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ストレージのフェイルオーバ「ストレージ クラスタ」とは

“ビジネスを止めない”事業継続の観点ではシステムを止めないこととともにデータを守ることが重要です。その有効な手段として、フェイルオーバ(障害発生時に代替機が処理やデータを引き継ぐこと)が挙げられます。富士通におけるストレージのフェイルオーバ機能 Storage Clusterは2台のストレージ間で同期型リモートコピー技術を使用し、1台が使用不可となった場合もデータを守り、サーバに対し透過的な切り替えを自動的に行えます。VMware vSphere HAと組み合わせることでシステム全体の可用性を高めることができるため、基幹業務におけるサーバ仮想化環境の事業継続ソリューションとしても注目を集めています。

ストレージのフェイルオーバの重要性

24時間365日連続運転が必要なシステムが常態になってきている昨今、事業継続は企業の規模を問わず、優先順位の非常に高い課題となっています。事業継続を実現する上では、システムを止めないことと、データを守ることの両面が重要となります。災害時、システムが復旧しても被災直前までのデータがなければビジネスの継続が困難となるためです。

システムを止めないための有効なソリューションがサーバのフェイルオーバ。サーバに障害が発生した場合、代替サーバが自動的に処理を引き継ぎます。一方、データを守るためのソリューションがストレージのフェイルオーバです。ストレージが使用不可となった場合、代替ストレージに自動的に切り替え、業務継続を可能にします。

近年、ストレージのフェイルオーバの重要性が高まってきている背景には、基幹業務にサーバ仮想化を導入する企業が増大していることが挙げられます。サーバ仮想化環境においてミッションクリティカルなニーズに応えるべく、ストレージを含めてシステム全体の可用性の向上が求められています。

事業継続におけるシステムの課題

“ビジネスを止めない”事業継続を検討する際、RTO(Recovery Time Objective、目標復旧時間)とRPO(Recovery Point Objective、目標復旧時点)の2つの指標は欠かせません。RTOはサーバ復旧までに要する時間です。RPOはデータの消失が発生した場合、前回のバックアップ取得時点といった復旧可能な時点のことです。基幹システムにおける事業継続ではRTOとRPOをいかに短縮するかが重要な課題となります。

またシステムの切り替えでは運用面の課題の検討も必要です。主な課題には次のような項目があります。

  • 切り替え時の手作業が煩雑
  • 切り替え時に業務停止を伴う
  • データの整合性の考慮が必要
  • 復旧後の切り戻し手順が煩雑
  • サーバやストレージの単一障害に対してもサイトの切り替えが必要

RTOとRPOの短縮に加え、上記運用面の課題は、ストレージのフェイルオーバとvSphere HAなど仮想化技術と組み合わせて活用することで解決することが可能です。

富士通のStorage Clusterの概要

富士通におけるストレージのフェイルオーバ機能 Storage Clusterは、2台のディスクストレージ間で同期型のリモート技術を使用し1台のディスクストレージが使用不可となっても、もう1台に自動的に切り替えて業務継続を実現します。最新データの複製を常に代替のストレージに保持するため、災害時もほぼ被災した時点までデータの復旧が可能です。サーバのリソースを使用せずに複製処理を行うことから業務への負荷も最低限に抑えられます。

また、ストレージの監視から切り替えまでが自動処理で行われるため複雑な作業は必要とせず人為的ミスのリスクも回避できます。I/Oアクセス先を使用可能なディスクストレージに自動切り替え後、業務からは意識することなくアクセスできることからLU(Logical Unit、論理ユニット)の再割当てなどの作業も不要です。

画面操作によるストレージの切り替えも行えるため、運用前の切り替えテストや復旧後の切り替え(切り戻し)も安心かつ簡単に実行できます。


同期型リモートコピー技術を使用し事業継続を実現

vSphere HAと組み合わせてシステム全体の可用性向上

Storage ClusterとvSphere HAを組み合わせることで、システム全体を透過的に切り替える運用が可能です。vSphere HAは物理サーバが故障した場合にその上で稼働していた仮想マシンを別の物理サーバに自動的に移動できます。Storage ClusterとvSphere HAによりコストや運用管理の負荷を抑制しつつ無停止システムの構築が行え、万が一のハードウェアの故障はもとより計画停電や火災など建屋の災害時に業務停止時間の最小化を実現できます。


Storage Cluster とvSphere HAによりシステム全体を透過的に切り替えることが可能

まとめ

富士通のStorage Clusterは、同期型リモートコピーによりデータ面での事業継続を可能とし、透過性によって切り替え後も業務からは意識することなくアクセスが行えます。基幹業務を担うサーバ仮想化環境においてStorage Cluster とvSphere HAはコストパフォーマンスと運用性に優れた事業継続ソリューションです。

また同期型リモートコピー技術を使用するStorage Clusterは、同一センター内や同期距離圏内(応答遅延時間10ms未満)にある2つの異なるサイト間での利用に適しており建物災害や計画停電などに有効です。


富士通では、ストレージシステム統合管理ソフトウェア FUJITSU Storage ETERNUS SF Storage Cruiserの機能の1つとしてStorage Clusterを提供しています。ETERNUS SF Storage Cruiserは、安全なストレージ設計構築、多様なストレージリソースの可視化、性能ボトルネックの把握、自動階層制御、仮想ストレージプール管理などによりETERNUSを核にストレージ環境の総合的な管理を実現します。

掲載日:2014年8月12日
更新日:2014年8月29日

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