トレーサビリティデータをつなぎ製造過程や取引の透明性を確保
透明性がステークホルダーの信頼を獲得する
様々なモノや情報が、組織や業種、国を越えてやり取りされる現代において、多くの人がそのつながりに安心と安全を求めています。
グローバルに広がるサプライチェーンでは、ステークホルダーが多様で、取引が不確実な状況に陥る可能性が高くなる問題を抱えています。そこで、製造や物流の過程ではトレーサビリティに加え、業務効率化やコスト削減、持続可能性なども同時に実現していかなければなりません。また、取引の過程では売買する人だけでなく、物流や保険などの様々な関係者が信頼できる高いトレーサビリティを実現することが重要となります。
富士通は、多様なステークホルダーが保有するデータをつなぐことで、いつどこで誰がどのようなやり取りしているかを透明で効率的な形で提供し、その履歴を安心と信頼をもたらす追跡可能性を、データドリブン・マネジメントの観点で実現します。
サプライチェーントレーサビリティの確保
環境問題や社会問題への意識が高まる中、企業が提供する製品やサービスには、機能や品質だけでなく、生産・流通過程における環境負荷の低さや公正さなども求められるようになっています。そこで、原材料の生産地、生産方法、保管の状況など、ユーザーが製品を入手するまでの一連のプロセスを透明化し、生産者と消費者をつなぐ仕組みを実現することで、新たな顧客体験を提供することが可能となります。
国際的な取引業務
グローバルな取引では、商習慣の異なる国の取引相手や様々な業者を介した取引を行うため、そのプロセスの透明性確保や価格の適正化などの課題がより深刻になります。
富士通は、高い信頼性と安全性を求められる食品および製造分野、各種製品の輸出入事業などで培ったブロックチェーン技術の活用スキルと実際のユースケースの中で得た業種ノウハウとをベースに、透明性の高い取引を実現します。
高度な循環型経済の促進
従来の経済は、原料調達、生産、消費、廃棄という一方通行の「直線型」の仕組みの上に成り立ってきましたが、「循環型経済」においては、廃棄されていたものがリサイクル・再利用され、材料や製品が無駄なく有効に活用されるようになります。
さらに、モジュラリティの進化により、循環の環は様々な用途や業種に広がっていきます。このため、リサイクル・再利用された製品を安心してお使いいただける、業界横断的なトレーサビリティの仕組み作りが重要になっています。
トレーサビリティについてもっと知る
-
コラム
- カーボンニュートラルは、企業単独からサプライチェーン全体で取り組む時代へ。その実現の鍵とは?
-
セミナー
- 【アーカイブ公開中】透明性とトレーサビリティで業界を変革
-
プレスリリース
- 富士通とSettleMint、ブロックチェーンビジネスにおける戦略的提携により、システム開発を加速し適用分野を拡大
-
セミナー
- 【アーカイブ公開中】ご相談急増中!トレーサビリティを活用したESGへの取り組み
-
ブログ記事
- What can rice teach us about transformation? (英語)
-
ブログ記事
- Using Distributed Ledger Technology (DLT) to enhance business ecosystems (英語)
-
ホワイトペーパー
- Digitally-enabled and Governed Consortia Ecosystems: How to transform, digitally accelerate
and disrupt the foundations of economic fabric (英語)
- Digitally-enabled and Governed Consortia Ecosystems: How to transform, digitally accelerate
and disrupt the foundations of economic fabric (英語)
Data Drivenに関するお問い合わせ・ご相談
お電話でのお問い合わせ
0120-933-200富士通コンタクトライン(総合窓口)
受付時間 9:00~12:00および13:00~17:30(土・日・祝日・当社指定の休業日を除く)
webでのお問い合わせ
入力フォーム当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。