株式会社東急Re・デザイン 様

PC強制シャットダウン機能により長時間労働を抑止
テレワークに向けた働き方可視化の仕組みも構築

導入事例レポート 株式会社東急Re・デザイン 様

2017年、総合不動産管理会社の東急コミュニティーと建築請負会社の東急ホームズのリフォーム事業を統合することで誕生したリフォーム専門会社 東急Re・デザイン様。新会社の設立を機にさらなる働き方改革を推進するためのツールを検討する中、同社では2019年に『FUJITSU Software TIME CREATOR』を導入。建設業界全体の課題となっている長時間労働の抑止と共に、働き方可視化機能を利用した業務の効率化に取り組んでいます。

課題
効果
課題業務効率を向上し、長時間労働を削減したい
効果強制シャットダウン機能により、従業員の時間意識が向上し、長時間労働を抑止
課題夜間勤務など多様な勤務体系に応じて、利用者の負担なくPC利用設定を変更したい
効果サーバー側から各利用者の設定変更が可能になり、負担を軽減
課題今後予定しているテレワークの制度化に向けて、従業員の業務内容を把握したい
効果働き方可視化機能の活用により、チーム全体の業務の把握が容易に

働き方改革の取り組み

制度面での取り組み(整備中)

モバイルPCの整備

  • 社員全員のPC を、持ち運びのしやすいモバイルノートタイプに刷新

テレワークの制度化

TIME CREATORの活用

残業時間抑制

  • 残業を行う際の申請・承認
  • PC の強制シャットダウン

働き方の可視化

  • 自分とチーム内の社員の業務を見える化

導入事例レポート 株式会社東急Re・デザイン 様
東急Re・デザイン様が利用する「働き方可視化機能」

導入の背景

建設業界ならではの長時間労働の削減が課題

東急Re・デザイン様は、東急不動産ホールディングスグループのリフォーム専門会社として、デザイン性の高い空間づくりとトータルサポートを強みに、戸建住宅、マンションからビジネス・商業空間まで、幅広いリフォームサービスを提供しています。建設ラッシュや災害復興などを背景として、人材不足が問題となっている建設業界において、同社でも長時間労働が全社的な課題となっていました。

「昼間の勤務時間帯にお客様訪問などの営業活動や工事現場の施工管理などを行った後、オフィスで報告をして、夜間に事務処理や資料作成を行うという建設業界特有の働き方が長く続いていました」。こう話すのは、同社経営企画部 IT推進チーム マネージャーの羽場崎正弘氏です。

同社では、個人宅のリフォームではお客様の都合に合わせて休日や夕刻の予定が入ったり、一方でオフィスビルなどの改修工事では、夜間における施工管理や立ち会いが発生したりすることも少なくなかったため、従業員の適切な労働時間管理も課題でした。

同社だけでなく、業界全体としても人材不足が課題となる中、人材を確保するためにも働き方改革を実現するシステムが強く求められていたと言います。

もちろん以前からも、夜間の勤務状況を把握するために、同社では働き方改革に先駆けて、グループウェアのメールソフトを活用した労働時間の把握に取り組んでいました。しかし、同じくIT推進チーム 主任 遠藤和良氏は、「当初、メールソフトの起動時刻と終了時刻を利用してログ情報を収集し、トータルのPC利用時間を集計していました。しかしこの方法では厳密な情報の取得は難しく、ログ管理としては十分に機能しないという課題がありました」と当時を振り返ります。

株式会社東急Re・デザイン 経営企画部 IT推進チーム マネージャー 羽場崎 正弘 氏 株式会社東急Re・デザイン
経営企画部 IT推進チーム
マネージャー
羽場崎 正弘 氏
株式会社東急Re・デザイン 経営企画部 IT推進チーム 主任 遠藤 和良 氏 株式会社東急Re・デザイン
経営企画部 IT推進チーム
主任
遠藤 和良 氏

導入のポイント

PC利用抑止に特化した使いやすさを評価

その後、東急Re・デザイン様では、残業時間の削減を進めるために、IT資産管理ツールの機能を利用することになりました。その当時から、設定した時間が来るとPCを強制的にシャットダウンするという運用を行っていたものの、統合型ツールの一機能を用いていたため、汎用性が低いという点がIT推進チームの課題になっていました。

