PRESS RELEASE
2018年1月9日
株式会社富士通九州システムサービス
安全性データシート作成支援サービス「ezSDS」に新機能
~外国語変換およびGHS分類ツールに対応~
当社は、日本ケミカルデータベース株式会社(JCDB社)と共同開発したクラウド型の安全データシート作成支援サービス「ezSDS」に外国語変換機能およびGHS分類ツールを標準機能へ追加し、2018年1月末より提供を開始します。
現在、日本では、化学品関連法規に一定条件で抵触する化学製品について、事業者間で譲渡・提供する際、SDS(注1)の提供が求められています。本サービスは、低コストで手軽にSDS作成ができるため、効率的かつ安価にSDSを作成したいという企業様を中心に、数多く採用いただいております。
今回の外国語変換機能追加により、国内向けSDSの英語版が作成可能になり、海外にある現地法人への情報提供や輸出入時における緊急時取扱方法の提示がスムーズになります。また、経済産業省が公開しているGHS混合物分類判定システム(GHS分類ツール)にも対応いたします。
製品名
新機能
- 外国語変換
日本国内の法規制に対応したSDSを日本語で出力する仕様に対し、英語訳が出力できる機能を追加いたしました。
- 本機能により日本で作成した英語訳のSDSを海外の現地法人で活用することで、海外の法規制に対応したSDSへの作り直しを支援します。
- 化学物質製品輸出入時の参考情報として、英語訳したSDSを活用できます。
- GHS分類ツールの対応
事業者による混合物のGHS分類の実施を支援することを目的に、経済産業省はGHS混合物分類判定システム(GHS分類ツール)を公開しております。 以下のGHS分類ツール独自機能に対応いたしました。
- 注意書き絞り込み機能の追加
- GHS分類項目の統合・追加
- 分類根拠の出典設定追加
本製品の特長
- クラウド型による低価格を実現
クラウド型でSDS作成機能を提供しており、投資費用を最小限に抑えることができます。
また、運用費用削減へ貢献できます。
- 最新の「化学物質データベース」の情報を搭載
本サービスは最新のJISに対応しております。さらに、豊富な化学品情報を独自で持つJCDB社と協業し、最新の「化学物質データベース」を提供するために定期メンテナンスを実施しております。
- 専用サポート体制による安心な運用支援
ご契約者様専用のezSDSサポート窓口を用意しております。製品操作からSDS作成に関するお問い合せ全般について、JCDB社と連携したサポート体制で運用を支援いたします。
動作環境
- ブラウザ:Internet Explorer バージョン11以降推奨
- アプリケーション:Microsoft Excel(Office 2010以降推奨)
提供時期
販売価格
- 月額 60,000円~(税抜)
従量制および定額制を採用しており、利用方法により柔軟な対応が可能です。
用語説明
- Safety Data Sheetの略称。安全データシート。化学品の有害性等に関する情報シートで化学品の取引時に提供し、使用者の安全な取扱いに活用します。
関連リンク
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本件に関するお問い合わせ
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電話: 096-287-2122
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