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ILM(Information Lifecycle Management)とは

情報は、新規に作成されてから、活用、参照、保存の各段階を経て、最後に削除されます。ILM(Information Lifecycle Management:情報ライフサイクル管理)とは、この情報のライフサイクルに着目してデータを管理しようという考え方です。



ILMの具体的なソリューションの1つに「ストレージの階層化」があります。情報のライフサイクルの中では、時間の経過とともに情報の価値が減少しますが、その一方でデータ量が増加します。それに応じてデータの活用方法やアクセス頻度も変化し、ストレージに求められる性能も異なってきます。そのため、情報の価値をもとにデータを複数の階層に分類し、各階層に適したストレージにデータを配置するのがストレージ階層化の考え方となります。

情報のライフサイクルにおける情報の価値とデータ量の変化を示した図



ストレージの階層化では、一般的に3つの階層にデータを配置します。

オンラインストレージアクセス頻度が高いデータ(アクセスパフォーマンス最優先)
ニアラインストレージアクセス頻度が中程度のデータ(コストパフォーマンス最優先)
オフラインストレージほとんどアクセスされないデータ(長期保存最優先)


データ配置ポリシーを設定することで、データのアクセス数や更新回数、保存期間をもとに、上記階層間でのデータの最適配置が可能になります。

ストレージの階層化は、次のようなメリットを生みます。

  • 各階層に適したストレージの導入による全体最適化・コスト削減・低消費電力化
  • 情報のライフサイクルに基づいた効率的なデータ管理

ストレージの階層化を示した図

掲載日:2009年5月7日

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