異なります。詳細は、弊社担当営業または販売パートナーまでお問合せください。
-
注バックアップソフトウェアのバージョンによってはOSTとOST SPEEDが未サポートの場合がございます。適用時には、弊社担当営業または販売パートナーまでお問い合わせください。
-
注1NetBackupでOST機能を使用する場合、NetBackup 8.2以降を使用してください。
-
注2本ソフトウェアと一覧に記載したサーバー/OSとの組み合わせにおいて、OST SPEED機能をサポートしています。
特長・機能
重複排除 / 圧縮
ETERNUS CS800 M1は、データの重複排除と圧縮により、低コストで高速なディスクバックアップを実現するデデュープアプライアンスです。新たに書き込むデータとディスク上のデータにおいて、可変長のブロック単位で自動的に重複排除を行います。重複部分を除いた新規データのみ圧縮保存することで、保存データ量を90%以上削減可能です(注1)。
テープバックアップと比べて、ディスクベースの高速処理でバックアップ / リカバリー時間を短縮すると共に、RAIDによるデータ保護やテープのメディアエラー解消により可用性を向上します。さらに、バックアップサーバー等の既存環境を活かしながら効率的にテープ運用からの切替が可能です。
- 注1一般的な企業データを毎週フルバックアップ、毎日差分バックアップした場合の削減率です。

ETERNUS CS800 によるデータの重複排除

ETERNUS CS800 Accent機能を使用したデータの重複排除
容易な導入/運用
ETERNUS CS800 M1は、装置の管理GUIにウィザード機能を搭載し、ガイドに沿って必要な設定項目を入力することで、各種セットアップが容易に行えます。また、UNIX/Linux/Windowsの各種OSと主要なバックアップソフトウェアをサポートし、多様な環境のバックアップに対応。
イーサネット接続のため、導入が容易に行えます。
災害対策
異なる拠点のETERNUS CS800 M1間でデータ複製が可能なため、災害対策システムの構築に対応します。重複排除 / 圧縮後の差分ブロックデータのみを共有フォルダ毎に転送するため、安価な低帯域WANを活用できます。また、異なるレンジ間で、1対1(片方向・双方向)、2拠点へのレプリケーション、複数システムへの遠隔地への統合バックアップが可能です。
さらに、256bitAES方式(注2)で暗号化されたセキュア通信でデータを転送します。
また、ローカルバックアップと同時に自動で遠隔転送できるため、レプリケーション時間を短縮し、運用効率を向上します。さらに、ネットワークの帯域制御を設定できるため、業務アプリケーションの使用帯域に影響なくデータ転送が可能です。
その他、富士通のデータセンターでデータをお預かりする「リモートバックアップサービス」と連携可能です。バックアップサイトを所有しないお客様でも、既存のテープ装置等をETERNUS CS800 M1に置き換えるだけで、災害対策のリモートバックアップ環境を簡単に構築できます。
- 注2Advanced Encryption Standardの略、米国 商務省標準技術局(NIST)によって選定された、日本政府推奨の標準暗号化方式。その中でも256bitAESは最高水準。
バックアップソフト連携による効率的データ転送
本機では高度な機能をもつ一部のバックアップソフトウェアとの独自連携をサポートしており、データ保護において特別な強みを発揮するよう設計されています。
Veritas NetBackupと併用し Accent機能を有効化することで、ETERNUS CS800 M1の装置内で行っていた重複排除/圧縮処理をバックアップサーバー上で実行可能に。重複部分を除いた新規データのみ圧縮して転送するため、ネットワーク上の帯域幅を有効活用でき、帯域幅の逼迫したネットワーク環境におけるスループット性能を向上します。
他にも、ETERNUS CS800 M1 Scale/Enterprise モデルではVeeam® Backup & Replication™と連携し、Veeam独自プロトコルによる通信をサポート。重複排除・圧縮を有効にしたVeeamに最適化された通信を行うことで、効率的なデータの複製や移動を実現します。
柔軟な容量拡張
容量の拡張性が異なる3モデルを提供します。お客様のシステム環境に応じて、Entry2モデルは11TB~27TB、Scaleモデルは11TB~315TB、Enterpriseモデルは51TB~1,020TBまで拡張可能です。
補足)ETERNUS CS800 M1 Enterpriseモデルは2023年2月28日に販売終了
ダウンロード(プラグイン/ファームウェア)
プラグイン/MIBファイル
ツール名 | 概要 |
---|---|
OpenStorage(OST)Plug-in | OpenStorage(OST) Plug-in(以下、本ソフトウェア)は、弊社製 ETERNUS CS800 S6/S7/M1(重複排除技術搭載ストレージ)において、Veritas社が提供するOST機能をサポートするためのプログラムです。OSTを使用するためには、Veritas社のNetBackupまたはBackup Execが必要です。ダウンロードは無料です。 |
ETERNUS CS800 MIBファイル | ETERNUS CS800をSNMPプロトコルで監視するために必要なMIB(Management Information Base)ファイル。ダウンロードは無料です。 |
ファームウェア
ETERNSU CS800 M1の最新版ファームウェアには、追加機能のサポート、またはファームウェアの修正データが含まれています。お客様システムの安定稼働やセキュリティ確保のために、常に最新版ファームウェアの適用をお願いいたします。
最新版は以下のSupportDeskご契約者様向けサイトにて提供しています。
https://eservice.fujitsu.com/supportdesk-web/
-
注このサイトを利用するには、SupportDesk契約が必要となります
ファームウェアの入手・適用は、お客様による作業となります。
なお、旧版ファームウェアのサポートは、最新版ファームウェアの公開後、6ヶ月後に終了いたしますのでご注意ください。
導入事例




重複排除機能により、バックアップデータ量を1/10まで削減
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