大東建託 様 デジタルマーケティング×デジタルセールス事例

デジタルとリアルを融合させた営業手法の確立
いままでアプローチできていなかったお客様に対する新たな提供価値とは?

大東建託様においてMAツールのPardotとCRMツールのSalesforceを導入し、デジタルを活用したマーケティングとセールスプロセス全体の改革を実現した事例です。

課題
効果
課題対面営業を強みとした営業展開において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などを受け、サービスの質を保ちつつ、お客様や営業社員の安全を確保した営業手法の確立が急務だった。
効果リアルの営業に加えてデジタルマーケティングを実施することで、お客様が望むタイミングやチャネルで有意義な情報を提供できるようになり、今までリーチできなかったお客様からご相談をいただく機会が増加した。
課題Web広告などで獲得した見込み顧客で、すぐには商談とならない潜在的な顧客様に対し、継続的な情報提供方法が確立できてなかった。
効果デジタルツールを活用したマーケティング施策やインサイドセールスプロセスを確立し、見込み顧客との継続的な交流から、お客様の検討度合が高まったタイミングで営業に引き渡せるようになった。
課題デジタルチャネルでのマーケティング施策が各部門で分散しており、カスタマーエクスペリエンスの低下に繋がっていた。
効果デジタル営業推進部を立上げ、デジタルとリアルを融合させたマーケティングとセールスのあるべき姿に向けて取り組めるようになった。

背景

電話や直接訪問を好まないお客様に対応した
新たなマーケティング戦略をどう実現するか

大東建託株式会社様(以下大東建託様)は、1974年6月の創業以来、賃貸業や不動産管理業を主に事業を拡大してきました。住宅分野にとどまらない、総合賃貸業を核とした地域密着型の生活総合支援企業を目指しています。

大東建託様のブランドメッセージは『生きることは、託すこと。』。広報部部長の和賀 直氏は、「人は一人で生きていくことはできません。誰もが人生の一部を信じられる誰かに託しています。当社は、顧客の思いに耳を傾けながら、お客様から信頼され、日常の一部を託していただける企業になることを目指しています」と語ります。

大東建託様の営業活動は、不動産の資産をお持ちのお客様への、いわゆる「飛び込み営業」が中心でした。お客様に対して直接的な営業を行い、お客様が抱えるさまざまな課題に寄り添うことで信頼を勝ち取り、右肩上がりの成長を実現してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、都市部を中心に直接営業を受けることに抵抗感・嫌悪感を抱くお客様が増えてきました。あわせて、飛び込み営業だけでは、「夜間や休日にしか会えないお客様」に対してアプローチすることは困難でした。

一方、同社のWebサイト経由で問い合わせのあったお客様にアプローチしたことで、商談や成約につながるケースが増えてきたことから「対面や電話による営業に加えて、デジタルを活用した新たなマーケティングの重要度が高まってきました」(和賀氏)。

もちろん、大東建託様では飛び込み営業に加えて、反響営業も同時に実施していました。反響営業とは、広告などのプロモーションに対する顧客の反響に応じて、見込み顧客を選定して重点的に営業施策を実施し、契約を獲得する一連の活動のこと。サポートセンターや問い合わせ窓口などに寄せられるプロモーションの反響の中には、すでに土地資産の運用を具体的に検討しているお客様からの問い合わせもあり、「ゼロから営業活動を実施するよりも、少ない労力と時間で契約を獲得できることもありました」(和賀氏)と言います。

こうした状況の中で、お客様の問い合わせの情報もうまく活用できるような、「デジタル時代に即したマーケティング戦略を実行に移せないか」という問いかけが経営陣からありました。そこで、経営層からの依頼を受け、元々、反響営業を行っていた不動産流通開発部に、広報部がデジタルマーケティング手法の導入を持ち掛け、プロジェクトを推進するに至りました。情報システム部には部分的に協力を依頼し、プロジェクトチームが立ち上がります。こうして、大東建託様のデジタルマーケティングプロジェクトが動き出しました。

導入のポイントなど、続きはこちらからご覧いただけます

デジタルとリアルを融合させた営業手法の確立
いままでアプローチできていなかったお客様に対する新たな提供価値とは?

【目次】

  1. 電話や直接訪問を好まないお客様に対応した新たなマーケティング戦略をどう実現するか
  2. 潜在顧客を顕在化させるためにプロモーション活動の中で試行錯誤を繰り返す
  3. デジタル営業推進部を立ち上げ大東建託としてあるべきインサイドセールスを実現する
  4. 重視したのは営業が確実にアプローチできる反響情報を受け渡すこと
  5. パートナー選定の決め手はともに悩み、ともに考える姿勢
  6. MAツールでお客様との接点を増やし「何かあれば大東建託に相談」の土壌を作る

大東建託様の導入事例について、詳細な資料をご用意しております。
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大東建託株式会社 様

本社所在地 〒108-8211 東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー21~24階
代表者 小林 克満
設立 1974年6月20日
資本金 29,060百万円
従業員数 8,345名(2021年3月末現在)
事業内容 (1)アパート、マンション、貸店舗、貸工場、貸倉庫、及び貸事務所等の建設業務
(2)入居者斡旋等の不動産仲介業務、及び建物管理、並びに賃貸借契約管理等の不動産管理業務
ホームページ https://www.kentaku.co.jp/新しいウィンドウで表示

[2022年3月掲載]

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

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