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今までに発表した製品:FUJITSU Storage ETERNUS CS2000NS ネットワークストレージ


バックアップ/アーカイブストレージ「ETERNUS CS2000NS ネットワークストレージ」は2022年4月28日に販売終息しました。
本ページで紹介している情報は、2022年4月28日時点のものです。 |
ETERNUS CS2000NS 概要
投資の最適化
- 1次階層にRAIDディスク、2次階層にはテープを配置。増大するデータに対し、階層管理(HSM) (注1)機能でデータ格納をアクセス頻度に応じて自動最適化。効率的なデータ保管で電力消費を低減するとともに、投資コストを抑制
高信頼性
- プロセッサや電源等の主要コンポーネントを二重化
- RAIDディスクとテープでデータを二重管理。バックエンドライブラリではデュアルコピー機能でデータを冗長可能
- ホストインターフェースのLANポートをPool化し、ハード故障時も継続したアクセスが可能
運用性
- Windows, UNIX, Linuxなど異なるOS環境でファイル共有可能
- 10/100/1000BASE-Tと、10ギガイーサネットをシステム環境に応じて組み合わせ可能
- 装置監視モニタ(GXCC)で装置状態をタイムリーに把握、運用設定も容易に実施
災害対策
- キャッシュミラー機能により、運用サイトとバックアップサイトに分散配置したRAIDディスク間でデータを複製、迅速なシステム復旧が可能
- Export / Import機能で排出したカートリッジテープを遠隔地へ外部保管
セキュリティ
- 不正アクセス防止のため、NASクライアントに対してアクセス権限を設定
- 1次階層内のデータファイルにWORM(注2)設定をすることにより、データファイルの改ざんを防止
- 注1Hierarchical Storage Management
- 注2Write Once Read Many:一度書き込まれたデータの消去・変更を不可とする機能
ETERNUS CS2000NS 仕様・諸元
ETERNUS CS2000NS 仕様
項目 | ||
キャビネット数 | 2~5 | |
---|---|---|
ネットワーク
インターフェース | サポートプロトコル | NFS, CIFS |
インターフェースタイプ | 10/100/1000BASE-T,10GbE | |
インターフェース数 | 4~16 | |
RAID容量 | SAS
HDD/RAID5 | 17.6~310.4TB |
NL-SAS
HDD/RAID6 | 66.8~1,342.4TB | |
ファイル(注1) | ファイルシステム数 | 最大 62 |
ファイルグループ数 | 最大 2,048 | |
ファイル数 | 最大 2,000,000,000 | |
バックエンド
テープライブラリ(注2) | インターフェース | FC (8Gbit/s) |
接続テープライブラリ | ETERNUS LT270 S2を接続必須
(詳細はETERNUS LT270 S2(CS2000NS接続時)の装置仕様を参照) | |
サポートライブラリ数 | 最大10台 | |
テープライブラリ容量 | 最大10.3PB | |
テープドライブタイプ | LTO Ultrium5 | |
サポートドライブ数 | 最大64台 |
- 注1CS2000NS 1台あたりのサポート数で、バックアップソフトウェアにより使用可能数が異なる場合があります。
- 注2接続するテープライブラリ数、テープドライブ数によって、別途ファイバチャネルの手配が必要になります。
ETERNUS CS2000NS 設置諸元
項目 | ||
外形寸法(W×D×H)(注1) | 3,500 × 1,075 × 2,008 mm
(突起物を含む) | |
---|---|---|
最大質量(注1) | 3,000 kg | |
電源仕様 | 電圧 | AC200~240V |
相数 | 単相 | |
周波数 | 50Hz, 60Hz | |
最大所要電力(注1) | 37.3 kW | |
最大発熱量(注1) | 134,280 kJ/h | |
電源コンセント | 必要コンセント数 | 8 (最大20) |
コンセント形状 | ロック式2ピンアース付
(NEMA L6-30) | |
周囲環境条件 | 温度 | 15~35℃ (動作時) |
湿度 | 20~80% (動作時) |
- 注1キャビネット5台、RAID容量最大構成時の値
接続テープライブラリ仕様
ETERNUS LT270 S2 (ETERNUS CS2000NS 接続時)の装置仕様
ETERNUS LT270 S2 (注1) | |||
---|---|---|---|
収納巻数 | 621~693 (注2) | ||
バックアップ容量 | Ultrium5 カートリッジテープ | 最大 1,039.5TB | |
テープドライブ仕様 | Ultrium5
ドライブ(注3) | 転送性能
(非圧縮) | 140MB/秒 |
記憶容量
(非圧縮) | 1.5TB/巻 | ||
搭載コンポーネント | ロボット数 | 1 | |
CAS部巻数 (注4) | 10 × 2 | ||
テープドライブ数 | 2~16 | ||
外形寸法(W×D×H) | 780 × 1,270 × 1,980 mm | ||
最大質量(注5) | 653 kg | ||
電源条件 | 電圧 | AC200~240V | |
相数 | 単相 | ||
周波数 | 50Hz, 60Hz | ||
最大所要電力 | 1.16 kW | ||
最大発熱量 | 4,162 kJ/h | ||
電源コンセント | 必要コンセント数 | 2 | |
コンセント形状 | ロック式2ピンアース付 (NEMA L6-15) | ||
周囲環境条件 | 温度 | 10~35℃ (動作時) | |
湿度 | 20~80% (動作時) |
- 注11台接続した場合の値です。
- 注2ユーザー使用可能巻数で、テープドライブの搭載数により異なります。
- 注3WORMカートリッジテープは使用できません。
- 注4CASは、Cartridge Access Stationの略称です。
- 注5カートリッジの質量は含みません。
使用可能なカートリッジテープ
記憶容量
