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フィンランドに、完全人工光型植物工場を活用する、農作物の生産・販売を行う新会社を設立

2016年11月29日

富士通株式会社(以下、富士通)(注1)と株式会社富士通九州システムズ(以下、FJQS)(注2)は、Robbe's Little Garden (以下、Robbe's)(注3)との共同出資により、農業ICTシステムを導入した植物工場を活用し、農作物の生産・販売を行う新会社「Fujitsu Greenhouse Technology Finland Oy(以下、FGTF)」をフィンランドで設立し、11月17日に事業を開始しました。 富士通の食・農業分野向けクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution 食・農クラウド Akisai(以下、「Akisai」)」や、LEDを用いた完全人工光、多段式栽培棚、フルオートメーションなど最新技術を導入した植物工場を活用し、2017年度上期より本格生産を開始します。 富士通とFJQS、Robbe'sは、FGTFの事業を通じ、冬季において日照時間が少なく厳しい気候となるフィンランドにおいて、ベビーリーフやリーフレタスなど葉物野菜を中心とした農作物の通年での安定生産・供給を実現します。また、本事業で得られたノウハウやクラウドサービス、生産設備をパッケージ化し、EU圏内でのビジネス展開を目指します。

背景

新鮮な農作物を消費者に供給するためには、消費地に近い場所で生産することが重要ですが、北欧地域では、冬季の日照時間が短く日差しも弱いために、その期間は農作物の生産が困難です。 そこで、フィンランドでは、北欧特有の気候の影響を受けずに農作物の生産が可能な植物工場事業の支援に力を入れていますが、自国の需要を満たす生産量には届いておらず、一部輸入に頼っている現状です。 特に葉物野菜の場合は、主に欧州南部で生産されたものが北欧地域に輸送されているため、収穫から消費者に届くまで時間を要し、鮮度の低下が課題となっています。 フィンランドにおける農作物の通年での安定生産・供給の実現に向け、富士通とFJQSは、フィンランドにおいて植物工場による農作物の生産・販売を行う新会社FGTFを、Robbe’sとの共同出資で設立しました。 なお、本事業は、事業主体となる3社に加え、フィンランド大使館商務部のコーディネイトにより実現したものです。

Fujitsu Greenhouse Technology Finland Oy の概要

FGTFは、「Akisai」を構成する施設園芸向けクラウドサービス「施設園芸SaaS」(注4)や、UECS(注5)を利用し、各種センサー情報の収集や生産施設内の機器制御を行うハードウェア、およびRobbe’sの生産技術を組み合わせて栽培します。 LEDを用いた完全人工光で作物を生育し、その生育状況に合わせて棚を自動で移動させる多段式栽培棚を活用した効率的な栽培を、空調などの設備の自動制御も含め全自動で行うフルオートメーションの植物工場を実現します。 ベビーリーフやリーフレタスなどの葉物野菜を中心に、2017年度上期より本格生産を開始し、2017年内より出荷を開始するとともに、Robbe’sの販売網を活用してフィンランド市場向けにビジネスを展開していきます。 さらに、「施設園芸SaaS」と多段式栽培棚、センサー、LEDなどの生産設備をパッケージとして商品化し、EU圏での展開を目指します。


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図. LED、多段式栽培棚を用いて栽培されている葉物野菜

  1. 会社名: Fujitsu Greenhouse Technology Finland Oy
  2. 設立日: 2016年11月1日(事業開始日:2016年11月17日)
  3. 代表者: 吉岡 真二(富士通株式会社 グローバルサービスインテグレーション部門 ビジネスマネジメント本部 本部長付)
  4. 本社所在地: フィンランド リンドコスキ
  5. 事業地: フィンランド リンドコスキ 敷地面積:約1,300㎡(6段ユニット 栽培面積:約3,400㎡)
  6. 資本金: 2,150,000ユーロ
  7. 株主構成: 富士通 86.4%、FJQS 11.6%、Robbe’s 2.0%

販売目標

2020年度までに累計30億円の売上を目指します。

用語説明

注1 富士通株式会社:
本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也
注2 株式会社富士通九州システムズ:
本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:松井 和男
注3 Robbe's Little Garden:
本社:フィンランド リンドコスキ、CEO:Robert Jordas
フィンランドで施設園芸を行い、農作物の生産販売をビジネスとする会社。売上:約2.5百万ユーロ、従業員数:約20名。
注4 施設園芸SaaS:
センシングによってクラウド上に蓄積された様々なデータを活用し、生産プロセスの見える化や温室の遠隔監視、装置の遠隔制御を実現するクラウドサービス。
注5 UECS:
Ubiquitous Environment Control System(ユビキタス環境制御システム)の略。 日本で唯一の施設園芸標準通信規格。温室・ハウスに設置された各種の環境計測制御機器を相互に接続し、自律分散協調的(スマート)なICT環境計測制御を実現する情報プラットフォーム。

関連リンク


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プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

日付: 2016年11月29日
会社名: 富士通株式会社, 株式会社富士通九州システムズ

本件に関するお問い合わせ

株式会社富士通九州システムズ
未来社会ソリューション本部 ソーシャルICTソリューション部
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