ETERNUS VT600
物理ボリュームの二重化「デュアルセーブ機能」と「マルチライブラリ機能」

ETERNUS VT600のデュアルセーブ機能は一つの論理ボリュームを二つの物理ボリューム上に二重化して保存する機能で、マルチライブラリ機能は、バックエンドに2台の実テープライブラリを接続することができる機能です。

デュアルセーブ機能

通常、論理ボリュームのデータは1巻の物理ボリュームに保存されますが、デュアルセーブ機能が設定された論理ボリュームは2巻の物理ボリュームに保存されます。 メディアエラー等で、物理ボリュームから論理ボリュームのデータを読み出せなかった場合、もう一方の物理ボリュームからデータを復元することができます。

マルチライブラリ機能

ETERNUS VT600 Model 700 S7は通常、1台のバックエンドライブラリを使用しますが、マルチライブラリ機能を使うことで同時に2台のバックエンドライブラリに接続することができます。
このマルチライブラリ機能とデュアルセーブ機能を併用し、論理ボリュームを2台のバックエンドライブラリに保存することで、さらにデータ保存性の向上を図ることができます。
この場合、メディアエラーだけでなく、バックエンドのライブラリダウンに対しても冗長化を維持させることができます。

効果

• メディアエラーによるデータ損失の防止
• バックエンドライブラリを二重化することでマイグレーションおよびリコール動作の継続が可能

動作環境

（注）本ページでご紹介している製品・機能・サポート内容などは都合により予告なく変更することがありますので予めご了承ください。

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