(注1) | LTO Ultrium5 ドライブ(注2) | ||
---|---|---|---|
Read | Write | ||
LTO Ultrium1
カートリッジテープ | 100GB
(200GB) | ✕ | ✕ |
LTO Ultrium2
カートリッジテープ | 200GB
(400GB) | ✕ | ✕ |
LTO Ultrium3
カートリッジテープ | 400GB
(800GB) | ○ | ✕ |
LTO Ultrium4
カートリッジテープ | 800GB
(1,600GB) | ○ | ○(注3) |
LTO Ultrium5
カートリッジテープ | 1,500GB
(3,000GB) | ○ | ○ |
クリーニングカートリッジ | Ultrium1 クリーニングカートリッジ U (注4) |
- 注○: 使用可能, ✕: 使用不可能
- 注1カッコ内の数値は2 : 1圧縮時の容量です。
- 注2LTO Ultrium5 テープドライブの暗号化機能は、Ultrium4, 5 カートリッジテープのみ使用可能です。
- 注3LTO Ultrium4 フォーマットで書き込み。
- 注4クリーニングカートリッジは、富士通コワーコ(株)で販売している純正品「Ultrium1 クリーニングカートリッジ U」(商品番号:0160280)をご使用ください。
クリーニングカートリッジの最大使用回数は、約50回です。
環境への配慮
グリーン製品の提供
ETERNUS CS2000NSは、当社の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有 / 使用規制、省エネルギー、環境情報の提供など)をクリアした地球環境に配慮した「グリーン製品」です。
サポートサーバー/OS/バックアップソフトウェア
サーバー名 | サポートOS | バックアップソフトウェア |
---|---|---|
基幹IAサーバー PRIMEQUEST 1000シリーズ |
Windows Server® 2003, Standard Edition SP2 Windows Server® 2003, Enterprise Edition SP2 Windows Server® 2003, Standard x64 Edition Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition Windows Server® 2008, Standard (64-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
Microsoft Data Protection Manager2010 |
Windows Server® 2003, Standard x64 Edition Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition Windows Server® 2008, Standard (64-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
VERITAS NetBackup 6.5 Symantec NetBackup 7.0以降 |
|
Windows Server® 2008, Standard (32-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (32-bit) Windows Server® 2008, Standard (64-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
HP Data Protector 6.11以降 | |
Windows Server® 2003, Standard Edition SP2 Windows Server® 2003, Enterprise Edition SP2 Windows Server® 2003, Standard x64 Edition Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition Windows Server® 2008, Standard (64-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2,Enterprise (64-bit) |
Microsoft Windows Server Backup | |
Windows Server® 2008 R2,Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2,Enterprise (64-bit) |
CommVault Simpana 9.0 | |
Windows Server® 2008 R2,Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2,Enterprise (64-bit) |
Symantec Enterprise Vault 10.0 | |
基幹IAサーバー PRIMEQUEST 400/500/500A シリーズ |
Windows Server® 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems Windows Server® 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems |
Microsoft Data Protection Manager2010 |
UNIXサーバー SPARC M10/SPARC Enterprise |
Solaris 10 Operating System Solaris 11 Operating System |
Fujitsu NetWorker 7.6以降 |
PCサーバー PRIMERGY |
Windows Server® 2003, Standard x64 Edition Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition Windows Server® 2008, Standard (64-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
