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OpenStack(オープンスタック)とは

OpenStackはオープンなクラウド環境を提供するためのオープンソースソフトウェアです。
クラウドの勃興期には、提供する企業ごとに独自の技術が投入され、特にプライベートクラウドでサービスの差別化が図られてきました。
このため、クラウドの乗換えや異なるクラウド同士を連携して利用することは非常に困難でした。そこで、ユーザーの利便性を考え、オープンソースを利用して互換性のあるクラウド環境を作ろうという発想で生まれたのがOpenStackです。

OpenStackの開発と現状

OpenStackプロジェクトの開始は2010年、米国Rackspace社とNASA(アメリカ航空宇宙局)が中心となりスタートしました。2012年には非営利団体OpenStackファウンデーションが設立され、現在ではプロジェクトには100カ国、850の組織から9,500人の個人メンバーが参加しており、富士通もコーポレートスポンサーになっています。

OpenStackの開発は、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングなどのコアとなるコンポーネントの開発をコミュニティ形式でメーリングリストを活用して進めており、非常にスピーディーに進んでいます。

OpenStackのストレージ関連のコンポーネントとしてはCinderとSwiftの二つがあります。
一つは実行中の仮想マシンに対してブロックストレージを提供・管理するCinderです。
OpenStack上で既存のアプリケーションを稼働させる目的などで利用されます。プラグイン可能なドライバアキテクチャーにより、従来型のストレージがOpenStackのブロックストレージとして利用可能になります。
もう一つのSwiftは、オブジェクトストレージのコンポーネントです。API経由でオブジェクトのやりとりが可能で、OSやファイルシステムに依存しないデータアクセスと保管が行えます。VMイメージから電子メールまで多様なオブジェクトの安全な分散保管を実現します。

OpenStackのリソースコンポーネント のイメージ

機能ごとに個別に用意されているコンポーネント。
上段がコンポーネントにより提供されるサービス、下段がコードネーム。
ブロックストレージは、仮想マシンが使用するストレージの管理を行い、オブジェクトストレージは、オンラインストレージを提供する。

OpenStack利用のメリット

OpenStackは無償で提供されるため、多くのベンダーが対応製品の開発に取り組んでいます。
有償のものも含めOpenStack以外にもこうした標準化の動きはありますが、現在最も注目されているのはOpenStackです。

対応製品の開発にあたる企業、エンジニアの数も多いため、将来的な機器などの選択の自由度は非常に高くなると期待できます。

また、OpenStackを利用することで、ストレージにおいてAmazonのEC2とAPIで互換性を確保しているため、容易にプライベートクラウドをパブリッククラウドと連携させたハイブリッドクラウドが構築できるなど、ベンダーロックインなしの開かれたクラウド利用環境が実現できます。

現状と展望

将来的な互換性やマルチクラウド環境を考え、リソースの増強や変更時の選択が自由なプライベートクラウドを構築するために、OpenStack対応を選択するユーザーが増加しており、この傾向は今後も継続するでしょう。

OpenStackを利用したシステムを組む場合、サーバーやストレージなどの製品は、対応製品からの幅広い選択が可能になります。

すでに全世界で75以上のユーザーグループがあります。日本OpenStackユーザーグループも日本語ドキュメントの提供など活発な活動を行っているため、国内での開発・利用環境も進化をつづけています。


富士通のETERNUS DXディスクストレージシステムおよびETERNUS DX200F オールフラッシュアレイは、OpenStack連携をサポートするETERNUS OpenStack Volume Driverを使用することで、OpenStackの外部ストレージを管理するCinderのブロックストレージとして利用可能です。

また、富士通ではプライベート基盤ソフトウェアServerView Resources Orchestratorを強化しOpenStack対応APIを提供開始するほか、OSS基盤構築サービスではRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platformを構築・運用支援サービスの対象に追加するなどOpenStack対応を積極的に推進しています。

掲載日:2014年7月14日

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