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シン・プロビジョンニング機能
ETERNUS AB/HB seriesは、Dynamic Disk Pools(DDP)においてシン・プロビジョニングが利用できます。シン・プロビジョニングは、ストレージ容量を仮想化する技術で、物理ドライブの効率的な活用を可能にします。ボリューム作成時、サーバ側から要求された容量の仮想ボリュームを割り当てますが、その時点では物理ストレージを割り当てません。物理ストレージの割り当ては、ボリュームにへのデータ書き込み時にそのデータ量に応じて割り当てられます。これにより、初期投資の抑制(スモールスタート)、未使用ドライブ搭載数の抑制による運用コスト削減を実現します。
下図では、サーバ側の要求に応じて50TBの仮想ボリュームが割り当てられていますが、ストレージ側には 15TB のプールを割り当てて運用しています。サーバ側から書き込み処理が実行されると、プールの未使用領域から使用容量分の領域を自動的に割り当ててデータを記録します。
シン・プロビジョニングではデータ書き込み用の領域が不足しないように運用する必要がありますが、プールの未使用領域の容量に応じてアラート通知を出すことができ、管理者は通知を受けてプールの拡張をタイムリーに行うことができます。
動作環境
サポートストレージ | ETERNUS AB2100/AB5100 オールフラッシュアレイ
ETERNUS HB series ハイブリッドアレイ |
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