VERITAS NetBackup 6.5 Symantec NetBackup 7.0以降 |
Windows Server® 2008, Standard (32-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (32-bit) Windows Server® 2008, Standard (64-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
HP Data Protector 6.11以降 | |
Windows Server® 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems Windows Server® 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems Windows Server® 2003, Standard x64 Edition Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition Windows Server® 2008, Standard (64-bit) Windows Server® 2008, Enterprise (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
Microsoft Data Protection Manager2010 | |
Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
CommVault Simpana 9.0 | |
Windows Server® 2008 R2, Standard (64-bit) Windows Server® 2008 R2, Enterprise (64-bit) |
Symantec Enterprise Vault 10.0 |
- 注接続するサーバーのOSによってサポートするバックアップソフトウェアが異なります。サポートサーバー/OS/バックアップソフトウェアの詳細につきましては弊社担当営業または販売パートナーまでお問い合わせください。
本製品では、下記のカートリッジテープをご利用ください。
- [富士通コワーコ株式会社 取り扱い品]
- Ultrium5 データカートリッジ1500G [商品番号: 0160340]
- Ultrium5 データカートリッジ1500G WORM [商品番号: 0160345]
- Ultrium4 データカートリッジ800G [商品番号:0160330]
- Ultrium4 データカートリッジ800G WORM [商品番号:0160335]
- Ultrium3 データカートリッジ400G [商品番号:0160320]
- Ultrium3 データカートリッジ400G WORM [商品番号:0160325]
- Ultrium1 クリーニングカートリッジU [商品番号:0160280]
特長・機能
データの階層管理
階層管理(HSM)(注1)機能でデータ格納を自動最適化
1次階層にRAIDディスク、2次階層にはテープを配置。HSM機能により、アクセス頻度の高いファイルデータは処理速度の速いRAIDディスクへ、アクセス頻度の低いファイルデータは安価で大容量なテープへ自動的に保管します。
最適な階層に自動配置することで、映像、音声、写真などの増加し続ける大容量データを効率的に保管できます。
(注1)Hierarchical Storage Management
消費電力 / 運用工数の削減
大容量のデータをテープライブラリに保管して、ディスク容量を抑止することで電力消費を抑制できます。
さらに、データ配置の自動化により運用工数を削減できます。
高信頼性
ハードの障害発生時も運用継続
ホストインターフェースのLANポートをPool化しているため、LANポート及びフロントプロセッサが故障した際、別のポートへの切り替えが可能。これにより、ハード故障時も継続したアクセスが可能です。
制御プロセッサ内部の冗長化
フロント及びバックエンドのプロセッサや電源、ファン等の内部コンポーネントを二重化しています。片方のコンポーネントが故障した場合でもプロセッサの停止を回避し、縮退発生を抑止します。
高拡張性と運用性
高拡張性と高性能
最大1.3PBのRAIDディスク容量と最大約10PBのテープライブラリへのデータ格納が可能で、大規模環境に柔軟に対応。
さらに、10/100/1000BASE-Tと10ギガイーサネットをシステム環境に合わせて組み合わせが可能です。
多様なNASクライアントからのファイル共用
NFS(UNIX)、CIFS(Windows)といった標準的なファイルアクセスプロトコルをサポートし、異種OS間でのファイル共有をすることが可能です。
セキュリティ管理
NASクライアントに対してのアクセス権限設定と、1次階層にデータを格納する際のWORM機能(注2)を標準で備えデータファイルのセキュアなデータ保管を実現します。
(注2)Write Once Read Many:一度書き込まれたデータの消去・変更を不可とする機能
災害対策
1次階層内のデータ複製とを組み合わせることで、早期運用再開を実現しデータの紛失を防止します。
1次階層内のデータ複製
キャッシュミラー機能により、運用サイトとバックアップサイトに分散配置した、ETERNUS CS2000NSのRAIDディスク間でデータの複製が可能です。テープライブラリが不要なため、コストを抑えながら1次階層内のデータを迅速に復旧可能です。
2次階層内のデータ複製
デュアルコピー機能により、運用サイトとバックアップサイトに配置したバックエンドライブラリに、ETERNUS CS2000NSからデータの2重書きが可能です。これによりテープライブラリに保管している大量のデータを安全に保護することが可能です。
テープ媒体の外部保管
データを保管用テープに書き出し、装置外部で保管できます。遠隔地に搬送して保管することで、コストを抑えた災害対策を実現します。
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この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。