PRESS RELEASE

2019年3月26日
株式会社富士通九州システムズ

「Autodesk CFD」で空気や熱など、目に見えない対象の動きを解析

~開発スピードが向上し、顧客からの信頼とビジネスの拡大に貢献~

半導体の製造に最適な環境を作り出すための装置を開発、販売する株式会社ラスコ様(本社:埼玉県加須市、代表取締役 橋口拓郎氏、以下 ラスコ様)。同社では、設計で蓄積してきた富士通の3次元CADシステム「iCAD MX」、「iCAD SX」の3次元データを活用するため、富士通九州システムズ(以下、FJQS)から熱流体解析ソフトウェア「Autodesk CFD」を導入しました。

解析を通じて空気の流れという目に見えない対象の動きが可視化されたことで、開発スピードが向上し、パターンテストや試作機を作成する頻度も半分程度に削減。試作レスでの開発も可能になりました。また、顧客に対して設計の根拠を示せるようになり、信頼向上にも貢献しています。

背景と導入効果

超精密工作機械、半導体、FPD(フラットパネルディスプレイ)、医薬品産業機器等では、生産品質や効率向上を図るために一定の温度に保たれた空気や水を供給できる高効率・高精度な熱源機が不可欠です。それを可能にするラスコ様の環境チャンバーは、温度・湿度・振動の精密制御によって温度変化が発生しない高効率・高精度な加工環境を実現しています。

同社では、富士通の3次元CADソフトウェア「iCAD MX」と超高速3次元CADソフトウェア「iCAD SX」を導入し、3次元設計への転換を進めてきました。そうして蓄積した3次元データを活用するため2004年に導入したのが、FJQSが提供する熱流体解析ソフトウェア「Autodesk CFD(当時はCFdesign)」です。

外部の専門企業に業務委託していた熱流体解析を「Autodesk CFD」で内製化し、大幅なコスト削減が実現。パターンテストや試作機を作成する頻度は半分程度にまで減少し、試作レスでの開発が可能になるなど、製品開発のスピードが大きく向上しました。また、空気の渦を巻く動きといった見えないものが可視化されたことで、設計者がお客様に設計の根拠を明確に説明できるようになり、信頼の向上とビジネスの拡大にも貢献しています。

今後の展開

ラスコ様では、「Autodesk CFD」の解析結果を理想像として、それに近づける設計をしていくような方向へと転換を進めています。さらに今後は、液体の解析や他の熱を発生させる要素の解析も手掛けるなど、企業方針である「かたちにしていく力」を強みに、世界にまだ無いものを造ることの追求に「Autodesk CFD」を活用していく方針です。

本製品の特長

流体解析の専門家によって利用されてきたCFD(数値流体力学:Computational Fluid Dynamics)を一般の設計者でも簡単に利用できるよう、全く新規に開発された熱流体問題の設計ツールです。多くの3次元CAD対応版が提供されており、また、3次元モデリングカーネルとダイレクトに統合されているため、データの変換なしで、直接、熱および流体の解析をおこなうことができます。

商標について

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