「幅広い機能を活用できる点は良かったのですが、PCの利用抑止に関しては使いにくい面がありました。当時は22時にシャットダウンする設定にしていたのですが、夜間工事などイレギュラーな対応でPC設定を変更するためには、PCを持ってきてもらい、一台ごと個別に設定変更する必要があるなど、非常に手間がかかっていました。また、PCを持ち込めず設定変更ができなかった場合には、夜間にPCが利用できない状況でした」(羽場崎氏)

こうして同社では、新たな残業抑止の仕組みを検討することになりました。他のソフトウェアなども比較検討する中、グループ会社で既に活用実績があったことも後押しとなり、TIME CREATORを導入いただきました。遠藤氏は次のように説明します。

「先行して利用していたグループ会社から高い評価を得ていたことと、サーバー側から各利用者の設定を簡単に変更できる点、PC利用管理に特化しているため動作が軽いという点に魅力を感じてTIME CREATORを導入することにしました。導入後の初期設定も、運用形態にあわせた初期設定のテンプレートが用意されていたので、大変スムーズに進みました。PC利用終了時間に画面を占有するポップアップ機能は、視覚的にもインパクトがあり利用者の時間意識の向上につながっています。また、勤務形態に応じて強制シャットダウン時刻設定が容易にできることも後押しになりました」

こうして同社では、2019年1月より450名の従業員に対してTIME CREATORを導入し、運用を開始しました。

導入効果と今後の展望

業務効率を高めようという意識が高まる働き方の可視化も推進

現在、東急Re・デザイン様ではTIME CREATORの利用にあたって、原則21時にPCがシャットダウンされ、延長申請があった場合でも22時には完全シャットダウンする運用を取り入れることで更なる残業抑止を図っています。

「新たに21時という共通の目安ができたため、『21時までには仕事を終えられるよう、作業効率を高めよう』という意識が高まってきています。現在は繁忙期のため22時まで延長できる設定にしていますが、多くの社員が以前よりも早く帰るようになってきています」と羽場崎氏は残業抑止の効果を語ります。また、サーバー側からの設定管理が容易に行えるようになったため、以前のように利用者に負担をかけることなくの設定変更を容易に行えることも評価いただいたポイントです。

東急Re・デザイン様には、PC利用抑止機能に合わせて、就業時間におけるPCの使用状況をカテゴリ別に分類してグラフィカルに表示できる「働き方可視化機能」を利用いただいています。また同社では、マネージャーだけでなく、部署内のメンバー同士がPC使用状況を確認できる設定にしています。遠藤氏はその狙いを次のように話します。

「人事部門とも検討を重ねた結果、部署内でお互いが刺激し合えるような運用を目指しました。自分の働き方と他のメンバーの働き方を比較することで、より効率的なワークスタイルを考える材料として活用していってもらいたいですね」

カテゴリ毎に色分けされているのでグラフが見やすく、カテゴリもカスタマイズできる同機能は、現在整備中のテレワークの取り組みに向けても活用されていく予定です。

「現在、全社員に対してモバイルPCの配布を進めており、並行してテレワークの制度化を検討しています。テレワークの勤怠管理や勤務内容をどう把握するかは1つの課題点ですが、そういった側面からもTIME CREATORの働き方可視化機能は有用だと考えています。これからもICTを活用しながら、より働きやすい環境づくりを進めていきたいと思います」と羽場崎氏は話し、今後もICTの活用によるさらなる働き方改革の実現が期待されています。

株式会社東急Re・デザイン 様

所在地 東京都世田谷区用賀4-10-1 世田谷ビジネススクエアタワー3F
代表者 代表取締役社長 細田 正典
設立 2017年4月
従業員数 686名(2019年4月時点)
事業内容 マンション、戸建、商業施設を中心としたリフォーム事業を展開
ホームページ https://www.tokyu-re-design.co.jp/

[記載の肩書きや数値、固有名詞などは、取材当時のものです。(取材日:2019年7月)]

本事例に関するお問い合わせ

Webでのお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
ページの先頭へ